2022年3月時点の国内ユーザー数9,200万人、日本の人口の70%以上に浸透している「LINE」アプリが「2カ月後には利用できなくなる機種がある」というニュースが飛び込んできた。今回はソフトバンクの発表をもとに、旧バージョンのLINEアプリのサービス提供終了となる「iPhone 5」シリーズなど、その対象機種と対策についてお伝えしていきたい。
LINEが使えなくなる!? 「iPhone 5」ユーザーなどに注意喚起!
ソフトバンクが9月2日に発表した内容によれば「ソフトバンク」「ワイモバイル」ブランドの一部機種において、「LINE」アプリが使えなくなるという。LINEが11月上旬にアプリのバージョン「10.17.0」未満のサービス提供を終了することが理由だ。
古いバージョンでのLINEアプリのサービス提供を終了するのに伴い、対応バージョンにアップデートできない「iPhone 5」などの一部機種ではLINEが使えなくなる事態が生じるとのことだ。
気になる対象機種は「iPhone 5」「iPhone 5C」「iPad(第4世代)」のiOS11以上にアップデートできない機種を始め、「AQUOSケータイ」「AQUOSケータイ2」「DINGO(R)ケータイ」「DINGO(R)ケータイ2」などのフューチャーフォンである。これら5機種のユーザーは対応機種への変更が必要となる。
LINEアプリサービス終了対象機種
■iPhone・iPad
iPhone 5
iPhone 5c
iPad(第4世代)
■ケータイ
かんたん携帯9
AQUOSケータイ
AQUOSケータイ2
DIGNO®ケータイ
DIGNO®ケータイ2
iPhone 5シリーズユーザーは11月上旬までに機種変更を
ソフトバンクは2022年11月上旬のサービス終了前までに、対応機種への機種変更を呼びかけている。iPhone 5などの対象5機種はいずれもバージョンアップできないことから、11月上旬以降はトークの閲覧やバックアップを含め、全機能が利用できなくなるそうだ。
引き続き、11月上旬以降もLINEアプリを利用するために必要とされるのは、サービス終了前の対応機種への変更だけではない。機種変更に加えて“LINEアカウントの移行”も必要とされるため、対応機種への変更は早いに越したことはないだろう。
今回LINEが利用できなくなる5機種は、いずれも2012年から2018年頃にかけて発売された機種である。まさか、iPhoneの買い替えを「新バージョンアプリに未対応だから」などという理由で促されるとは、iPhone 5ユーザーも寝耳に水だったかもしれない。周りを見回しても、それほど数は多くなさそうではあるが、対応機種を使用している物持ちのよいユーザーは早めの機種変更がおススメだ。
引用元:一部機種でのLINEアプリサービス提供終了のご案内【ソフトバンク】