Twitterに鍵をかけるメリット・デメリット(注意点)
Twitterアカウントに鍵を付けて、非公開アカウントにするメリットとデメリットを紹介します。
メリット
Twitterアカウントを非公開にすると、第三者に見られたくないツイートを非公開にできます。すべてのツイートやリプライがフォロワーからしか見えなくなるので、内輪だけでTwitterを楽しめます。
実生活での知り合いにツイートを見られたくない場合や、秘密や本音を書くようないわゆる「裏垢」を作りたい場合は、非公開にしておくとバレないので安心です。
また、非公開アカウントのツイートはリツイート(RT)できないため、他人に拡散されることがありません。「炎上」によるトラブルを避けたい場合も、鍵を付けておくことをおすすめします。
デメリット
Twitterで鍵垢にすると、フォロワーも含めて誰も自分のツイートをリツイート(RT)・シェア(共有)できなくなります。ツイートにつけたハッシュタグも無効になります。そのため、情報を広く発信する目的でTwitterを使用している人には向いていません。
また、プレゼントキャンペーンに参加することも難しくなります。プレゼントキャンペーンの多くが「リツイート(RT)」で行われますが、鍵垢のリツイートはカウントできないからです。基本的には、フォロワーが開催しているキャンペーンにしか参加できません。
Twitterの非公開アカウント(鍵垢)についてよくある質問
Twitterの非公開アカウントに関する、よくある質問への答えをまとめました。
・特定のツイートのみを非公開にすることは可能?
・非公開アカウントを見ることができるツールはある?
・非公開アカウントから鍵を外すには?
特定のツイートのみを非公開にすることは可能?
特定のツイートのみを非公開にすることはできません。ツイートを非公開にしたい場合は、アカウントに鍵を付けてすべてのツイートを非公開にする必要があります。
ただし、ツイートごとに「リプライ制限」をかけることは可能です。リプライ制限をかけると、返信できるアカウントの種類を下記2ついずれかに限定できます。
・自分がフォローしているアカウント
・ツイート内で「@」をつけたアカウント
iOS端末とAndroid端末で、ツイートにリプライ制限をかける手順は下記のとおりです。いずれの端末でも同じ操作方法となります。

【1】①通常どおりツイートを入力します。②「全員が返信できます」と表示された部分をタップします。③「返信できるアカウント」を、「フォローしているアカウント」もしくは「@ツイートしたアカウントのみ」から選択します

【2】①「ツイートする」をタップすると、リプライ制限をかけたツイートを投稿できます。ちなみに、リプライ制限をかけたツイートをほかのアカウントから見ると、右側の画像のようにリプライ・リツイート(RT)が不可となります
リプライ制限をかけたツイートはリプライ・リツイート(RT)ともにできないので、いたずらや炎上を避けたいときに役立ちます。しかし、ツイートの閲覧は可能なことや、ほかのユーザーとの交流の幅が狭まる点には注意が必要です。
非公開アカウントを見ることができるツールはある?
非公開アカウントのツイートを見ることができるツールはありません。鍵垢はプライバシーが厳重に保護されているため、どのようなツールや外部アプリを使っても閲覧不可能です。
鍵垢のツイートが見たい場合は、相手にフォローリクエストを送信して承認してもらいましょう。どうしてもフォローできない場合は、不確実な方法ではありますが、検索エンジンやTweetSaveなどで見られることもあるようです。
非公開アカウントから鍵を外すには?
非公開設定にしたTwitterアカウントは、いつでもすぐに鍵を外してもう一度公開できます。
ツイートを拡散させたいときや、リツイートキャンペーンに応募したいときなどは、鍵を外しておくといいでしょう。ただし、公開設定時に自分のアカウントをフォローした人は、鍵を付けた後も引き続きツイートが見られるので注意が必要です。
まとめ
Twitterでプライバシーを確保したいときや炎上を避けたいときは、アカウントに鍵を付けて非公開にすると便利です。ただし、リツイートでツイートを拡散してもらえなくなることや、キャンペーンへの参加が難しくなることに注意してください。特定のツイートのみ保護したい場合は、リプライ制限も検討してみるといいでしょう。
※サムネイル画像(Image:Diego Thomazini / Shutterstock.com)