Googleが提供するサービスを利用するために必要なGoogleアカウント。「Googleアカウントを複数作成したい」「仕事とプライベートでGoogleアカウントを使い分けたい」といった方も多いのではないでしょうか。
Googleアカウントは複数作成することが可能。パソコンのブラウザで複数のアカウントを切り替えたり、Androidのアプリを複数のアカウントで利用したりすることができます。
たとえば、仕事とプライベートで2つのアカウントを作成すれば、1つの受信トレイに仕事のメールとプライベートのメールが混ざってしまうことがありません。
この記事では実際にGoogleアカウントを複数作成する方法と、管理時の注意点を解説します。
Googleアカウントを複数/2つ以上作成するのは規約違反? | 複数管理時の注意点
まずGoogleアカウントの複数作成時の注意点について解説します。Googleアカウントは保有できる数に制限が設けられておらず、1人でいくつでもアカウントを作成できます。 アカウントの追加方法は、通常のGoogleアカウントの作成と同様です。
ただし、他人へのなりすましなどGoogleのポリシーに違反するような場合には、アカウントの利用が制限・停止される可能性があります。
1つのアカウントの複数人での利用は非推奨
Googleは、1人で複数アカウントを保有することはできますが、1つのアカウントを複数人で共有すべきではないと告知しています。
その理由は、Googleアカウントは1人のユーザーによる使用を目的として設計されており、複数人で利用すると本人確認やアカウントロックなどの問題が発生することがあるから。トラブル防止のためにも、会社用のアカウントを作って従業員と共有するといったことは控えましょう。
注意点 | アカウントの「名前」の付け方
取得したGoogleアカウントには任意の名前をつけることができます。Googleのサービスによっては、利用時にGoogleアカウントの名前がそのまま表示されます。プライバシーの観点も踏まえ、本名と異なる名前にするなど対策が必要です。
注意点 | メインアカウントとサブアカウントの使い分け
Googleアカウントを複数作成した場合、利用するアカウントを間違えないよう注意する必要があります。
たとえば、本名で利用している仕事用のアカウントから仕事に関するメールを送ろうとして、間違えてハンドルネームで利用しているプライベート用のアカウントからメールを送ってしまうと、相手は誰からメールが来たのか分かりません。
クリックひとつで手軽にアカウントを切り替えられるからこそ、メールを送信するときや投稿する際は、今利用しているアカウントを確認するようにしましょう。
Googleアカウントを追加で作成する手順は以下の通りです。
まず、Googleアカウントの作成ページへアクセスします。
マルチログイン機能でアカウントを使い分ける方法
Googleアカウントはマルチログイン機能を採用しており、同じブラウザで複数アカウントへスムーズにログインすることができます。
まとめ | Googleアカウントは基本的に「個人向け」である点に要注意
今回はGoogleアカウントを複数作成する方法と、複数アカウントを管理する際の注意点を解説しました。
Googleアカウントは基本的に個人ユーザーを対象にしています。会社やお店など、ビジネス目的で利用したい場合は、アカウント作成の際にGoogleマイビジネスの設定や宣伝がしやすい「ビジネスの管理用」としてアカウントを作成しましょう。ビジネスの管理用アカウントの取得は無料です。Googleが提供しているビジネス向けサービス「Google Workspace(旧G Suite)」を有料プランで利用することもできます。