“水戻しパスタ”茹で時間90秒で食べられる時短調理法が話題、災害時にも使えるライフハック!

日本の社会人はなにかと毎日忙しい。朝から晩まで働いて家に帰ると、凝った料理をする余裕などなくなってしまう。「カップ麺以外にも、家でパッと作れて、サッと食べられるものがあればいいのに」、そんな風に思ったことがある人は多いはずだ。

2022年5月3日に投稿された、崎陽丸司厨長 (きよーまる)@funanoriitamaeさん「スパゲティーは水に3時間以上漬け水戻しすれば、生パスタの様なプニッとした食感になり、茹で時間も90秒!「7分」を完全否定。いつもお待たせ知らずの茹でたて絡めたてなのですーーー」というツイートには、あっという間に3.7万件を超える「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちの反響を呼んだ。

今回は、こちらの水戻しパスタに関する詳細と、さまざまなコメントをご紹介したい。

これは便利、との声が続々!

投稿者の崎陽丸司厨長 (きよーまる)さんは、先ほどのツイートに追記する形で、「アルデンテの芯が残る感じがお好みの方には不向きかなと思いますが、あの専門店もやってる技法なのでぜひーぜひーやってみてください」と付け加えている。

水戻しパスタの作り方を聞いたツイッターユーザーたちからは、「下準備さえしておけばカップ麺より早い!」との声や、「最悪、浸けてからソースの材料買い出しに行ってもいけるな…」など、驚きの声が多数リプライ欄に寄せられた。

実は先日、筆者の家でもパスタの調理を時短化するために、長い間使っていた大きなパスタ鍋を思い切って手放し、電子レンジで作れるプラスチックのパスタ容器を購入したところである。11分でパスタが完成する手軽さから、家族とも「鍋で作るよりも時短になったし、買ってよかったねぇ」「最近の調理器具は、本当に進化したね~」などと、のん気に話していたのだ。

ところが、崎陽丸司厨長 (きよーまる)さんが教えてくれた方法でパスタを茹でれば、電子レンジの力を借りずとも、たった90秒でパスタの完成である。こんな有益な情報があるなら、もはや義務教育で教えてほしかった。レンチンパスタ容器に、文明開化を感じていた自分がなんだか恥ずかしい。

パスタを水で戻す際の注意点

水戻しパスタを作る際の注意点として、ツイッター上では「気温が高い時にあまりに長時間放置すると、普通に痛みますのでご注意を」との声や、「浸水中は常温放置せずに冷蔵庫へ入れた方がよいです」などのコメントが寄せられている。

崎陽丸司厨長 (きよーまる)さんのツイートには、「水につける時間は3時間以上」とあるが、筆者が調べたところによると、丸一日ぐらいなら水につけたまま放置しても大丈夫なのだそうである。その場合は、季節を問わず、容器ごと冷蔵庫に入れる方がよいかもしれない。

水戻しパスタは、普通に茹でたパスタよりも、もちもちの食感になるのが大きな特徴だそうだ。こっちの方が普通に茹でるよりも美味しいといった声もあり、キャンプや災害時などのあまり調理に時間をかけられない時にもオススメである。水戻しパスタのポテンシャルは無限大だ。

また、水戻しパスタは、水から引き揚げた後、冷凍保存しておくことも可能である。使うときは、たっぷり目のお湯で1分〜1分半茹でれば完成だというのだから驚きだ。茹で時間の短縮により、ガス代の節約までできてしまうので、まさに一石二鳥のスゴい調理法なのである。

水戻しパスタを作ってみよう!

(Image:Jacek Chabraszewski / Shutterstock.com)

水戻しパスタについて、ツイッター上では「私の人生の頂点となるライフハックです!」との声や、「家庭科の教科書の欄外に載せてもらいたいような豆知識」など、絶賛の声が相次いでいる。

「普通に茹でるよりも美味しい」とまで言われてしまえば、試さない手はないので、さっそく明日のお昼に食べるために、筆者も先ほど、買い置きのパスタを水の中に仕込んできた。偉そうに「仕込んできた」と言ってはみたが、ただパスタを水に浸すだけなので、超がつくほど簡単である。

皆さんもぜひ、忙しい時や凝った料理を作る余裕がない時は、この水戻しパスタにチャレンジしてみてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:「崎陽丸司厨長 (きよーまる)(@funanoriitamae)さん」提供)

花澤瑠衣
編集/ライター・動画ディレクター。SNS全般が得意。推しスマホはGooglepixel。猫が好き。趣味は読書と酒。ルポタージュばかり読んでいる。

Instagram:@lui0710

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