シニア層、スマホ利用で生活に変化「疑問を調べるように」が約8割【MMD研究所調べ】

日本最大のモバイル専門調査機関である「MMD研究所」が2022年9月に実施した「2022年シニアのスマートフォン・フィーチャーフォンの利用に関する調査」によると、シニアのモバイル端末所有率は94.0%。そのうちスマホを所有している人は89.0%であることが判明した。前年比4.2ポイントの増加が見られ、シニア層でもデジタル化が進んでいるという結果になった。

シニア層の人たちは、スマホのどのような点にメリットを感じているのだろうか。今回は、スマホによって生じた生活の変化について聞いた調査結果を一緒に見ていこう。

スマホ所持により「疑問を調べるようになった」が多数

スマホによる生活の変化

スマホによって変化した生活(「モバイル社会研究所」調べ)

モバイル社会研究所は2022年1月、関東1都6県に住む60~79歳の男女を対象に「2022年一般向けモバイル動向調査」を実施。そして2022年12月8日、その調査結果から分析した、スマホを利用することによって生じた生活の変化について発表した。

一番変化を感じているのは、「疑問を調べるようになった」。この項目に関しては、約8割のシニア層が変化を実感しているそう。人に聞いたり、書籍や辞書を使ったりして調べていた疑問点を、スマホひとつで手軽に調べられるようになったのは大きいだろう。

次に多かったのが「カメラ機能でメモ・板書をとる機会が増えた」で約6割。この結果は筆者にとって予想外だった。若い層がカメラをメモ代わりに使っているのはよく見かけるのだが、この手法がシニア層まで広がっているとは知らなかった。

そして「専用機器の持ち運びが減った」も約6割。カメラやレコーダー、ラジオプレーヤーなどを持ち運ばなくても、スマホ1台で完結する。荷物が多かったり重かったりすることが、身体にとって大きな負担になり得るシニア層にとっては、非常に便利に感じるのではないだろうか。

上記3つの項目に関しては、シニア層に限らずすべての年齢層に当てはまるように感じる。次は、筆者がシニア層ならではの結果だと感じた項目について見ていこう。

「ペーパーレス」「購読/手続」は普及していないよう

スマホによる生活の変化(年代別)

年代別で見ると浮き上がる、年齢層での違い(「モバイル社会研究所」調べ)

年代別の結果を見てみるとどうだろう。10~30代、40~50代と比べて変化を実感している人が少ないのは、ネットショッピングなどを利用した「購買/手続」に関する項目や、「ペーパーレス」に関する項目だ。これらの項目に関しては、調査結果だけでなく、肌で感じている部分もあるだろう。利用率が拡大しているネットショッピングや電子書籍だが、シニア層が利用している場面を見かけることはあまりないように思う。

検索やカメラ機能と比べると、ネットでの購買やペーパーレス化はアカウントの作成や支払い情報の入力など、複雑な作業が多いのかもしれない。シニア層の人たちは手軽かつ簡単に使える範囲で、スマホを利用しているのではないだろうか。

シニア層でも拡大しているスマホの普及率。今後、スマホの利用目的についてどのような変化があるのかが気になるところだ。

出典元:【シニア】スマホの利用で便利になった生活 シニア層は「情報」は多く「ペーパーレス」「購買/手続」は少ない【モバイル社会研究所

オトナライフ編集部
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