急速に普及してきたキャッシュレス決済ですが、なかでもスマホを利用したQRコード&バーコード決済は、ポイント還元もあってお得ですよね。アナタもPayPayや楽天ペイ、d払いなどを利用しているのでは? でも、QRコードとバーコード決済って何が違うのでしょうか? そこで今回は、スマホ決済のQRコードとバーコードの違いを紹介します。
スマホ決済では2種類の支払い方法が利用できる!
日本でもここ数年で急速にキャッシュレス決済が普及してきました。最近は、現金をあまり使わないという人も増えてきたのではないでしょうか?
キャッシュレス決済は文字通り“現金を使わない支払い方法”のことですが、クレジットカードやSuicaなどの交通系ICカード、nanacoやWAONといった電子マネー、そして、スマホのQRコード&バーコード決済など、さまざまな種類があります。
なかでもスマホ決済は2018年ごろから急速に普及し、PayPay(ペイペイ)の登録者数は2022年8月時点ですでに5,000万人を突破しています。
●PayPay「「PayPay」の登録ユーザーが5,000万人を突破!」は→こちら
でも、お店の買い物でスマホで決済を利用するときは、「QRコード」と「バーコード」決済の2種類があり、初めてのときはどうしていいか分からず、戸惑ってしまうこともあります。
そこで今回は、スマホ決済時のQRコードとバーコード決済の違いについて解説しましょう。これでもう、お店で慌てる必要はありませんよ!
お店側がリーダーでスマホのコードを読み込む「ストアスキャン」方式とは?
スマホ決済では大きく分けて2種類の決済方式があります。まず、コンビニなどで支払うときは、スマホに表示したバーコードをお店のリーダーで読み込む「ストアスキャン」方式になります。
たとえば、PayPayならホーム画面下にある「支払う」ボタンを押すとバーコードが表示されますが、これをお店のリーダーで読み込んでもらえばOKです。
バーコードが読み取られると自動的に決済され、現金で支払うよりスムーズなのが特徴です。
ちなみに、PayPayでは「残高払い(赤)」と「あと払い(青)」の2種類が選択できますが、あと払いは登録したクレジットカードで決済されるようになっており、残高不足を気にする必要がないのが安心です。
PayPayの残高払いとあと払いについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
最新レジが導入されていない個人商店、お土産物屋さん、喫茶店、旅館などでは、QRコードを利用した「ユーザースキャン」方式になることがあります。
これは、レジの横にお店のQRコードが表示されており、このQRコードをスマホ側で読み込む方式になります。
QRコードを読み込むと金額を入力する画面に切り替わり、自分で支払い総額を入力。店員さんに見えるようにして「支払う」ボタンを押せば決済されます。
このように、QRコード決済はバーコードより手間がかかるので、レジに人が並んで混雑しているときは、多少焦ってしまうかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか? 筆者も最初にユーザースキャン対応のお店でPayPayで支払いをしたときは、どうしていいか分からず、オロオロしてしまいました。
レジの付近にQRコードが表示されていれば、ユーザースキャン方式になるので、早めにQRコードを読み込む準備をしておきましょう。
とくにレジにお客さんが並んで混雑している状況だと、よけいに焦って時間がかかってしまうことがあります。QRコードとバーコードの違いが分かっていれば、きっとスムーズに支払うことができるでしょう。