30代・40代であれば利用していた人も多いであろうソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi」。一時期は一世を風靡していたが、現在はTwitterやInstagram、TikTokといったmixiよりも後発のSNSの流行で、その存在感のなさはFacebookの比ではない状況だ。そのようなか、現代の若者の間でどれだけmixiが知られているかなどの調査が実施されたようだ。いったい、どのような結果が明らかとなったのだろうか…?
「mixiを知らない若年層」がほぼ半数にのぼることが判明

実際にmixiを利用したことのある若者は15%に満たなかった(株式会社SheepDog「STRATE」調べ)
株式会社SheepDogは8月22日、同社が運営するITツール比較サイト「STRATE」で7月に行われた「mixiに関するアンケート」の調査結果を発表した。アンケートの対象となったのは全国の15~24歳の男女300人。現代の若者たちの間でmixiがどのようなイメージを持たれているか、リアルな声を拾い上げた。
まず「SNSのmixiを知っていますか? また利用したことはありますか?」という直球な質問では、なんと全体の49%が「知らない」と回答している。30代の筆者の学生時代には大流行していたためmixiの知名度は高かったが、現代ではほぼ半数が知らないというのはジェネレーションギャップを感じざるを得ない。
また、「知っているが利用したことはない」が37%と「知らない」につぐ多さ。「知っていて、過去に利用したことがある」が5%というのも納得だ。逆に「今も利用している」が9%もいることが意外だった。流行していた当時は、筆者も毎日のように長文を投稿していたが、現在は数年以上ログインした記憶がない。だからこそ「若者の約10人に1人は現役mixiユーザー」だと言われると驚きを隠せない。