iPhone SE(第3世代)はどのキャリアで買うのがいちばんお得なの? 4大キャリア+サブキャリア価格まとめ

2022年3月18日に発売される「iPhone SE(第3世代)」。Apple Storeでの販売価格は5万7,800円〜と発表されているが、実は各キャリアごとに価格や割引条件はかなり異なっている。そこで今回は、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルおよびサブキャリアにおけるiPhone SE(第3世代)の価格や割引キャンペーンなどをまとめてみた。果たして、iPhone SE(第3世代)はどこで買うのがいちばんお得なのだろうか?

待望のiPhone SE(第3世代)はどのキャリアで買うのがお得?

2022年3月18日に発売される「iPhone SE(第3世代)」は、待望の高速5G回線対応なうえにiPhone13と同じA15 Bionicチップを搭載。しかも、64GBモデルなら5万円台から購入できるので人気が出るのは必至。

でも、大手キャリアで買う場合は、24~48回分割支払いして2年後に端末を返却することで実質半額になる残価設定型プランや、MNP乗り換えや新規加入などの条件によって値引きが受けられるため、実質価格はかなり違う。

そこで今回は、4大キャリアのドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルおよび、サブキャリアのUQ mobileとY!mobileにおけるiPhone SE(第3世代)の価格と割引キャンペーンをまとめてみた。

ちなみに、Apple StoreではSIMフリー版iPhone SE(第3世代)を分割手数料0%の24回払いで購入することも可能となっているが、大手キャリアの複雑な割引やキャンペーンも含めて、いったどこで買うのがいちばんお得なのか検証してみよう。

(Image:apple.com)

コンパクトで低価格な「iPhone SE(第3世代)」。ようやく5Gにも対応したほか、iPhone 13と同じA15 Bionicチップ搭載しながら5万円台から購入できるので、人気が出るのは間違いない

iPhone SE(第3世代)販売価格比較(割引なし)

まずは、AppleStoreと各キャリアの割引なし価格を比較してみた。楽天モバイルだけが全モデルAppleStoreと同価格だが、それ以外のキャリアではかなり割高なのが分かる(編集部調べ)

●Apple Store「iPhoneストア」(公式)→こちら

ドコモは「5G WELCOME割」と「いつでもカエドキプログラム」が適用可能

ドコモの価格設定はApple Storeの販売価格よりかなり高く設定されており、256GBモデルでは2万円近く高いが、ドコモでは残価設定型の24回払い「いつでもカエドキプログラム」を適用できる。

「いつでもカエドキプログラム」は、あらかじめ設定された24カ月後の端末の価格(残価)を差し引いた値段で23回払いするため、月々の支払いが安く済む仕組み。23カ月目で端末を返却すれば残価は支払わなくてよいので、実質半額で2年間利用できるというわけだ。

64GBモデルは6万5,230円だが、「いつでもカエドキプログラム」適用なら残価は3万1,920円なので、分割払いで支払うのは3万3,310円となる。しかも、他社3G/4G/5Gから5G対応機種に乗り換える(MNP)ときは「5G WELCOME割」が適用されるため、一律2万2,000円引きになるのだ。

ちなみに、64GBモデルで「5G WELCOME割」を適用すると4万3,230円になるが、同時に「いつでもカエドキプログラム」を適用できるので、23カ月目に端末を返却すると実質負担額は1万1,310円まで下がるのである。

ドコモのiPhone SE(第3世代)価格

AppleStoreのほうが一括価格は安いが、ドコモなら残価設定型の24回払い「いつでもカエドキプログラム」を適用できる。また、他社3G/4G/5Gから5G対応機種に乗り換える(MNP)ときは2万2,000円引きの「5G WELCOME割」も適用される(編集部調べ)

●ドコモオンラインショップ「iPhoneSE(第3世代)」(公式)→こちら

auは「5Gスマートフォンおトク割」と「スマホトクするプログラム」が適用可能

auでもApple Storeの販売価格よりかなり高く設定されているが、残価設定型の24回払い「スマホトクするプログラム」が適用できる。

たとえば、au Online Shopでは、25カ月目までに端末を返却すると、64GBモデルの場合は実質3万4,615円で2年間利用できることになるのだ。

また、auの5G回線プランを、新規契約かMNPで乗り換えてiPhone SE(第3世代)購入すると、「5Gスマートフォンおトク割」を適用できるが、これは、新規契約で1万1,000円割引、MNPで乗り換えると2万2,000円が割引されるほか、22歳以下が新規加入するとau PAYに最大1万円(不課税)相当がポイント還元される。

なお、auユーザーが機種変更する場合でも「5G機種変更おトク割」が適用できるので、5,500円引きで購入可能だ。

たとえば、「5Gスマートフォンおトク割」を適用して2万2,000円割引を受けたうえで、「スマホトクするプログラム」を適用すると、実質負担額は64GBモデルの場合で1万2,615円まで下がる。

auのiPhone SE(第3世代)価格

auも残価設定型の24回払い「スマホトクするプログラム」が適用できる。ほかにも「5Gスマートフォンおトク割」適用で最大2万2,000円割引されるほか、auユーザーが乗り換える場合でも「5G機種変更おトク割」で5,500円割引される(編集部調べ)

●au Online Shop「iPhoneを予約・購入する」(公式)→こちら

UQ mobileは、MNPか新規契約か、そして「増量オプションII」加入の有無で割引額が変わる

auのサブキャリア「UQ mobile(ユーキューモバイル)」のオンラインショップでは、povo2.0からの乗り換えを含むMNPか、新規契約してiPhone SE(第3世代)を購入すると、「オンラインショップ おトク割」が適用される。

ただし、実際の割引額は「増量オプションII」に加入するかどうかでも異なってくる。これは「くりこしプラン +5G(S/M/L)」の月間利用可能データ量を追加できる月額550円のオプションだが、1年間無料キャンペーン中なので最大13カ月間は無料で利用できる。

少々ややこしいが、新規契約者で「増量オプションII 加入なし」なら6,600円引き、「増量オプションII 加入あり」は1万1,000円引きに。

MNP乗り換えで「増量オプションII 加入なし」なら1万7,600円引きで、「増量オプションII 加入あり」は最大の2万2,000円引きとなるのである。

UQ mobileのiPhone SE(第3世代)価格

割引額はMNPか新規加入か、「増量オプションII」加入の有無で変化し、最大で2万2,000円引きされる(編集部調べ)

●UQ mobileオンラインショップ「iPhoneSE(第3世代)」(公式)→こちら

ソフトバンクは48回分割払いの「新トクするサポート」が適用可能

ソフトバンクでは「新トクするサポート」が適用できる。「新トクするサポート」とは、ソフトバンクの直営店において48回払いでiPhone SE(第3世代)を購入し、25カ月目までに端末を返却すると、残金を支払わなくてもいい仕組み。

これにより、64GBモデルなら実質2年間はピッタリ半額の3万3,480円で利用することができるのだ。

ソフトバンクのiPhone SE(第3世代)価格

ソフトバンクは48回払いの「新トクするサポート」を適用するかどうかがカギになる。一括購入するならApple Storeで買ったほうがお得かも……(編集部調べ)

●ソフトバンクオンラインショップ「iPhoneSE(第3世代)」(公式)→こちら

Y!mobileはオンラインストアで購入すると自動的に値引きされる

ソフトバンクのサブキャリア「Y!mobile(ワイモバイル)」では、オンラインストアにおいて、新規契約かMNPで乗り換えたうえでiPhone SE(第3世代)を購入すると、自動的に2万1,600円も割り引かれる。

ただし、ソフトバンクとLINEMO、あるいはソフトバンク回線を利用する格安SIMからのMNP移行では、端末の割引は適用されないので注意しよう。

なお、Y!mobileユーザーが機種変更する場合は一律7,200円引きされるが、それだとAppleStoreで購入したほうが安くなるので注意したい。

Y!mobileのiPhone SE(第3世代)価格

Y!mobileでは、新規契約かMNP乗り換えでiPhone SE(第3世代)が2万1,600円値引きされる。AppleStoreよりもシンプルに1万円ほど安く買えるのはありがたい(編集部調べ)

●Y!mobileオンラインストア「iPhone SE(第3世代)を購入」(公式)→こちら

楽天モバイルなら、4つのキャンペーン適用で実質0円になる場合も!

楽天モバイルは4大キャリアのなかで、唯一Apple Storeと同価格でiPhone SE(第3世代)を販売している。それだけでもかなりお得だが、ほかにもお得な制度やキャンペーンがたくさん用意されている。

まず、iPhone SE(第3世代)を「楽天カード」の48回払いで購入すると、自動的に「楽天モバイル iPhoneアップグレードプログラム」が適用される。このプログラムを使って25カ月目に端末を返却すると、ほぼ半額で2年間iPhone SE(第3世代)を利用できるのだ。

また、iPhone SE(第3世代)は2022年3月18日から楽天モバイルショップ、楽天モバイル公式Webサイト、楽天モバイル公式 楽天市場店で販売されるが、iPhone SE(第3世代)が対象になるキャンペーンが実施され、最大3万5,000ptが付与される。

キャンペーンは「【Rakuten UN- LIMIT VI お申し込み特典】だれでも 5,000ポイントプレゼント」「他社から乗り換え限定!『新製品』発売記念キャンペーン」「【10分(標準)通話かけ放題】はじめてのお申し込み&ご利用で5,000ポイントプレゼントキャンペーン」「iPhoneアップグレードプログラム適用で5,000ポイント還元キャンペーン」の4つで、すべてを適用するには、新規で楽天モバイルにMNP乗り換えた人が、48回分割払いすることが条件になる。

もし、すべてのキャンペーンを適用できると実質64GBモデルが0円に! 128GBモデルも196円、256GBモデルは6,700円という驚きの価格で入手できるのだ。

楽天モバイルのiPhone SE(第3世代)価格

楽天モバイルはApple Storeと同じ価格で、48回分割払いが適用できるほか、4つのキャンペーンをすべて適用すると、64GBモデルが実質0円で購入できるのが凄い!(編集部調べ)

●楽天モバイル「iPhone SE(第3世代)の販売価格について」(公式)→こちら

※サムネイル画像(Image:apple.com

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文=すずきあきら/編集・ライター

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