マイナポイント第2弾申込、開始5日で338万件! 2万円の効果はあった?

6月30日から、マイナンバーカードの普及促進などを目的とした「マイナポイント事業」の第2弾が開始されている。最大で2万円分のマイナポイントがもらえるキャンペーンだが、開始から数日の申込みの状況が公表されると意外な事実が明らかとなってきた。

今回は、そんな「マイナポイント第2弾」についてお伝えしていきたい。

マイナポイント第2弾、5日間で338万人以上が申込み

マイナポイント第2弾、5日間で300万人以上が申込み

待ってましたとばかりに多くの人が申込みをしている(画像は総務省の発表を引用)

総務省は7月6日、「マイナポイント第2弾本格開始後の申込状況」の発表を行った。

その内容によれば、6月30日からスタートしたマイナポイント第2弾のポイント申込件数が5日間で338万2,311件にのぼっている。施策別に見ると「カード新規取得者等に対する最大5,000円相当のポイント」は43万件以上、「健康保険証利用申込者に対する7,500円相当のポイント」では313万件以上、「公金受取口座登録者に対する7,500円相当のポイント」も291万件以上の申込みとなった。

最も多くの申込みが行われた健康保険証に限って見ると、初日となった6月30日に93万1,156件と100万件にも迫るほどの申込みが殺到している。さらに7月に入ってからも1日に72万628件、2日は56万7,379件、3日は52万806件、4日は39万8,214件と推移。申込数自体は減少傾向ではあるものの、着実に利用者を増やしていると言ってよさそうだ。

第2弾申込は「マイナンバーカード」交付枚数の10%以下

マイナポイント第2弾

3つの条件をクリアすると最大の20,000円分のポイントが受け取れる(画像は「マイナポイント事業」公式サイトより引用)

今回の「5日間で338万2,311件」という数字がどれだけすごいかというと、第1弾の開始後5日間の申込件数は77万6,160件に留まっていた。まだマイナンバーカードが今ほど身近でなかったという前提があるのは間違いないが、4倍以上に膨れ上がったのはそれだけ世間に浸透したとも言えそうだ。

一方で、マイナンバーカードと健康保険証といえば、2021年3月頃からマイナンバーカードを健康保険証として利用する試みが進められてはいるものの、本格運用を前にトラブルが発生するなどの報道もたびたび見られている。他にも、個人情報の塊でもあるマイナンバーカードを自身の口座とリンクさせることに抵抗を持つ人も少なくない。

総務省の発表では、2022年6月1日時点の全国のマイナンバーカードの交付枚数は5,659万7,216枚で、人口に対する普及率は44.7%だという。マイナポイント第2弾の「5日間で338万2,311件」の申込数もマイナンバーカードを交付したうちの10%にも達しておらず、まだ伸びしろは十分なキャンペーンと言えそうだ。今後どこまでマイナポイント利用者が増えるのか。今後の動向にも注目していきたい。

引用元:マイナポイント第2弾本格開始後の申込状況【総務省

※サムネイル画像は(Image:​「マイナポイント事業」公式サイトより引用)

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