ソニーが次世代VRシステム「PlayStation VR2」のデバイスデザインを公開!

2月22日、「PlayStation 5」向けの次世代VRシステム「PlayStation VR2」(以下、PS VR2)のヘッドセット本体とコントローラーの最終デザインがソニー・インタラクティブエンタテインメントから発表された。ヘッドホンやスコープ調整ボタンなどは、初期PSVRと同じ位置に配置されているが、新たにレンズ感距離を調整できるダイヤルが設けられた。他にはどのような機能が追加されたのかみていこう。

改良と新機能にもぬかりなし! 嬉しい機能、新機種は曇らない

PlayStation VR2はどのような改良がなされているのか、早く手に取って体験したい(画像は「PlayStation.Blog」公式サイトより引用)

2022年1月に米ラスベガスで開催された「CES 2022」で本体スペックは明らかにしていたものの、本体デザインについては謎に包まれていた。新たに搭載されたのは、ヘッドセットの快適度を上げるために、両目のレンズ間距離を調節できるレンズ調整ダイヤルだ。これでどんな体格のプレイヤーでもストレスなく楽しめるだろう。また、ヘッドセットを振動させるモーターの搭載、軽量化、蒸れ防止の通風孔を新たに設けるなどバージョンアップしている。新しい機能を追加しながら軽量化を実現することが困難なのは容易に想像できるが、今回この点に着手したのはPlayStation5のサイズに声があがっていたからかもしれない。

安定の流麗なデザイン 白色と黒色を組み合わせた外観で対応機種のカラーリングにマッチ

(Image:mkfilm / Shutterstock.com)

対応機種PlayStation 5のカラーリングにマッチ。インテリアの景観をくずさない

VAIOなどを手掛けたことでも知られるSIEデザインセンターのシニアアートディレクター・森澤有人氏がデザインしたPS RV2。その本体は2016年に発売されたPS VRの形状を踏襲しつつ丸みをプラスした、ソニーが言うオーブ型のデザインで、コントローラー同様白色と黒色にブルーのライトが映え、対応機種の「PlayStation 5」のカラーリングにとてもマッチしている。

設計で注力したのが換気効率の高さで、プレイ時に接眼レンズが曇らないよう二か所に通気孔を設けることで、効果的な換気を実現した。また、本体前面の4つのカメラは、画像認識によってHMDの位置や傾きを検出する「インサイドアウト」形式の要となるようだ。従来製品は外部カメラを用いた「アウトサイドイン」形式だったが、「インサイドアウト」形式だと前面にカメラを搭載する必要があったからだ。森澤氏は今回のデザインの仕上がりに「非常に満足している」とコメントしており、自信のほどが伺える。

価格や発売日はまだわからないが、ディベロッパーなどには既に開発キットが配布されているそうで、市場に出回る日が待ち遠しい。

出典元:PlayStation®VR2とPlayStation VR2 Sense™コントローラーのデザインを初公開【PlayStation.Blog

※サムネイル画像は(Image:「PlayStation.Blog」公式サイトより引用)

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