もしも異常が発生したら? 万が一のときの対処法

非純正バッテリーの事故発生件数は、2019年から急激に増えている(「独立行政法人製品評価技術基盤機構」調べ)
もしあなたが非純正バッテリーをすでに持っていたら、事故を起こす可能性のあるものでないか一度確認しておくと良いだろう。経済産業省のホームページには非純正製品による事故が発生した場合には、その対象製品の型番や製造期間が記載されている。一度チェックをしておいても損はないだろう。
また近年、モバイルバッテリーの発火事故も同様に多数発生している。スマホやタブレット、さらにはNintendo Switchなどの携帯ゲーム機などの予備電源として便利なため、持ち歩く人も多いのではないだろうか。だがモバイルバッテリーも長く使い続けているとリチウムイオン電池が劣化し発火の恐れがある。もしもモバイルバッテリーが膨らんだり熱くなってしまった場合には、やはり金属製の容器に入れて密封することをNITEは推奨している。鍋や土鍋でも被害は軽減されるという。
燃えないゴミなどとして不用意に廃棄してしまうと、火災などの事故につながる恐れがあるので、絶対にやめよう。家電量販店でリサイクル品として回収している場合もあるので、その製品に合った適切な廃棄方法で処分しなければならない。
安くて便利な製品の裏には思わぬリスクが潜んでいることがある。後悔しないためにも、購入する際には十分な注意が必要だ。
出典元:安さの裏に潜む非純正バッテリーの危険性 ~発火の事故多発!~(PDF)【NITE】