今や小学生をはじめとした若い世代に人気の職業となった「YouTuber」。社会人でも副業として始めてみたい、なんて考えている人もいるだろう。そんなYouTuberにとって、より多くの人を惹きつけるために欠かせないのが、動画の“編集技術”だ。映像を繋ぎ合わせ、テロップをつけたり、エフェクトを使ったり。より見やすく分かりやすく面白い動画に仕上げるために、さまざまな工夫を凝らしている。そこで、今回は「編集が面白い・すごい！と思うYouTuberのランキング」を紹介していく。
企画力と編集力で視聴者を夢中にさせる人気YouTuber
（Image:Diego Thomazini / Shutterstock.com） YouTubeを見始めるとついつい見入ってしまう、なんて人も多いのでは
日本トレンドリサーチと株式会社filmentsは2022年3月に共同で「編集が面白い・すごいYouTubeチャンネルに関するアンケート調査」を実施、結果をランキング形式で発表した。対象となったのは普段YouTubeを視聴している全国男女500人。ここではそのランキングの一部を抜粋して紹介する。
第6位は「はじめしゃちょー（hajime）」で11票。チャンネル登録者数1,010万人（2022年3月29日時点、以下同）、国内でトップクラスの人気を誇るYouTuberだ。最近では3億円の豪邸を購入したことでも話題になった。
15票を獲得し同率第4位となったのはチャンネル登録者数474万人の「ヒカル（Hikaru）」と登録者数636万人の「東海オンエア」。アンケートのコメントを見てみると、ヒカルを選んだ人の理由として「字幕の付け方がすごい」「編集がしっかりしている」などが上がり、東海オンエアは「企画も面白いし、メンバーそれぞれの編集も上手」「凝った演出の時はしっかり編集するのに手を抜くところは抜いていてとても面白い編集の仕方だと思う」などといった意見が上がっていた。
ギネス記録を持つインフルエンサーを抑え、ダントツの第1位は？
2位以下に大差をつけたヒカキン、小中学生に人気が高いのも納得だ（「日本トレンドリサーチ」調べ）
第3位はチャンネル登録者数460万人「中田敦彦のYou Tube大学」で18票を獲得。お笑い芸人「オリエンタルラジオ」の中田さんが運営する教育系YouTubeチャンネル。教育系とあって分かりやすくすっきりとした編集が高評価につながっているようだ。
第2位はチャンネル登録者数172万人の「もちまる日記」で21票。日本一のペットインフルエンサーとして大人気なスコティッシュフォールドの「もちまる」。2021年9月には「YouTubeで最も視聴された猫」としてギネス世界記録に認定されたほど。もちまるの愛らしさが際立たせる高い編集技術がその人気を支えているのだろう。
そして、69票も獲得しダントツの第1位となったのは、チャンネル登録者数1,060万人「HikakinTV」だった。幅広い世代から支持され、特に小学生や中学生から絶大な人気を誇るヒカキン。誰でも分かりやすく楽しむことができるように見やすい編集が施されている。アンケートでは「子どもが夢中になってみるくらい面白い編集をしているから」「引き込んでいく編集の作り方がすごい」など絶賛の声が多数上がっていた。
以上、編集が面白い・すごい！と思うYouTubeチャンネルランキングの上位6位までを紹介した。やはり上位を占めていたのは、あまりYouTubeを見ない人でも知っているような有名YouTuberたち。最近ではテレビ出演なども増えてくるなど、彼らの活躍の場はますます広がってきている。動画編集のクオリティも全体的にどんどん底上げされ、テレビのバラエティ番組並みの編集が楽しめる動画チャンネルが今後も増えていきそうだ。
出典元：「編集が面白い・すごい！」と思うYouTubeチャンネルランキング！第8位は「平成フラミンゴ」【日本トレンドリサーチ】
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※サムネイル画像は（Image:「日本トレンドリサーチ」プレスリリースより引用）
