睡眠の質が下がるとわかっていても“寝る直前までスマホ”がやめられない【エマ・スリープ調査】

ベッドマットレスなどの販売や睡眠に関するサービスを提供するEmma Sleep Japan合同会社が「睡眠の質と睡眠ノウハウに関する意識調査」を行った。対象となったのは全国の20~59歳の男女1,065人。調査からは、睡眠に悩みを抱えつつも悪循環にはまっている現代人の“睡眠事情”が見えてきた。

睡眠時間、理想と現実にギャップ

ご自身の理想の睡眠時間は?

(「エマ・スリープ」調べ)

まず「ご自身の理想の睡眠時間を教えてください」という質問で、最も多かったのは「7時間以上~8時間未満」で38.9%だった。続いて、多いのは「6時間以上~7時間未満」で25.5%、「8時間以上~9時間未満」が17.2%となっていた。

ご自身の実際の睡眠時間は?

実際の睡眠時間は、理想と比べて短い傾向にある(「エマ・スリープ」調べ)

一方で「ご自身の実際の睡眠時間を教えてください」という質問で最も多かったのは、「6時間以上~7時間未満」で33.1%、続いて「5時間以上~6時間未満」が27.7%だ。3番目に多かったのは15.2%で「8時間以上~9時間未満」となったが、4番目はわずか0.3ポイント差の14.9%で「4時間以上~5時間未満」。理想と比べると現実の睡眠時間はボリュームゾーンがより短い傾向にあった。多くの人は睡眠時間が足りていないことがわかるが、“質”に関してはどうだろうか。

睡眠の質に関わっても手放せないスマホ

睡眠の質で感じている悩みは?

約9割が「睡眠」に関して悩みを持っている(「エマ・スリープ」調べ)

「あなたが睡眠の質で感じている悩みがあれば教えてください」という質問では、約9割の人がなんらかの悩みを抱えているという結果になった。

睡眠の質を下げている原因は?

44.7%が「ストレス」によって睡眠の質を下げていると回答(「エマ・スリープ」調べ)

「寝ても疲れが取れない」「途中で目が覚める」「すっきり起きられない」「寝つきが悪い」など悩みの種類はさまざまだが、その原因として44.7%の人が挙げているのが「ストレス」だ。仕事や育児、介護など、せわしない生活に追われる現代で、ストレスなしに生活したり、十分な睡眠時間を確保することは簡単ではないのだろう。

睡眠の質を上げると言われている方法は?

睡眠の質を上げるためには「寝る前にスマホを見ない」と、わかっているのだが…(「エマ・スリープ」調べ)

また「睡眠の質を上げると言われる方法について、知っているもの」という質問でトップになったのは「スマホやパソコンを寝る前に見ない」の60.6%だったが、これも現代人のジレンマだろう。スマホやパソコンは仕事道具であると同時に、気分転換のためのツールでもある。ごろごろしながらスマホをボーッと眺めたり、ゲームをしたりする時間がリラックスになることもあるからだ。

睡眠の質が下がるとわかっていても、ついやってしまうことは?

75%の人がダメだとわかっていながらも、スマホやパソコンを見てしまう (「エマ・スリープ」調べ)

「睡眠の質が下がるとわかっていても、ついやってしまうこと」では約75%が「寝る直前までスマホやパソコンを見ている」と回答しており、良質な睡眠をとりたい気持ちはあるものの、必ずしもそればかりを優先できるわけではない現実が垣間見えた。どちらを削ってもつらい、悪循環からどのように抜け出すかが、私たち現代人の課題と言えるのかもしれない。

出典元:エマ・スリープは→こちら

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