メルカリを使った驚きの積読解消術とは!? こうすれば新刊を気軽に買える!?

読書が趣味の皆さんは、月にいくらぐらい本にお金をかけているだろうか?

近年は本屋や図書館に行かずとも、ネット通販や電子書籍で欲しい本を買う人が圧倒的に増え、自宅にいながらにして、様々な本を手に取ることが出来る良い時代である。筆者も読書は大好きだが、電子書籍のクレジット決済を一括で見ると、月に10万近く本にお金を使っていた経験もあり、明細を握りしめつつ、自分の財布の緩さに愕然としたことがある。

2022年3月15日に投稿された、マグ(@OnebookofMAG)さんの「書籍代の節約として、読んだ本はメルカリに出す。また、買ってすぐメルカリに出品することで、同時に積読対策も行っている」という内容のツイートは、これを見た多くのツイッターユーザーに衝撃を与えた。今回は、そんなマグさんのツイートに寄せられた様々な意見をご紹介したい。

気になる一か月の読書代!

普段から読書が趣味のマグさん。その読書量の多さからか、周りの友人知人たちも、一か月のマグさんの読書代が気になっている様子。よく聞かれる質問のひとつとして、マグさんはツイッターのフォロワーたちに向け、ある日このようなツイートを投稿した。

このツイートが投稿されるや否や、瞬く間に「いいね」が付き、考えもしなかった目から鱗の節約術に、多くの読書好きから「なるほど!」、「参考にさせていただきます!」、「理想的な本のサイクルですね!」などの共感の意見が続々とあがった。

期限を決めた読書が積読対策に!

また、マグさんはこちらのツイート内で、「新刊なら7割ほどの金額が手元に戻ってくる」とも言っており、メルカリ内でもそれなりに新しい本の需要は高いようだ。さらにマグさんは、「買った瞬間にメルカリに登録し、売れる前に読むことで積読対策を行っている」という衝撃のライフハックも付け加えている。これに対しては、さすがのツイッターユーザーたちからも、「スリルな読書だ」という声や、「驚きの速読術!」といった感想が飛び交った。

中には、「読む期限が決まっていいですね!」との前向きな意見や、「手持ちを作らないということか」と、マグさんの読書サイクルの仕組みそのものに衝撃を受けるツイートも見られた。これに対しマグさんは、「手持ちを作ると、家が本で埋まりますw」と答えており、本好きが一度はぶつかる「本棚足りない問題」や「捨てられない本で足の踏み場消失問題」の対策も、同時にサラッと行っていることを匂わせた。

別れよりも、出会いを大事に

しかし、本好きとしては、「きっとまた読み直したい気持ちに襲われてしまう」との意見もあり、筆者もこれには共感せずにいられなかった。こういう「いつか」「また」「どこかのタイミングで」という思いが邪魔して、本は部屋に積みあがっていくのである。しかし、このツイートに対してマグさんは、そんな時は「また買えば良いのです」と優しく諭した。

新しい本と出会うには、物理的にも空間がなければ話にならない。本との別れを惜しむより、新しい本との出会いを優先し、もしもまた昔の本に会いたくなったら、その時に買い直せばいいじゃないかという、シンプルかつ整った思考。さすがマグさんである。

今、外出自粛の影響やテレワークが増えたことで、家の片づけや部屋の断捨離が一大ブームとなっているが、普段からマグさんの家は、私の部屋のように妙なものは転がっておらず、きっと綺麗に整っているに違いない……と、筆者は確信した。

メルカリを使って楽しい読書ライフを!

本日ご紹介した、メルカリをうまく利用し、新刊をリーズナブルな価格で楽しむというマグさんのライフハックはいかがだっただろうか。

メルカリは、出品から購入者とのやり取り、梱包・発送まで自分ですべてやらなければいけない分、古本屋に持ち込むよりも高値で売れる可能性が高い。もちろん、本にはそれぞれ相場があるが、自分の納得した価格で売りに出すことが出来るので、非常に使い勝手のいいツールだと言える。マグさんの言うように、出たばかりの新刊はもちろん、アニメ・実写化などのタイミングで売りに出せば、次の新しい本を買う資金になること間違いなしだ。

また、メルカリはユーザー層が幅広いので、若干マニアックな古い本などでも、喉から手が出るほど探し回っている人が日本のどこかにいるのも事実。あなたの本棚に眠っているニッチな本が、次は誰かの宝物になるかも知れない。本を売る際にメルカリを活用する場合は、どのタイミングで売ればいいかという需要や相場をしっかりと見極め、楽しい読書ライフを過ごしていただきたい。

花澤瑠衣(はなざわ・るい)
編集/ライター。猫が好き。趣味は読書と酒。数年間のハイボールブームを終えて、現在は空前の芋ロックブームを迎えている。おすすめの焼酎は、だいやめ。
Instagram:@lui0710

文=花澤瑠衣/編集・ライター

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