メルカリの「直接取引」は禁止?規約違反 – 直接取引の場合の支払い方法も解説

メルカリと言えば「らくらくメルカリ便」など、宅配便で商品が届くイメージがあるでしょう。実は「直接取引」も可能なことはご存じですか?利用規約の範囲内であれば、対面での「直接取引」は禁止されていません。

今回はそんな「直接取引」の概要や禁止事項、注意すべきことについてご紹介します。

メルカリの「直接取引」とは?

通常は宅配便などで商品が配達されるのに対し、「直接取引」は商品を出品者と購入者が直接会って取引をすることを指します。

「直接取引」が行われる主な理由には、以下が挙げられます。
●出品者と購入者が受け渡しできる距離であり、配送料を節約するため
●大型商品(自動車など)なため、配達業者を利用できない

商品を手渡しする場合

商品の手渡しは、利用規約にて禁止されていません。特に「中古自動車」などの取引は、受け渡しや商品状態の確認に「対面」が必要となります。

手渡しで対応する場合、商品は「配達」されないため、配送方法を「未定」に変更する必要があります。

商品を手渡しする場合

手渡しでの取引が決まり次第、出品者は配送方法を未定にする必要があります

なお商品の手渡しを行う場合には「出品者と購入者、双方の同意が必要」です。同意がない状態での直接取引は、規約でも禁止されています。

相手口座への直接振り込みは禁止

直接取引の場合でも、支払いはメルカリを通じて行う必要があります。万が一、メルカリの取引を使わない支払いを実施した場合、利用制限や強制退会などのペナルティを受けることがあります。

もし出品者から「対面時に現金決済をする」ことを提案されたとしても、絶対に応じないようにしましょう。

メルカリの直接取引の流れ

直接取引を行う場合、以下のような流れになります。

1.出品者にコメントや取引メッセージで直接取引(商品の手渡し)をしたい旨を伝える
2.出品者と手渡しについて合意をもらう
3.受け取りの日付や受け渡し場所を確認する
4.支払いをメルカリにて行う
5.指定して日付、場所で商品を受け取る

メルカリの直接取引の流れ

直接取引を行う場合、出品者に「コメント」や「取引メッセージ」にて直接取引の希望を伝えましょう

外部SNSなどへの誘導はNG

受け渡し場所などの相談は必ずメルカリにて行いましょう。

メッセージのやり取りを外部のSNS(LINEやTwitter、Instagramなど)でするように誘導するのは禁止事項に該当します。

直接取引の場合も「支払い」はメルカリ上で行う

繰り返しにはなりますが、支払いは必ずメルカリ上にて行う必要があります。メルカリ外で支払いをすると、メルカリが支払いの事実確認を行うことができないため、補償なども受けることができません。

メルカリの直接取引についてよくある質問

直接取引について、よくある質問を以下にまとめてみました。

「メルカリアッテ」を利用した直接取引も規約違反?

以前は「メルカリアッテ」という直接取引ができるサービスがありました。しかし、2018年5月31日をもってサービスは終了しています。そのため、現在はメルカリにて直接取引専用のサービスは用意されていません。

直接取引を行う場合、取引場所はどのようなスポットがいい?

商品の受け取り場所は出品者、購入者共に気を付ける必要があります。

人通りの少ない路地や、夜間帯の受け渡しは大変危険です。可能な限り、以下の条件を満たすような場所、時間帯で取引を行いましょう。

●駅やショッピングモールなど、人通りの多い場所
●午前中から夕方までの明るい時間帯

まとめ

今回はメルカリの「直接取引」における禁止事項や注意点についてご紹介しました。基本的にはメルカリは配送業者を通じて商品をお届けするものです。「直接取引」自体、例外な対応になるため、今回ご紹介したような禁止事項が多くあります。

やむを得ない場合は仕方ないですが、トラブルに巻き込まれないためにも、できる限り通常の方法で取引を行うことをおすすめします。

オトナライフ編集部
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