デビッドカードにデメリットはないの?
ここまではデビットカードのメリットばかりを紹介してきましたが、デメリットも確認しておきましょう。
まず、銀行口座に残高がないと買い物ができないことです。しかし、これがデビットカードのメリットでもあります。
一時的にお金が足りないとき、クレカのようにキャッシングサービスは利用できません。とはいえ、キャッシュカード機能があるので、ATMで銀行口座から現金を引き出すことは可能です。こちらも、無駄遣いを防ぐという意味ではメリットになるかもしれません。
ほかにも、デビットカードはクレカのように分割やリボ払いができません。商品を分割で買いたいときなどには、クレカのほうがいいかもしれませんね。
また、デビットカードでは原則ETCカードを発行できません。ETCカードが必要な人はETCカードを発行できるクレカを利用するのが基本です。
最後に、クレカの場合は利用実績に応じてゴールドやプラチナなどにランクアップでき、海外旅行保険や空港ラウンジの利用といった特典が付くことがあります。
しかし、年会費無料のデビットカードにはクレカのような特典はあまり付いていません。特典を比較するとクレカのほうがお得な場合もありますので、自分でしっかりお金の管理ができる人なら、あえてデビットカードを使う必要はないかもしれません。

デビットカードでETCカードは作ることができない。実は大きなデメリットはこのくらいかもしれない……(筆者撮影)
まとめ
デビットカードはATMで現金を毎回引き落すのが面倒くさい人や、サイフにお金があるとつい使い過ぎてしまう人などにおすすめです。
クレカだと手持ちのお金以上に買い物をしてしまう人は、デビットカードに変えることで無駄遣いを防ぐ効果も期待できます。
今回紹介したデビットカードのなかには、お得なポイント還元やキャッシュバックを受けられるカードもあります。無駄遣いを防ぎつつポイントまで貯まるデビットカードを検討してみてはいかがでしょうか。
監修日:2023年1月30日