モバイル決済とクレカが約8割

圧倒的かと思われたモバイル決済だが、クレカ決済が半数以上を占める結果に
続いて2位は「モバイル決済」で24.0%。約4人に1人がスマホでの決済で買い物することが多いということになる。コンビニなど少額の買い物でも利用しやすく、クレカや銀行口座と紐づけて利用できることから使いすぎることも少ない。Z世代の外出時は、サイフよりスマホを忘れる方がダメージは大きいといえるかもしれない。
栄えある1位は「クレジットカード」で55.3%。半数以上の人がクレカを主な支払い方法として回答した。思ったよりQRコード決済に偏重しているわけではなさそうだ。確かに、モバイル決済は使えないけどクレカは使えるというお店は多く、クレカが使えないお店の方が少数かも。ひと昔前は、大きな額面でないとクレカを使いにくい風潮があったように感じるが、Z世代が現金を持ち歩いていないとしたら、「少額だろうとクレカで支払い」が普通の感覚なのかもしれない。
いかがだろうか。同社は「コロナ禍で接触の少ないキャッシュレスな支払い方法が広がったが、このZ世代の動きをみると、近い将来、紙幣や硬貨を目にすることもなくなっていくかも」とコメントしている。日本の貨幣の登場は683年の「富本銭」といわれているが、今は貨幣の歴史が大きく変わる節目といえるのかもしれない。
出典元:「Z世代 ひとり暮らしの⽣活事情」アンケート(PDF)【株式会社FJネクストホールディングス】