Facebookはアカウントを作成して使うのが一般的。しかし、自分がその人のFacebookのプロフィールを見ていることを知られたくない」「アカウントへのログイン履歴を残したくない」といった場合に、アカウント無しで「見るだけ」で使いたいこともありますよね。実はFacebookはブラウザからなら「アカウントなし」でも閲覧できます。
本記事では、Facebookをアカウントなしでブラウザから見る方法や、サードパーティー製ツールでFacebookを閲覧する方法を画像付きで解説します。
Facebookを「見るだけ」(アカウント無し)でログインせずに見る主な方法
Facebookを見るだけの用途で、アカウント・ログインなしで閲覧する方法は以下の2通りです。
・ブラウザにURLを直打ちする
・「Social Searcher」で検索する
「FacebookのURL+ユーザー名」をブラウザのURL欄に直打ちする
SafariやChromeなどのブラウザの検索窓に、「FacebookのURL」と検索したい「ユーザー名」を入力すると、ログインなしでFacebookを見ることができます。
この方法は最も手軽で、知人など一般人のアカウントを見るときは役立ちます。しかし、芸能人やアーティストなど著名人の場合は、ジョーク目的の偽アカウントも多いので「本物」の特定に時間がかかることがデメリット。著名人のアカウントの閲覧には役に立たないと言っても過言ではないです。
「Social Searcher」で人物名を検索する
「Social Searcher」では、人物名を入力することでFacebookアカウントを検索できます。今回は「バラク・オバマ元大統領」のFacebookページを見てみましょう。
(オバマ氏の画像はBarack Obama公式Facebookより引用)
URL直打ちの場合は、どれがオバマ氏のアカウントか特定するのが面倒でしたが、Social Searcherだと基本的には本物しか表示されません。筆者が他の著名人でも試したところ、検索精度はFacebookアプリ内の検索機能より高い印象を持ちました。
「見るだけ」で閲覧可能な範囲は人によって異なる | プライバシー設定の詳細
前述したように、アカウントなしでFacebookを見ると、閲覧できないアカウントがあります。これはFacebookの「プライバシー設定」により、閲覧可能な範囲が人によって異なるためです。
ちなみに自分のページのプライバシー設定はFacebookの公式ページや公式アプリにログインし、可能です。
プロフィールのプライバシー設定 | 「公開」ではない場合、閲覧不可
「プロフィール情報」のプライバシー設定では、誕生日や職歴などの情報の公開範囲を、ひとつずつ設定できます。
投稿のプライバシー設定 | 「公開」ではない場合、閲覧不可
Facebookではストーリーズや投稿にも「公開」「友達のみ」「一部の友達」「自分のみ」など選ぶことができます。
プロフィールや投稿が公開されている場合は、Googleで「人名+Facebook」で検索するとFacebookアカウントが表示されることがあります。筆者が調べた限り、バラク・オバマ氏や小池百合子都知事、サッカーの本田圭佑選手などのFacebookは閲覧可能なことを特定しました。プロフィール/投稿が「公開」と設定されている有名人のFacebookを見たいときは、「人物名+Facebook」で検索してみましょう。
Facebookを「見るだけ」(アカウント無し)で使うデメリット
Facebookを「見るだけ」で使うデメリットは、本物のアカウントの特定に時間がかかること。一般人の場合でも、同姓同名が多い場合は手間がかかります。また、気に入った投稿や写真があっても、コメントや「いいね」はできません。
Facebookで「閲覧専用」のサブアカウントを用意することは可能? | 可能だが規約違反
Facebookの登録には電話番号かメールアドレスが必須です。つまり、電話番号もしくはメールアドレスを複数所有していれば、Facebookのサブアカウントを作成すること自体は可能です。
しかし、Facebookのコミュニティ規定には「複数のアカウントを1人の利用者として保持する」ことが禁じられており、場合によってはアカウント停止となります。
なお、何らかの理由でどうしてもサブアカウントを作りたい場合、公式Facebookアプリでは以下の手順で作成可能です。ただし、サブアカウントの作成は自己責任になります。
なお、詳しくはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
メインアカウントで閲覧しても「足跡がつく」ことはない | ステータスもオフに切り替え可能
「見るだけ」だと筆者が検証した限り、一般人のアカウントでは見ることができる情報はごく一部。有名人のFacebookなら多くの情報が公開されていますが、「いいね」やコメントはできないなど、デメリットも多数あります。
また、複数アカウントの作成は規約違反にあたるため、Facebookの利用はできる限り「メインアカウントをうまく使いこなす」が最適な方法となります。
もし、プロフィールページや投稿を閲覧しているのが相手にバレるのが嫌で「見るだけ」の利用にしたいと思っている場合、それは杞憂。Facebookには足跡機能がなく、プロフィールページや投稿にアクセスしても相手に閲覧がバレることはありません。
詳しくはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
また、以下の手順で自身のステータス表示もオフに設定しておけばメインアカウントで閲覧しても相手に「見ていることがバレる」ことはそうありません。
とはいえ、もちろん誤って「いいね」などをしてしまうとバレてしまうので、目的や用途によってSocial Searcherなどを利用するか、メインアカウントでステータス表示をオフにして見るか選びましょう。
まとめ
筆者はFacebookから個人情報が流出するのが心配なので、必要最低限のとき以外はアプリを使いません。他のプロフィールを閲覧したいときは、今回ご紹介したようにブラウザでURLを入力したり、著名人の場合は「Social Searcher」を活用したりしています。
※サムネイル画像(Image:19 STUDIO / Shutterstock.com)