「povo2.0」を180日放置するとどうなる? 実は即利用停止や契約解除されない!

基本料0円で利用できるauの格安プラン「povo2.0」ですが、ずっと無料で利用できるわけではありません。180日以内に有料トッピングを購入するなどしないと、利用停止や契約解除されることになっています。とはいえ、実際には180日経過後に即利用停止や契約解除されるわけではないようです。そこで今回は、povo2.0を180日間有料トッピングを購入しないと、実際にどうなるのか解説しましょう。

povo2.0は基本料0円だけど、ずっと無料で維持できるわけじゃない!

auの「povo2.0」は基本料0円で利用できる携帯料金プランです。もちろん、電話をかければ22円/30秒、SMSの送信は3.3円/1通(70文字まで)の料金がかかります。

また、povo2.0は128Kbpsという低速でのネット通信は可能ですが、Webサイトを快適に閲覧するには、やはり有料のデータトッピングを購入しなければなりません。

povo2.0のデータトッピングには、24時間使い放題で330円、1GB(7日間)で390円、3GB(30日間)で990円、20GB(30日間)で2,700円といったプランがありますので、好みのものを選択できるのが便利ですね。povo2.0の申し込みに関しては、こちらの記事が参考になるでしょう。

●povo2.0→こちら

povo2.0は基本料0円だけど、ずっと無料で維持できるわけじゃない1

povo2.0は基本料0円で利用できるが、高速通信でネットに接続するには有料トッピングを購入することになる。180日間トッピングを購入しないと利用停止や契約解除することがあると記載がある(画像はpovo2.0公式サイトから転載)

povo2.0は基本料0円だけど、ずっと無料で維持できるわけじゃない2

povo2.0のデータトッピングには、24時間使い放題で330円、1GB(7日間)で390円、3GB(30日間)で990円、20GB(30日間)で2,700円といったプランがある(画像はpovo2.0公式サイトから転載)

基本料0円で利用できるpovo2.0ですが、180日間通話やSMSで660円(税込)以上利用するか、何かしらの有料トッピングを利用しないと利用停止や契約解除されてしまうと明記されています。

最近はひとつのスマホで2つの回線を利用する「デュアルSIM運用」も流行っているので、普段はpovo2.0をまったく利用しないで放置している人も多いことでしょう。その場合、180日を経過すると利用停止や契約解除されてしまうはずです。

ところが、実際にpovo2.0を180日間放置して料金を一切支払わなかったとしても、即日利用停止や契約解除になることはないようなのです。そこで今回は、実際にpovo2.0を180日以上放置するとどうなるのか解説しましょう。

povo2.0を放置して180日を経過しても即契約解除になることはない!

それでは、povo2.0を契約後180日間、通話やSMSで660円以上利用するか、有料トッピングを購入しないと、実際にはどうなるのでしょうか?

povo2.0のpovoサポートを調べてみると、その答えが見つかります。これによると、やはり180日を経過したからといって、即時利用停止や契約解除にはなりません。

●povo2.0「長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止について」→こちら

povo2.0「長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止について」

povo2.0を長期間(180日)放置しても、即利用停止や契約解除にはならない。ただし、「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が送られてきたら、早めに対処しないと面倒なことになる(画像はpovo2.0公式サイトより転載)

まず、povo2.0で有料トッピングなどを一定期間(180日)放置していると、利用停止予定日の10日ほど前にメールやSMSで「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が送られてきます。

利用停止予告メールが届いたら、実際に利用停止になる10日後まではネットに接続できるので、すぐにpovo2.0アプリで有料トッピングを購入すれば利用停止や契約解除は回避できます。

povo2.0のトッピングでもっとも安いのは220円の「smash.使い放題パック(24時間)」なので、とりあえずこれを購入しておけばいいでしょう。有料トッピングの購入方法はこちらで解説しています。

しかし、利用停止予告日を過ぎるとpovo2.0でネットに接続できなくなり、利用停止日から30日後には本当に契約が解除されてしまうことになります。

こうなると、ほかのSIMカードかWi-Fiなどでネットに接続してpovoサポートに連絡を取り、「利用停止解除」を申し込んだうえで、povo2.0アプリから何かしら有料トッピングを購入しなければなりません。

■povo2.0を180日間放置したあとはどうなる?

【1】一定期間(180日)経過して利用停止になる10日前に「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が届く
【2】利用停止予告日まではpovo2.0でネット接続できるので、有料トッピングを購入すればOK!
【3】利用予定予告日を過ぎるとpovo2.0が利用できなくなるので、Wi-Fiなどに接続してpovoサポートから利用停止解除を申し込む
【4】利用停止解除後に有料トッピングを購入すればOK!
【5】利用停止日から30日以内に有料トッピングを購入しないと契約解除されてしまう

まとめ

いかがでしょうか? povo2.0契約後何もせずに180日が経過して「利用停止予告」メールが届いたら、povo2.0でネットに接続できているうちに有料トッピングを購入しましょう。

そのあとは、povo2.0でネットに接続できなくなるうえに、利用停止解除申し込みをしないといけないので、かなり面倒なことになります。

なお、povo2.0では「ギガ活」を実施しており、データ通信量をタダでもらえる仕組みがたくさん用意されています。筆者もよくローソンで500円以上購入するごとに300MBのデータ量をもらっていますが、これは有料トッピングを利用したことにならないので、ご注意ください。

データボーナスの利用だけで利用停止措置が回避されない

「ギガ活」で条件をクリアすると、メールでデータボーナスのコードが送られてくる。しかし、このデータボーナスの利用だけで利用停止措置が回避されることはない

※サムネイル画像(画像は一部編集部で加工しています)

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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