1990年代半ばから2010年代に生まれたZ世代。これからの時代を切り開いていく世代であり、彼らの考え方や行動は何かと注目される。オジサン世代からするとビックリする行動や考え方も多く見られ、ジェネレーションギャップを感じることも多いだろう。そんな彼らにとって、どんな生活スタイルが「ふつう」なのだろうか。今回は「Z世代 ひとり暮らしの生活事情」の調査結果から、買い物の支払い方法についての結果を見ていこう。
Z世代のサイフには現金がほとんど入っていない!?

Z世代といえば四六時中スマホを手放さないイメージだが…
不動産業を展開するFJネクストホールディングスは2月、首都圏在住の、独身・ひとり暮らしの18歳~26歳の男女400人を対象に「Z世代 ひとり暮らしの⽣活事情」のアンケート調査を実施した。今回紹介するのは「買い物をした場合の主な支払い方法はどれですか?」という質問に対する答え。キャッシュレス化が進んでいることを実感する場面は多いが、Z世代の支払い方法はどのようなものが主流なのだろうか。
まず3位は「現金」。長く経済活動の中心にいるといっても過言ではない現金がいきなり登場している。しかもその割合は14.8%と2割にも満たなかった。「金は天下の回りもの」ということわざも、もはや風前の灯火といったところか。
ここで現金が出てくるとなると、残るはクレカかスマホ決済か、という結果になりそうだが、果たしてこの2つはどちらが主流なのだろうか。