【2024最新】iPhone 15を安く買う方法を型番ごとに解説!新品・型落ちのお得な購入先は?

2023年9月に「iPhone 15」が発表されました。しかし、Appleの公式価格では最も安い128GBでも124,800円と非常に高価。発売に先駆けて行われた、10代~60代の606名を対象にしたアンケートでも、約8割がiPhone 15を「購入しない」と回答していました。

そこでこの記事では、iPhone 15を安く購入する方法をご紹介。併せて、型落ち品をお得に購入する方法も紹介します。

iPhone 15の最新情報と価格動向

2023年10月時点で最新のiPhoneはiPhone 15シリーズ。つまり、iPhone 15 とiPhone 15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxの4つのモデルです。

iPhone 15の最新情報と価格動向1

発売されたのは2023年9月22日です(画像は「Apple Store」公式サイトより引用)

なお、iPhone 15の販売元別の価格は以下の通りです。

  128GB 256GB 512GB
ドコモ 149,490円 172,040円 212,300円
KDDI(au) 145,640円 166,780円 206,930円
ソフトバンク 145,440円 166,320円 206,640円
楽天モバイル 140,800円 161,800円 199,800円
Apple Store 124,800円 139,800円 169,800円

※全て税込み価格

日本経済新聞が調査したところ、iPhone 15の推定生産コストは558ドル、つまり8万円超えと見られています。原価から考えると高価格には納得ですが、とはいえPCレベルの価格のスマホの購入はなかなか勇気がいるもの。

そこで1円でも安く端末を購入したいという方に、iPhone 15を安く購入するためのポイントを解説します。

参考元:Nikkei Asia

iPhone 15を安く買う方法

先ほど紹介した表では、キャリアで購入するよりもApple Storeで購入した方が安く見えますが、実はキャリアのプログラムを通じて購入することで、iPhone 15を実質半額ほどの値段で購入することが可能です。

au | 「スマホトクするプログラム」で実質半額

スマホトクするプログラム」は、auが実施するサービス。

iPhone 15を24回の分割払いで購入し、その際に2年後の買取価格を“残価”として設定。25カ月目にiPhone 15を返却すると、残価分の支払いが不要になるプログラムです。つまり、iPhone 15を実質半額で利用可能。さらにプログラムの利用には回線契約の有無は問われません。

au | 「スマホトクするプログラム」で実質半額1

「スマホトクするプログラム」のメリットは、実質的な負担額が大幅に減り、最新のiPhoneをお得に使えること。ただし、返却時に端末に傷や故障があると返却不可になり、最大22,000円(不課税)の負担金が求められる場合があります

(画像引用元:ドコモ公式サイト

たとえばiPhone 15の128GBモデルで「スマホトクするプログラム」を適用した場合、以下の表のように実質端末代金が大幅にお得になります。

25カ月目でスマホトクするプログラムを利用する場合(端末代金145,640円)
※他に割引を受けていない場合
1カ月目(端末購入月) 支払いなし
2カ月目(支払い回数1回目) 2,658円
3~24カ月目(支払い回数2~23回目) 2,641円
実質端末代金 60,760円

※全て税込み価格

2年間故障に注意していれば、84,880円の支払いが不要になるため、損をすることはまずないプログラム。なお、支払い後にその機種を欲しくなった場合、支払い不要金を一括または分割で支払えば自分のものとなります。

ドコモ | 「いつでもカエドキプログラム+」で実質半額

いつでもカエドキプログラム+」は、24回分割で購入したスマホを1~23回目の支払い月に返却すると、24回目の最終回支払額を免除されるドコモのプログラムです。

docomo | 「いつでもカエドキプログラム+」で実質半額1

ドコモには「いつでもカエドキプログラム」と「いつでもカエドキプログラム+」の2種類がありますが、最新機種は「いつでもカエドキプログラム+」の適用が可能。「+」の場合、22カ月目までに端末を返却すると、早期利用特典として翌月以降の分割金支払いも割引となるという特徴があります

(画像引用元:ドコモ公式サイト

容量125GBのiPhone 15に「いつでもカエドキプログラム+」を適用した場合の端末価格は以下の表の通りになります。

23カ月目でいつでもカエドキプログラム+を利用する場合(端末代金149,490円)
※他に割引を受けていない場合
1カ月目(端末購入月) 支払いなし
2カ月目(支払い回数1回目) 3,300円
3~24カ月目(支払い回数2~23回目) 3,285円
実質端末代金 75,570円

※全て税込み価格

なお、このプログラムはdポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズに加入していることが利用の条件となります。

ソフトバンク | 「新トクするサポート」で実質半額

新トクするサポート」は、48回の分割で購入したスマホを13〜24カ月目に返却すると、最大24回分の支払いが不要になるソフトバンクのプログラムです。

SoftBank | 「新トクするサポート」で実質半額1

「新トクするサポート」もau、ドコモのプログラムと同様に、最新のスマホをお得に使えて、毎年新機種に乗り換えられるのが魅力。また査定を通らない状態での機種回収には最大22,000円(不課税)が必要な点も同様です

(画像引用元:ソフトバンク公式サイト

auやドコモと同様に、容量128GBのiPhone 15に新トクするサポートを適用した場合の結果は以下表の通り。

23カ月目で新トクするサポートを利用する場合(端末代金145,440円)
※他に割引を受けていない場合
1カ月目(端末購入月) 支払いなし
2カ月目~24カ月目(支払い回数1~24回目) 3,110円
実質端末代金 74,640円

※全て税込み価格

楽天モバイル | 半額以下で購入できる

楽天モバイルでは「買い替え超トクプログラム」でスマホを安く購入できます。

楽天モバイル | 半額以下で購入できる1

このプログラムはiPhoneまたはAndroid製品を48回払いで購入し、25カ月目以降に端末を返却するというもの。返却すれば残価の支払いは不要になります

(画像引用元:楽天モバイル公式サイト

他のキャリアと同様に、容量128GBのiPhone 15に買い替え超トクプログラムを適用した場合の結果は以下表の通り。

25カ月目で買い替え超トクプログラムを利用する場合(端末代金140,800円)
※他に割引を受けていない場合
1カ月目~24カ月目 2,933円
実質端末代金 70,392円

※全て税込み価格

Apple公式|格安SIMとの組み合わせで月額4,317円

先述した価格表の通り、iPhoneはApple Storeが最も低価格。たとえば、本体をApple Storeで36回分割払いで購入し、IIJmioのような格安SIMや無料スマホ保険を併用すると、月額4,016円程度でiPhone 15を利用でき、自分のものにもなります。

結局、iPhone 15の購入プログラムはどのキャリアがお得?

iPhone 15のエントリーモデル「128GB」を例に、主要4キャリアの購入プログラム利用時の実質価格を比較してみましょう。

  通常価格 プログラム適用時の実質価格
ドコモ 149,490円 75,570円
KDDI(au) 145,640円 60,760円
ソフトバンク 145,440円 74,640円
楽天モバイル 140,800円 70,392円

※全て税込み価格

先述したプログラムを利用するときは、各キャリアの回線を新規契約をするケースがほとんど。最新のiPhoneを購入する場合「動画や音楽を通信制限を気にせず使いたい」という人も多いでしょう。

各社の無制限プランの速度や料金の一覧は以下の通りです。

  プラン名 月額料金
※割引を受けていない場合
通信制限
ドコモ eximo 7,315円 あり
KDDI(au) 使い放題MAX 5G/4G 7,238円 あり
ソフトバンク メリハリ無制限+ 7,425円 あり
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3,278円 あり

※全て税込み価格

iPhoneは 「2年で買い替え」が最もコスパが良い

各キャリアの購入プログラムは「24回目の支払いで残価を支払い、もしくは23回目までに端末返却」が前提です。そのため約2年での端末返却に、ハードルの高さを感じる方もいるのではないでしょうか。

しかしスマホの寿命は、本体が3~4年、バッテリーは1年半~2年が目安。カメラやバッテリーなど、iPhoneの性能アップも考慮すると、2年ごとの買い替えはコストパフォーマンスと性能の両面で妥当のサイクルといえるでしょう。

iPhoneは 「2年で買い替え」が最もコスパが良い1

たとえば2021年9月に発売されたiPhone 13シリーズを利用している方は2023年9月に発売されたiPhone 15シリーズへの買い替えを前向きに検討すると良いでしょう (画像は「Apple Store」公式サイトより引用)

iPhone 14・14など以前の型落ちを安く買うには?

iPhoneの最新機種ではなく、2022年9月に発売されたiPhone 14や、それ以前の型落ち機種を安く買う方法を紹介します。

大手家電量販店 | 2年間24円でiPhoneを利用可能

大手家電量販店では、年末年始や新生活が始まる春などにiPhoneをお得な価格で販売する傾向があります。

大手家電量販店 | 2年間24円でiPhoneを利用可能1

大手家電量販店のヤマダ電機では、iPhone 13の128GBモデルを月額1円で販売しました。(画像は「かじゅ| iPhone&お得(@kaju_329)」さん提供)

いくつか条件があるものの、2年間で24円でiPhone 13を使えるのはお得です。詳細はこちらの記事で紹介しています。

キャリア Certified(認定中古品)|キャリアだから安心

iPhoneの「Certified(認定中古品)」は、各キャリアが提供する認定整備済みの中古iPhoneです。厳しい検査基準をクリアした高品質なiPhoneを、お得な価格で購入できます。

キャリア Certified(認定中古品)|キャリアだから安心1

キャリアの認定中古というだけあり、美品のiPhoneが安い価格で手に入ります。故障や紛失に対する保証や補償サービスもありますが、最新機種は対象ではありません

(画像引用元:ソフトバンク公式サイト

2023年10月現在ではiPhone 12以前のモデルがお得。型落ちを安く買いたい場合におすすめの選択肢ですが、在庫に限りがあるのがネックです。早めの購入や在庫チェックをすると安心です。

iPhoneを1円でも安く買うためのヒント

iPhoneを少しでも安く買うためのポイントをご紹介します。

実店舗でのiPhoneの割引販売は縮小傾向?

2022年8月に公正取引委員会が「iPhoneが一括1円」といった極端な売り出し方の緊急調査を開始したと発表。そのため以下の記事で解説した通り、こうした安売りは減少傾向にあるのは事実です。

ただし、前述のヤマダ電機の例のように、大手家電量販店がお得な購入プログラムを案内する可能性がないわけではありません。セールの時期は近隣店舗もくまなくチェックし、iPhoneをお得に購入しましょう。

キャリアの購入サポートプログラムを活用

先述したように、キャリアの購入プログラムは非常にお得で、多くの場合は実質半額以下になります。型落ちのiPhoneも同様ですので、ぜひ活用しましょう。

まとめ | キャンペーンやサービス活用でiPhoneはお得に使える

すっかり高価なイメージのついてしまったiPhone。しかし、キャリアのプログラムを利用することで、半額~半額以下の価格で利用することが可能。また、24カ月利用していればその間に最新iPhoneが販売されるので、端末をキャリアに返却し、プログラムを利用してまた新しいiPhoneを使うことができます。

また、型落ちでもいい場合、大手家電量販店やキャリア Certified(認定中古品)での購入がおすすめです。

※サムネイル画像(Image:Dontree_M / Shutterstock.com

監修日:2023年10月30日

山本真矢/株式会社Pentagon代表取締役
株式会社Pentagon代表取締役。アプリ開発を1ヶ月でローンチできる世界最速のアプリ開発会社を経営。アプリを自動生成する特許も取得。

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