月100GBプランなら格安SIMや楽天モバイルという選択肢もあるの?
100GBで月額4,950円のahamo大盛りだが、ライバルの料金プランはどうなっているのだろうか?
まず、auの「povo2.0」は基本料無料でトッピングを追加するスタイル。データトッピングは20GB(30日)で2,700円、60GB(90日間)で6,490円、150GB(180日間)は1万2,980円だ。1カ月単位ではないので単純には比較できないが、ahamo大盛りより割高になることが多いだろう。
それなら格安SIMはどうか? 実は100GB以上の大容量プラン(音声通話付)を提供している格安SIMは非常に少ない。
たとえば、「LinksMate」の100GB(音声通話付)プランは月額8,305円だ。特定のゲームがカウントフリーになるとはいえ、月額料金はドコモの無制限プラン「5Gギガホプレミア」のほうが安くなる。
唯一、ahamo大盛りに対抗できるのは楽天モバイルだろう。楽天モバイルでは段階制のワンプランで、20GB以上は無制限となり月額3,278円という低価格。
ahamo大盛りよりも安く利用できるが、楽天モバイルは4Gエリアの人口カバー率がいまだ96%なので、接続に多少不安が残る。
このようにahamo大盛りは、月100GBのプランとしてはかなり格安でお得感があることがお分かりいただけるだろう。

基本料無料のpovo2.0は、データ通信量を自由にトッピングできるプラン。しかし、データトッピング180GB(180日間)は1万2,980円なので、1カ月あたり25GBで1カ月の平均料金は約2,163円という計算になる
●povo2.0(公式)→こちら

特定のゲームがカウントフリーになるユニークな「LinksMate」。100GB(音声通話付)プランは月額8,305円で提供されている
●LinksMate(公式)→こちら

楽天モバイルは段階制のワンプラン。20GBを超えると無制限となり月額3,278円で利用できるが、エリアが狭く接続にはやや不安が残る
●楽天モバイル(公式)→こちら
まとめ
いかがだろうか? ライバルが小容量プランを投入しているなか、ahamoはその逆を行く100GBの大容量プランを打ち出してきた。
しかし、よく調べてみると、意外とドコモの狙いは悪くないことがお分かりいただけるだろう。しかも、料金はかなり割安である。
もし、一人暮らしで自宅に固定回線がなくスマホで動画を見ている。あるいは、毎月スマホのデータ量が足りなくなって追加しているような人であれば、ahamo大盛りはかなり魅力的な料金プランとなるだろう。