東京都ではここ数日、最高気温が35度を超える夏日が続いている。まだ、6月で梅雨が明けたばかりだというのに、この気温の高さはいかがなものだろうか。政府からの節電の呼びかけには応じたいところだが、夏の入り口付近で熱中症になってしまっては元も子もないので、筆者も自宅では毎日エアコンを使用している。
久しぶりにスイッチを入れたからか、昨年よりもエアコンの効きが悪いような気もしているので、そろそろ掃除の時期かもしれない。マメなご家庭では、年に2回は掃除をするのだろうと思うが、面倒くさがりでおなじみの筆者は、つい年単位でエアコン掃除をサボりがちである。
2022年6月25日に投稿された、SHARP シャープ株式会社@SHARP_JPさんの「だいたいどこのエアコンも、前面のパネルをぱかっと開ける→フィルターを取る→掃除機で埃を吸う→水洗い→陰干し→フィルターつける、でOKです。やったことない人はこれだけでそうとう電気代が下がるはず。」というツイートには、10.8万件を超える「いいね」が押され、ツイッター上で大きな反響を呼んだ。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
だいたいどこのエアコンも、前面のパネルをぱかっと開ける→フィルターを取る→掃除機で埃を吸う→水洗い→陰干し→フィルターつける、でOKです。やったことない人はこれだけでそうとう電気代が下がるはず。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) June 24, 2022
面倒なエアコン掃除を簡略化！！
筆者の家では、エアコンの掃除を行う場合、まずは真下にビニール製のごみ袋を敷き、吹き出し口に霧吹きで洗剤を吹き付ける。すると、ボタボタと異様に汚い汁がたれてくるので、タオルを使って拭き上げるのだ。ここまで放置したのは他でもない自分だが、この工程はあまりの汚さから精神的にくるものがあるので、心を無にして行う場合が多い。フェルトのようになった分厚いホコリが付着したフィルター部分は、息を止めてティッシュでぬぐい取り、クエン酸水に入れて漬け置きをする。ここまで書いていて思ったのだが、エアコン掃除というものは、面倒くさいことこの上ない。
しかし、今回のツイートによると、そこまでややこしい掃除をしなくても、フィルターを外して掃除機でホコリを吸い取り、水洗いして干せばＯＫとのことである。もちろん、丁寧にやるにこしたことはないが、それができないのであれば簡略化するしかない。簡単な掃除をなるべく定期的に行うことが肝心だ。これなら筆者でも、数年に一度の大掃除感覚ではなく、ササっと他の家事の合間にやれそうである。
「こんなに簡単で本当にいいの？」と、世の真面目な主婦の皆さんは不安に思うかもしれないが、今回は大手家電メーカー・シャープ株式会社さんの投稿なので、安心して信用してほしい。
ツイートを見たユーザーの声
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「ありがたいです、今までエアコンがない家で育ってきて、どうメンテしていいかわからなかったので…！」と、感謝を述べる声や、「フィルターのホコリ取り、キッチン用のスポンジでとっています。これ、換気扇についたホコリも簡単にとれます」など、掃除機の代わりにスポンジで代用しているとの声も上がっていた。
エアコンのお手入れ頻度は、家庭によってさまざま。週に１回、もしくは2週に1回の頻度で行うとエアコンを効果的に使用できるようだ。
そもそも、エアコンの掃除というのは、どれくらいの間隔でするのがベストなのだろうか。ツイッター上には、「GW中に一回、年末大掃除中に一回フィルター掃除やりまーす」と、年に2回という人もいれば、「2週間に1回はフィルターの埃は取っていましたが、水洗いまではしていませんでした」など、1カ月に2回という結構なハイペースで掃除している人もいた。先ほど冒頭で、「エアコン掃除は年単位♪」などと、非常に意識の低いことを言ってしまったのが、恥ずかしい筆者である。
エアコンの掃除は1、2週間に一度がベスト！
エアコン掃除のペースは、販売元のメーカーによっても差があるのだが、奨励されているのは週に一度か、二週間に一度の間隔らしい。24時間ずっと使用している夏の時期などは、恐らく週一でメンテナンスするのがベストだろう。そうすれば、きっと茶色い汁などとは無縁である。
長い間、エアコンを掃除しないでいると、筆者の家のようにホコリが発生して効きが悪くなってしまう。自宅でお使いのエアコンで、設定どおりに室温が下がらないなどの症状がある場合は、一度このホコリチェックをするのがオススメだ。ホコリは放っておくと、カビの発生源にもなり、健康にも影響が出る場合があるので、注意が必要である。
この方法でエアコンの掃除を行ったツイッターユーザーからは、「これ、まじでエアコンの冷え変わった」との嬉しい報告が寄せられているので、皆さんもぜひ、本格的な夏が来る前に試してみてはいかがだろうか。
