Windows 10などのパソコンの画面は、スクリーンショット機能を使えば簡単に画像として保存できるようになっている。とても便利な機能ではあるが、今回は、Windows 10でスクリーンショットができない場合の原因と対処法について解説していく。
【Windows 10】スクリーンショットの使い方は？
Windows 10のスクリーンショット機能は、具体的にどのような場合に使うのだろうか。そこでここでは、Windows 10のスクリーンショット機能の使い方について解説していく。
・パソコン画面を画像として保存できる
（Image:Thannaree Deepul / Shutterstock.com） Windows 10などのパソコンの画面は、スクリーンショット機能を使えば画像として保存できるようになっている。例えば、インターネットのサイトで会員登録をした場合に、ログイン情報を忘れないために、スクリーンショットすることでIDやパスワードを画像として保存することも可能だ。わざわざ、メモを取らなくても、スクリーンショットで画像として保存されるので、非常に便利な機能と言える。
【Windows 10】スクリーンショットができない原因と対処法
スクリーンショット機能を使えばWindows 10などのパソコンの画面を画像として保存できるので便利だ。しかし、何らかの理由でスクリーンショットができない場合がある。そこでここでは、Windows 10でスクリーンショットができない原因と対処法について解説していく。
【原因①】キーボードに「PrintScreen」キーがない(表記が違う場合)
Windows 10でスクリーンショットができない原因①は、キーボードに「PrintScreen」キーがないことだ。スクリーンショットを撮る方法は、パソコンのキーボードにある「PrintScreen」キーを押すことでできるようになっている。
しかし、パソコンによっては、必ずしも「PrintScreen」キーとは限らない。それは、「PrtSc」キーという短縮した形の表示になっているパソコンもある。キーボードの大きさが小さい場合は、「PrintScreen」キーと表示しきれないため、どうしても短縮した表示になってしまうのだ。
【原因②】キーボードに「PrintScreen」キーが完全にない
Windows 10でスクリーンショットができない原因②は、キーボードに「PrintScreen」キーが完全にないことだ。先程スクリーンショットを撮る方法として、「PrintScreen」キーを利用すると説明したが、パソコンによっては、キーボードのスペースの関係で、「PrintScreen」キーのないものもある。
そういった場合、スクリーンショットを撮る方法はWindows 10に標準搭載されている画面のスクリーンショットができるツール「切り取り＆スケッチ」を起動することで、スクリーンショットが可能になる。「切り取り＆スケッチ」を使ってスクリーンショットを撮る方法は「Windows」キーと「Shift」キーと「S」キーを同時に押して起動し、キャプチャしたい範囲をマウスで選択しよう。キャプチャした画像はスケッチしたり、保存したりできる。
【原因③】「PrintScreen」キーと「Fn」キーを両方押す必要がある
Windows 10でスクリーンショットができない原因③は、「PrintScreen」キーと「Fn」キーを両方押す必要があることだ。パソコンによっては、「PrintScreen」キーだけではスクリーンショットができないものもある。「PrintScreen」キーを押しても、スクリーンショットが出来ない場合は、「Fn」キーと同時に押してみよう。
【原因④】スクリーンショットの機能が制限されている
Windows 10でスクリーンショットができない原因④は、スクリーンショットの機能が制限されていることだ。会社で利用しているようなパソコンは、情報漏洩を防ぐ観点から、システムの管理者がスクリーンショットの機能を制限している場合がある。
特に個人情報を扱っているような会社であれば、情報管理が厳しくなっている。よって、このような場合は、スクリーンショットは禁止されているため、諦めるしかない。
【原因⑤】サイト側でスクリーンショットの機能を無効にしている
Windows 10でスクリーンショットができない原因⑤は、サイト側でスクリーンショットの機能を無効にしていることだ。有料の書籍配信サービスや、Netflixなどの有料の動画配信サービスでは、スクリーンショットができないように設定されている。
なぜなら、著作権のあるコンテンツを提供しているためである。よって、そういった著作権のあるコンテンツを提供しているサイトでは、スクリーンショットは基本的にはできないので、どうすることもできない。
※サムネイル画像（Image:Thannaree Deepul / Shutterstock.com）
