イヤホンとの併用も可 | iPhoneを持たずに高品質通話が可能
ちなみにイヤホンを使用しての通話でも、マイクモードの「声を分離」機能を利用することができます。iPhoneを持たずに声を分離して通話できるので、たとえば家族がいる場所で作業しながら通話する際などに大変便利です。
ただし「ワイドスペクトル」については周辺の音を拾うという機能上、イヤホンを使いながらの使用はできません。
マイクモード(声を分離)が「使えない!?」と思ったら確認すべきこと
マイクモードが使えないというときは、まずiOS15にアップデートしてあるかを「設定」アプリの「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から確認しましょう。
またマイクモードは実際にマイクを使用しているときのみ、コントロールセンターに表示されます。マイクを使用していないときはモードを変更できないので注意しましょう。
「電話」での使用は非対応 | DiscordやSkypeも非対応
インターネット回線ではなく、電話回線を使う「電話」ではマイクモードは利用できません。通話に電話回線を利用する「Discord」や「Skype」での通話にも利用できないので注意しましょう。

【左】のLINE通話中のコントロールセンターにはマイクモードのタブが表示されていますが、【右】の電話通話中のコントロールセンターにはマイクモードが表示されていません
まとめ | 会議中の騒音も、寝落ち通話のいびきや料理中の通話も安心!
今回はiPhoneのマイクモードについて解説しました。ドライヤーのごう音さえも「声を分離」でカットできるので、たとえば以下のようなシチュエーションで「声を分離」機能は便利です。
・Zoom会議で家族やペットがうるさいとき
・友達や恋人と寝落ちするまで通話し、就寝中のいびきが聞こえないか心配という場合
・料理しながら通話して水や調理の音が気になるとき
こうした場合も「声を分離」モードをオンにしておけば、相手には自分の声以外ほとんど聞こえないので安心です。
実はかなり使える機能なので、今まで利用していなかった方はぜひ使ってみてくださいね。