大きいB-CASカードをmini B-CASに変換するアダプターを実際に買ってみた! これは便利かも

中古のテレビやレコーダーを買うとB-CASカードが付いていないことがある。そこで手持ちのB-CASカードを挿入しようとしたら「mini B-CAS仕様でスロットに入らない!」なんてことも……。そんなときはAmazonで「mini B-CAS 変換アダプター」を購入してみよう。ちょっと怪しい感じのする機器だが、大きなB-CASカードがmini B-CASカード仕様のテレビで使えるようになる優れものだ。そこで今回は、実際に筆者が自腹で購入して使ってみたので、その使用方法と注意点を写真付きで解説しよう。

テレビのB-CASカードには2つのサイズがあるって知ってた?

先日筆者は、同居する祖母の部屋に設置する液晶テレビを中古で購入した。しかし、購入したテレビに「B-CASカード」が付属しておらず、すぐにテレビを視聴することができなかった。

どうやら、B-CASカードの所有権はカードを発行するB-CAS社にあり売買が禁止されているため、中古のテレビやレコーダーを購入ってもB-CASカードは付属しないのだという。

そこで、壊れたレコーダーで使っていたB-CASカードを流用しようと思ったが、中古のテレビはスマホのSIMカードと同じサイズの「mini B-CASカード」だったため、手持ちの大きなB-CASカード(クレカと同じサイズ)は挿入できないのだ。

そもそも「B-CASカード」は、BSデジタル放送の受信や録画、コピーを制限するためのICチップ付カードで、WOWOWなどの有料放送は契約しないと見られない仕組み。

それが、無料の地上波デジタル放送(地デジ)でも利用されており、B-CASカードを挿入しないとテレビが映らないのだ。これは困った……。

果たして、どうすれば大きなB-CASカードをmini B-CAS仕様のテレビで使用することができるのだろうか?

●B-CAS(公式)→こちら

B-CASカードとmini B-CAS

地デジを見るにはB-CASカードの挿入が必須になる。しかし、10年以上前のテレビはクレカサイズの大きなB-CASが使用されており、最近のものはスマホのSIMカードサイズの小さなmini B-CASカードが使用されている場合もある

B-CASカードが挿入されていないテレビ画面

B-CASカードが挿入されていないと、このような注意が表示されて地デジを視聴することはだきない。これは困った……

「mini B-CAS 変換アダプター」って何?

もし、中古のテレビやレコーダーを購入して、B-CASカードが付属していなかったときは、「B-CAS社」で申し込めば購入することができる。

しかし、せっかく手持ちのB-CASカードがあるのに1枚2,160円(送料込)も払って再発行してもらうのも釈然としない……。

そんなとき、Amazonで偶然見つけたのが「mini B-CAS 変換アダプター」である。これは大きなB-CASカードをmini B-CAS対応のテレビでも使えるようにする変換アダプタで、Amazonでは500円~1,000円で販売されている。

見た目はちょっと怪しい感じもするが、手持ちのB-CASカードを活かすためにAmazonでポチってしまった。レビューには「使えない!」という書き込みも見られるが、果たしてちゃんと機能するのだろうか?

なお、最近の4K・8K対応テレビではB-CASカードが使用されておらず、「ACAS」というチップが本体に内蔵されている。そのため、アンテナを接続して電源を入れれば、すぐに無料放送を視聴することができるようになっている。

●「mini B-CAS 変換アダプター 2個セット」(Amazon)→こちら

mini B-CAS 変換アダプター 2個セット

こちらが実際に筆者がAmazonで購入した「mini B-CAS 変換アダプター 2個セット」。なんで2個もついているかというと、メーカーによってmini B-CASのスロットの仕様が異なるからだそうだ。果たしてちゃんと使えるのか?

実際に「mini B-CAS 変換アダプター」を使ってみる!

「mini B-CAS 変換アダプター」を使う前に、まずはテレビのmini B-CASスロットの仕様を確認しよう。

今回筆者が購入したのは2014年製の東芝レグザ「29S7」である。mini B-CASカードスロットに表示されている図を見て、正しい向き(切り欠きの位置)で挿入しないと認識されないので、しっかり確認しよう。

実は「mini B-CAS 変換アダプター」を使ううえで、このmini B-CASカードスロットの向きが非常に重要になってくるのだ。

mini B-CASカードスロット

こちらがmini B-CASカードスロット。挿入するときの切り欠きの向きが書いてあるのを確認しよう(上写真)。このような向きで挿入するが、置くまで押し込んで「カチッ」と音がするのを確認しないとダメだ

それでは、実際にmini B-CAS 変換アダプターを使ってみよう。まず、mini B-CAS 変換アダプターの片方には大きなB-CASカードのICチップが読み込めるように挿入する。

次に、もう片方(mini B-CASの代わりになるダミー)をmini B-CASと同じ形になるように折り曲げよう。ケーブルを折り曲げるのは抵抗があるが、この折り曲げ方法を間違えないようにするのが重要だ。

あとは、テレビのmini B-CASスロットに正しい向きで、奥までしっかり挿し込めばOK。くれぐれも切り欠きの向きを間違えないように! 大きいB-CASカードのほうはブランとしてしまうので、テレビの裏側にテープで張り付ければいいだろう。

mini B-CAS 変換アダプターの使い方

mini B-CAS 変換アダプターの使い方1

まず、大きいB-CASカードはICチップ部分が読み込めるように、「mini B-CAS 変換アダプター」のリーダー部分に挿入する

mini B-CAS 変換アダプターの使い方2

mini B-CAS 変換アダプターのmini B-CASダミー側は先端部分を折り曲げて使う(上写真)。今回は分かりやすくするためにmini B-CASを用意して比較してみた。ICチップと切り欠きを同じ向きにするのがポイント(下写真)

mini B-CAS 変換アダプターの使い方3

切り欠きとICチップの向きを確認して、miniB-CASカードダミー側をスロットに挿入する。ただし、奥まで入れるのが難しいので、爪楊枝などで押し込み「カチッ」と音がするのを確認しよう

mini B-CAS 変換アダプターの使い方4

こちらがmini B-CAS 変換アダプターを使って大きなB-CASカードを認識させた状態。ブランとしているので、テレビ裏に張り付ける。もちろん、地デジをバッチリ見ることができた

まとめ

いかがだろうか? そもそもB-CASカードのサイズが2種類あることさえ知らない人が多いと思うが、今回筆者はmini B-CAS変換アダプターを使うことで、手持ちの大きなB-CASカードをmini B-CAS仕様のテレビで使うことができた。

もちろん、メーカーが違ったりするとちゃんと認識されないこともあるかもしれないので、あくまでも購入は自己責任でお願いしたい。

ちなみに、手持ちがmini B-CASカードなのに、テレビ側のスロットが大きなB-CASカード仕様だった場合の変換アダプターも、Amazonでは販売されている。

こちらの製品は筆者が使ったことがないので、ちゃんと機能するかどうか分からないが、興味のある人は自己責任で試してみるといいだろう。

mini B-CAS 変換アダプター

こちらはminiB-CASカードを大きなB-CASカードスロットで使えるようにする変換アダプター。mini B-CASカードを右側から挿入して、左側を大きなB-CASカードスロットに挿入すればいいようだ

画像は(Amazon.co.jp)より引用

●PB-MC03:mini B-CAS 変換アダプター(Amazon)→こちら

オトナライフ編集部
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