「楽天Edy」でポイントの3重取りをする方法 – クレカからのチャージ含めてお得に使うワザ

「楽天Edy」はnanacoやWAONなどとよく似た楽天のプリペイド型電子マネーです。現金やクレカからチャージでき、お店では読取機にかざすだけで簡単に決済できるのが便利です。しかも、200円につき1ptの還元があるのでお得。さらに、楽天ポイントカードの提示やクレカからチャージすることで、ポイントの3重取りも可能となっています。そこで今回は、楽天Edyのキホンとお得なチャージ方法について解説します。

楽天Edyならポイントの3重取りもできる

「楽天Edy」とは、楽天が提供するプリペイド型電子マネーのこと。nanacoやWAONなどとよく似た使い方ができます。楽天Edyを利用するには、専用プラスチックカード(有料)が必要ですが、加盟店が発行するカードや、クレカ一体型、おサイフケータイなら、わざわざ専用カードを買わなくても無料で入手できます。

●楽天Edy→こちら

楽天Edyを利用するには、最初に専用サイトで楽天ポイントを貯める設定を行いましょう。あとは、加盟店で200円支払うごとに1pt(0.5%)がポイント還元される仕組みになっています。加盟店は全国104万カ所以上あるので、利用しやすいでしょう。

また、楽天Edyカードには楽天ポイントカード機能もあるので、楽天ポイント加盟店でカードを提示すると200円で1pt、お店によっては100円で1ptがもらえます。この時点でポイントの2重取りが可能となっています。

もちろん、楽天Edyはプリペイド型なので、事前にチャージしておかないと決済に利用できません。チャージは現金や銀行口座からでもできますが、お得なのはやはりクレカでしょう。

ポイント還元率はカード会社で異なりますが、カード会社のポイントがもらえるので、楽天Edyでの支払い+楽天ポイントカードの提示、クレカでのチャージによってポイントの3重取りも可能です。

ただし、クレカによっては電子マネーへのチャージではポイントが付かないことがあるので、どのクレカでチャージするかが重要になってきます。

そこで、このあとのコーナーでは楽天Edyにお得にチャージできるクレカを紹介しましょう。

■楽天Edyの基本情報

・Edy-楽天ポイントカードの購入は330円
※加盟店発行のカード、クレカ一体型、お財布ケータイは無料
・年会費・登録料は無料
・事前に専用サイトで楽天ポイントを貯める設定を行う必要あり
・事前にチャージしないと使えない
・チャージ金額の上限5万円(1回につき2万5,000円まで)
・クレカでチャージするとポイントの2重取りも可能
※チャージでもらえるポイントはクレカのポイント
・加盟店での支払い200円につき1pt(0.5%)が還元される
・加盟店は全国104万カ所以上
・加盟店で楽天ポイントカードを提示するとポイントがもらえる(200円で1pt、お店によって100円で1ptの場合もある)

●楽天Edy「Edy-楽天ポイントカード/Edyカードにポイントサービスを登録する」→こちら

楽天Edyの基本(Image:item.rakuten.co.jp)

楽天Edyの利用は200円で1pt(0.5%)、楽天ポイントカードの提示で200円につき1pt(お店によっては100円につき1pt)が貯まるようになっている(画像は楽天Edy公式サイトより転載)

●楽天Edy「西友 Edy-楽天ポイントカードでポイント生活はじめよう!」→こちら

西友Edy・楽天ポイントカード。2022年8月1日までのキャンペーンで初めてWeb利用登録すると、300ptがもらえる(Image:edy.rakuten.co.jp)

こちらは西友Edy・楽天ポイントカード。2022年8月1日までのキャンペーンで初めてWeb利用登録すると300ptがもらえる。また、火曜日にEdyで支払うとポイント2倍、15日にEdyにチャージすると1%進呈などの特典もある(画像は楽天Edy公式サイトより転載)

楽天Edyではクレカからチャージすることでポイント還元が受けられると説明しましたが、電子マネーへのチャージではポイントがつかないクレカもあるので事前に調べておきましょう。

もちろん、同じ楽天グループの「楽天カード」には楽天Edyが一体化された「Edy機能付き楽天カード」もあり、楽天Edyへのチャージでポイントがもらえます。ただし、ポイント還元率は200円につき1pt(0.5%)となります。

楽天Edyでの決済でも0.5%もらえるので合わせて1%還元になりますが、そもそも、楽天カードの決済で100円につき1pt(1%)ポイント還元されるので、これは微妙なところでしょう。

●楽天カード→こちら

とはいえ、残高不足のとき自動でチャージしてくれる「Edyオートチャージ」や楽天ポイントをチャージして使える機能なども利用できるのは便利です。

ちなみに、楽天Edyとクレカが一体化された「Edy機能付き楽天カード」で楽天Edy払いをしたいときは、レジで店員さんに「楽天Edyで!」と伝えたうえで、カードリーター部分にタッチすればOK。もし、楽天Edyに対応していない店舗でも、楽天カードのクレジット決済が利用できるので安心ですね。

電子マネー「楽天Edy」に楽天カードからチャージする(Image:edy.rakuten.co.jp)

楽天カードを発行するときは「楽天Edy」機能を付けることも可能。1枚のカードで両方の機能を使えるほか、楽天ポイントカード機能もあるので、ポイントの3重取りが簡単にできる(画像は楽天Edy公式サイトより転載)

「Edyオートチャージ」機能を使えば、残高不足にならない!

楽天Edyはプリペイドカードなので、買い物中に残高がなくなると焦ってしまうことがあります。

楽天Edyの上限は5万円(1回2万5,000円)となっていますが、毎日のように楽天Edyを利用するなら、「Edyオートチャージ」を設定しておくほうがよいでしょう。

Edyオートチャージとは、ファミリーマートやローソンなど全国に約37万店舗(2022年3月現在)ある対象店舗で買い物するとき、Edy残高がオートチャージの設定金額以下になった場合、自動的にチャージされるサービスです。

いちいち店員にチャージをお願いしなくていいので便利です。ただし、この機能は楽天Edy一体型の「Edy機能付き楽天カード」に限られています。

●楽天Edy「Edy機能付き楽天カード Edyオートチャージ」→こちら

「Edyオートチャージ」機能を使えば、残高不足にならない(Image:edy.rakuten.co.jp)

楽天Edyが一体となった「Edy機能付き楽天カード」なら、対象店舗の買い物で「Edyオートチャージ」機能が利用可能。残高不足を心配する必要はない(画像は楽天Edy公式サイトより転載)

Edyオートチャージは楽天カード会員サイト「楽天e-NAVI」で設定できますが、申し込み完了から14日以内に、楽天Edyアプリ (Android/iOS)・店舗・ファミリーマートに設置のマルチコピー機などでEdyオートチャージを使えるよう設定を行う必要があります。忘れずに手続きを済ませておきましょう。

●楽天カード「楽天e-NAVI」→こちら

楽天カード「楽天e-NAVI」1(Image:rakuten-card.co.jp)

Edyオートチャージの設定は、まず「楽天e-NAVI」の「楽天グループ」→「楽天Edy」で「Edyオートチャージ」を開く(画像は楽天Edy公式サイトより転載)

楽天カード「楽天e-NAVI」2(Image:rakuten-card.co.jp)

画面を下にスクロールして「Edyオートチャージのお申し込み内容」画面を確認し、「オートチャージ金額」や「1日の上限」などを設定しよう(画像は楽天Edy公式サイトより転載)

楽天カード「楽天e-NAVI」3(Image:edy.rakuten.co.jp)

楽天e-NAVIでの申し込み完了後、14日以内に楽天Edyアプリやファミマのマルチコピー機などで利用設定を行っておこう(画像は楽天Edy公式サイトより転載)

楽天Edyへのチャージでポイントが貯まるクレカはほかにもあります。

まず、マルイが発行する「エポス(EPOS)カード」は、おサイフケータイの楽天Edyにチャージをすると1,000円につき5pt(0.5%)がもらえます。

また、おサイフケータイ対応スマホ向けサービス「Edyでポイント」の設定をすると、楽天Edyの決済でも200円につき1pt(0.5%)が貯まるようになっています。

●エポスカード→こちら

エポスカード(Image:eposcard.co.jp)

マルイが発行するエポスカードは電子マネーへのチャージでも、1,000円につき5pt(エポスポイント)が貯まる。また「Edyでポイント」を設定すると楽天Edyの利用で200円につき1ptのエポスポイントがもらえる(画像はエポスカード公式サイトより転載)

次に、「リクルートカード」は通常の買い物でも1.2%と高還元で有名ですが、VisaとMastercardのブランドの場合、楽天Edyへのチャージで1.2%もポイント還元されるのでかなりお得です。

もちろん、チャージした楽天Edyの決済でも200円で1pt(0.5%)のポイントが貯まるので、合計1.7%ポイント還元になるわけです。

ただし、リクルートカードによる電子マネー(nanacoやモバイルSuicaも含む)へのチャージは上限が月3万円までとなっているほか、JCBブランドは楽天Edyへのチャージでポイントがもらえないので注意しましょう。

●リクルートカード→こちら

リクルートカード(Image:recruit-card.jp)

リクルートカードで楽天Edyへチャージすると3万円までは1.2%ポイント還元される。ただし、JCBブランドは楽天Edyへのチャージでポイントはもらえないので要注意(画像はリクルートカード公式サイトより転載)

まとめ

いかがでしたか? 楽天の電子マネー「楽天Edy」は、クレカから楽天Edyへのチャージで0.5%〜1.2%、楽天Edy払いで0.5%、楽天ポイントカードの提示で0.5〜1.0%のポイント還元が受けられるため、ポイントの3重取りも可能となっています。

■楽天Edyでポイントの3重取り

【1】楽天Edyへのクレカチャージ→0.5〜1.2%
【2】楽天Edy支払い→0.5%
【3】楽天ポイントカード提示→0.5〜1.0%
※(1)〜(3)の合計で最大2.7%ポイント還元も可能

もし、自分の楽天カードに楽天Edy機能が付帯している、あるいは楽天ポイントカードに楽天Edy機能がついてるのであれば、是非、お得な楽天Edyを活用してみてください。

※サムネイル画像(Image:edy.rakuten.co.jp

藤原博文
編集・ライター。長年、パソコンやスマホ、サブカル関連雑誌の編集部を渡り歩いてきた編集者。個人的に株式、投資信託、FXなどの投資活動を活発に行っているほか、クレカや電子マネー、スマホ決済アプリなどのポイ活にものめり込み、最近はマネー系の記事も数多く手掛ける。

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