発売直前の「iPhone 14」も強気の値段設定で物価も上昇する中、中古スマートフォンに熱い視線が注がれている。9月8日に行われた調査によると、働き世代の20〜40代の約3割がスマホを買取に出した経験があり、中でも、スマホを買取に出した経験のある20代女性の割合は2割を超えるという。
今回は都市部在住の既婚者600人に尋ねた中古スマホ売買の実態についてお伝えしていきたい。
iPhone 14発売直前! 家計を圧迫か? 働き世代で中古スマホ売買が活発化!
9月8日に株式会社ニューズドテックが実施したインターネット調査によると、いまや中古スマホの認知が拡大し、約5分の1に中古スマホの購入経験があることが発表された。1都3県在住の20代から40代までの既婚の男女600名を対象に行われた調査によると、中古スマホの購入経験者は19%にのぼった。男女・世代別に目を向けると、20代・30代男性が60%を占めた。
かつて、中古スマホの売買といえば、30代から50代のガジェットに詳しい男性が中心という印象を抱く人もいるかもしれない。しかし、ここ数年で20代から30代の働き世代へとシフトしているという。中古スマホの購入方法は69%が「インターネットで購入」と回答し、「実店舗で購入」の31%を大きく上回っている。
約3割の人がスマホを買取に出した経験アリ! 1位は30代男性、2位には20代女性がランクイン
「中古スマホを買取に出したことはありますか?」との質問に対し、28%は買取に出した経験があった。インターネットと店舗での買取に大差はなく、インターネットで買取に出した人が51%、実店舗で買取に出した人が49%と、約半々だった。
買取に出したことが「ある」と回答した169人を男女別・世代別で見ると、1位は30代男性で26%。2位には20代女性の21%がランクインした。ついで20代男性の20%が3位に続く。購入では低かった女性も、買取は積極的に中古スマホ市場を活用しているようだ。
また、同調査ではニューズドテックが調査した「2022年8月度中古iPhone販売数・買取数ランキング」も紹介されている。
買取数ランキングで1位となったのは、「iPhone SE(第3世代、64GB)」だった。前月の2位から1ランクアップし、初の1位となった。iPhone SE(第3世代)は、3位にも128GBの機種がランクインしており、これからランキング上位の常連となる可能性は大だ。また、逆に前月1位から2位へと転落したのは「iPhone SE(第2世代、64GB)」。人気のiPhone SEシリーズでも世代交代が起こっているのかもしれない。
そして販売数ランキングでは、「iPhone 8(64GB)」3カ月連続の1位となっている。磐石なようにも見えるが、2位には「iPhone SE(第2世代、128GB)」が前月トップ10圏外からジャンプアップしてきている。この勢いのまま1位の座を奪うことになるのだろうか。
9月はiPhone 14の発表・発売もあり、中古スマホ市場にも大きな影響を及ぼすことになるだろう。次のランキングにも要注目だ。
出典元:スマホ・タブレット買取サイト「みんなのすまほ買取」は→こちら
※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)