iPhoneの最新OS「iOS 16」の不具合を解消した「iOS 16.0.2」「iOS 16.0.3」「iOS 16.1」「iOS 16.1.1」などが相次いで公開されましたが、2022年11月30日には、最新版の「iOS 16.1.2」がリリースされました。これまで初期トラブルを回避するために、iOS 16をインストールせず様子見していた人にとっては気になるアップデートでしょう。そこで今回は、iOS 16.1.2でいったい何が変わったのか詳しく解説します。
ここまでのアップデートでも不具合はかなり改善されている
2022年9月13日にiPhone用最新OS「iOS 16」がリリースされました。この「iOS 16」はさまざまな新機能が追加されたメジャーアップデートですので、早く新機能を使ってみたいところです。
iOS 16の新機能について詳しく知りたい人は、こちらの記事で確認してください。
とはいえ、メジャーアップデートではどうしてもバッテリーの減りが早い、アプリが対応しておらず正しく動作しないといった不具合がいくつか出てしまいます。
Appleからは、その後不具合を解消した「iOS 16.0.2」「iOS 16.0.3」「iOS 16.1」「iOS 16.1.1」が相次いでリリースされました。
たとえば「iOS 16.1」では、iCloudの共有写真ライブラリで、写真やビデオを最大5人とシームレスに共有したり、他社製AppのライブアクティビティをiPhone 14 ProモデルのDynamic Islandやロック画面に表示できるなど、さまざまな新機能が追加されています。詳しくはこちらの記事を確認してください。
さらに2022年11月30日には最新版の「iOS 16.1.2」が公開されています。ここでは、このiOS 16.1.2でどのような機能が追加されているか確認していきましょう。
iOS 16.1.2ではどんなところが改善されているの?
それでは、最新版iOS 16.1.2の内容を確認しましょう。リリースノートによると「iPhoneの重要なセキュリティアップデート」「ワイヤレス通信事業者との互換性の改善」「iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化」の3つが紹介されています。
■最新版iOS 16.1.2のアップデート内容
・iPhoneの重要なセキュリティアップデート
・ワイヤレス通信事業者との互換性の改善
・iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
ワイヤレス通信事業者との互換性の改善
iOS16.1にアップデート後、海外ではワイヤレス通信(データ通信)が、日本国内ではWi-Fiがつながりにくいことがあったようですが、iOS16.1.2ではこれが改善されました。
もし、iPhoneでデータ通信やWi-Fiがつながりにくいと感じていた人は、今回のiOS16.1.2にアップデートすることで改善されるかもしれません。
iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
iPhone 14やiPhone 14 Proには、自動車が衝突したことを検出すると自動的に緊急サービスに通報される機能が搭載されています。
アメリカのApple情報専門ニュースサイト「9to5Mac」によると、iOS 16.1.2では、衝突事故の検出機能のバグを修正したり最適化が実行されたようです。
もし、iPhone 14やiPhone 14 Proユーザーの人はiOS16.1.2にアップデートしておいたほうがいいでしょう。
参考元:【9to5Mac】
まとめ
いかがでしょうか? まだiOS 16を導入していない人もいるでしょうが、iOS 16.1.2までのアップデートによって不具合はかなり解消されているので、ぼちぼちiOS 16.1.2へのアップデートを考えてもいいでしょう。
ちなみに、Appleではすでに次のバージョン「iOS 16.2」のベータ版をリリースしています。正式版は12月中にリリースされると見られていますので、慎重派の人はそれを待ってもいいかもしれませんね。