35歳以上が選ぶ「新社会人あるある」ランキング、1位は誰もが通る道?「あるある」と笑っていられない内容も…

バイドゥ株式会社が提供する日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」は2月15日~28日、「新社会人あるある」についてのアンケート調査を実施。その結果のトップ10をランキングにして発表した。

今回の調査対象は、上司世代と言える35歳以上の男女890名。これまでZ世代を対象とした調査を中心に行ってきた「Simejiランキング」としては、82回目となる今回は異例とも言える調査だった。一体、どのような結果となったのだろうか。

さっそく調査結果を紹介していこう!

新卒の同期の絆は特別なものだ

上司世代の新社会人あるある第10位は、「『同期最高!』と同期の大切さを実感」だった。入社したばかりの頃は、新人研修などで同期同士顔を合わせる機会も多い。企業によっては泊り込みの研修を行うこともあるようだ。そこで先輩に聞きにくいことを同期に聞いたり、新入社員ならではの悩みを相談し合えるのも同期だから。また、若手の頃に入れる社員寮で共同生活を送るなどすれば、より同期同士の結束が強くなること間違いなし。

続く第9位は、「『こんなに敬語って難しかったか?』と思う」だった。「わかりました」という思いを伝えたいだけなのに、同僚には「了解しました」、上司やお客様には「承知しました」などの使い分けが必要だ。尊敬語、謙譲語や丁寧語は学校で習ったはずなのに、学生の時は使う機会もなかったのでとっさのときに間違った使い方をしてしまうなんてことも、あるあるだ。

そして第8位は「がむしゃらにメモをとる」だった。何もかもが新しく、覚えることが多い新入社員時代。うっかりメモを取り忘れると、後からの情報に更新されて「さっき何て言われたんだっけ?」となってしまうことも多々。また、メモを取っていなかったら、上司や先輩から注意されることもあったりなかったり……。いずれにしても、メモは取りつつ一生懸命な姿勢を示すのも、新入社員として大切なことなのかもしれない。Z世代の新入社員では、紙でなくスマホでメモを取るという人もいるかもしれないが、それに慣れていない上司もいるかもしれないので、一言断りを入れるのが良さそうだ。

そして第7位は「同期がとても優秀にみえる」だった。同期の社員たちが自分より優秀に見えるという現象は、新入社員の頃にはあるあるの現象だ。しかし、みんな同じ選考基準で合格しているので、自信を持って。

第6位は、「電話を取るスピードが大事」だった。決まっているわけではないのだが、なぜか「電話は新入社員がとるもの」という雰囲気はどの会社でもあるあるなのでは?しかし、新入社員が電話対応してくれると、他にやるべき仕事を抱えている上司や先輩は助かるはず。初めは電話の相手の社名が聞き取れなかったりすることもあるだろうが、みんな最初は同じ。とにかく積極的に電話対応して慣れるしかない。

そして第5位は「初任給で家族にプレゼント」だった。一生に一度しかない「初任給」は、家族に感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ったり、ちょっと豪華な食事に招待するなどする人が多いようだ。これにはご家族も喜ぶこと間違いなし!

そして第4位は、「早くボーナスが欲しい!!」だった。社会人の醍醐味といえば、やはりボーナス。入社して最初のボーナスは少ないものの、一人前になる前の期待を込めて会社がくれるものだと感謝の気持ちを忘れないようにしたいものだ。同期同士で最初のボーナスは何に使うかなど夢を膨らますのも楽しい時間だろう。

そして、いよいよトップ3の発表!

今も昔も、あるあるの内容は大きく変わらないのかも(「バイドゥ株式会社」調べ)

第3位は「休日が寝るだけで終了」だった。入社したての頃は、仕事を覚えたり新しい人間関係を作ったりと慣れないことが続き。体力的にも精神的にも負担がかかるので、休日はしっかり休んでパワーチャージしたという人が多かった。

第2位は「思ったよりも給与額があがらないことに気づく」だった。入社してしばらく経ち、「あれ?」と思う人も多かったようだ。社歴が長くなるほど給与額も比例して増えるイメージがあるかもしれないが、現実はそう甘くない!?あまりに心配な場合は、人事部や上司に相談してみるのも良さそうだ。会社の昇給基準が分かれば、頑張りどころが明確になるかも。

そして、第1位に選ばれたのは、「給与から引かれる税金の額に驚く」だった。初めて給与明細をもらった時、社会人になった実感と同時にやってくる感情、それは「手取り額少なっ!」だ。総支給額から、健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険・所得税などの税金が差し引かれてちょっと残念な気持ちにもなるが、将来のため、日本のための差し引き額だと思って諦めるより他ない。

上司世代の新社会人あるあるのランキングは以上の通りだった。10位「『同期最高!』と同期の大切さを実感」や7位の「同期がとても優秀にみえる」など、同期入社の仲間とのつながりに関する内容もあったりと、ある程度の社会人歴を経てきた人からすると「あるある」と思える内容が並んだ。

しかし、3位の「休日が寝るだけで終了」や2位「思ったよりも給与額があがらないことに気づく」をはじめ、「そんな労働環境を作っている上司」に不満の矛先が向きそうな内容もちらほら……。そのあたりは上司側も「あるあるー」と笑っているだけだと、「改善しないお前らのせいだろうが」と不満が爆発するきっかけになりそうな気がしないでもない。上司世代は、離職率ダウンを目指すべく改善の措置を取るべきかもしれない。

出典元:上司世代が選ぶ!! Simejiランキング 新社会人あるあるトップ10【Simeji

オトナライフ編集部
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