LINEの普及により、スマホで電話をかける機会もめっきり少なくなったが、かけ放題プランを契約していないと、通常の通話料は22円/30秒と割高で、1時間の電話で2,640円もかかってしまう。そこでオススメしたいのがLINEの無料電話サービス「LINE Out Free」だ。これなら固定電話やLINEが使えない携帯電話などにも無料で電話することができるぞ!
「LINE Out Free」なら広告の視聴で無料電話がかけられる
「LINE for Business」によると、今や「LINE」の月間利用者数は9,200万人にのぼり、まさに国民的アプリと言える状態だ。
そのため、友だちや家族との連絡には「LINE」を使うの当たり前。音声通話したいときも、LINE同士ならトークの無料でんわ機能を使えばいいので、なおさら電話アプリで電話をかける機会も減ってきたと思う。
それでも、LINEが使えない携帯電話や固定電話に通話しなければならないときもあるはずだ。
そんなときは、「LINE Out(ラインアウト)」という電話サービスを利用するのがおすすめ。LINE OutならLINEが使えない固定電話や携帯電話にも通話することができる。
もちろん「LINE Out」は有料サービスだが、発信する前に15秒の広告動画を視聴すると電話代が無料になる「LINE Out Free(ラインアウトフリー)」も用意されている。
LINE Out Freeは携帯電話宛なら2分、固定電話宛なら3分まで無料通話が可能で、しかも1日5回まで利用できる。正直言って急いでいるときに広告を見るのは少々面倒だが、短時間の通話なら無料で利用できるので圧倒的におトクなのだ。
●LINE for Business→こちら
●LINE「LINE Out」→こちら
「LINE Out Free」で無料電話をかけてみよう!
それでは実際にLINE Out Freeで無料電話をかける手順を説明しよう。初回は初期設定が必要なので少々面倒くさい。
まずはLINEアプリを起動して「ホーム」画面を開き、画面右上の設定ボタンを押す。次に「設定」のなかから「通話」を選択しよう。
次の画面で「通話/ニュースタブ表示」をタップして「通話」を選択したら「ニュース」から「通話」に設定を変更。続いて「通話」画面を開くと画面上部に「LINE Out Free 本日残り5回」と表示されるので、これをタップしよう。
このあと、プライベートポリシーや利用規約への同意を求められるので確認作業を終えると、SMSで認証番号が送信されるので、これを入力すれば初期設定は終了だ。
再度、通話したい相手の電話番号を入力して通話ボタンを押してみよう。すると広告が15秒程度表示されるので、広告終了後に「報酬を獲得しました」と表示されたら「×」を押して広告を消せば、無料電話をかけることができる。
もちろん、2回目からはこのような面倒な初期設定は必要なく、LINEアプリの「通話」画面を開くと画面上部に「LINE Out Free 本日残り00回」が表示されているので、これをタップすればすぐに電話をかけることができるぞ。
■LINE Out Freeで無料電話をかける手順
まとめ
今回はLINEの無料通話サービス「LINE Out Free」の使い方を紹介した。最近は大手の携帯電話キャリアでも大規模通信障害が起きることがある。
しかし、通話アプリで電話ができないときでも、LINE Out FreeならWi-Fiに接続することで無料電話をかけることができるので、イザというときのために事前準備しておいてほしい。
なお、LINE Out Freeでは警察・消防・救急といった緊急の電話はかけることができないので、その場合は公衆電話を使えばいいだろう。
※サムネイル画像(画像は一部編集部で加工しています)