テレビのHDMI入力が足りないときにはHDMI切替器(セレクター)がオススメ!

HDDレコーダーやゲーム機、Fire TV StickなどのAV機器が増えると、テレビのHDMI入力が足りなくなって困ってしまいますよね。筆者もHDMI入力が足りなくて、HDDレコーダーとFire TV Stickを切り替えられる「HDMI切替器(セレクター)」の購入を検討していました。そこで筆者は、今回Amazonでサンワダイレクトの小型HDMI切替器「400-SW034」を購入してみましたので、使用方法と注意点を合わせて紹介しましょう。

そもそもHDMI切替器(セレクター)ってどんなもの?

リビングの大型テレビには、HDDレコーダーやゲーム機、Fire TV StickといったAV機器をHDMIケーブルで接続しますが、通常、テレビのHDMI入力は4系統くらいしかありません。

筆者はすでにテレビにHDDレコーダー3台とゲーム機を1台を接続しており、HDMI入力の空きがないので、Fire TV Stickを接続するときは、毎回HDMIケーブルを差し替えていました。

そこで、筆者はこの問題を解決するために、「HDMI切替器(セレクター)」を購入することにしたのです。

HDMI切替器にはさまざまなタイプがありますが、今回筆者が条件にしたのは、電源不要で動作し、2つの入力をワンタッチで切替可能なコンパクトタイプです。

そして、実際にAmazonで購入したのは、日本メーカーのサンワダイレクト「HDMI切替器(セレクター)400-SW034」という製品で、価格は3,480円でした。

実は、中国製の怪しい製品なら1,000円以下でも売られているのですが、デジタル著作権保護システム「HDCP」などに非対応だと、きちんと画面が映らない場合があって面倒なので、多少高くても、やはり安心の日本メーカー製をチョイスしておいたのです。

サンワダイレクトHDMI切替器(セレクター)400-SW034

こちらが筆者が購入したサンワダイレクト「HDMI切替器(セレクター)400-SW034」。日本メーカー製であることと、本体がコンパクトで電源不要なのが決め手です(筆者撮影)

400-SW034は、2つのAV機器を入力しておき、真ん中のスイッチで入力を出力を切り替えることができる

400-SW034は、2つのAV機器を入力しておき、真ん中のスイッチで入力を出力を切り替えることができる優れもの。LEDでどちらの入力になっているか一目で確認できるのも◎です(筆者撮影)

400-SW034は2つの入力を切り替えて出力することができるほか、逆に1つの入力を2つのTVに切り替えて出力することも可能

400-SW034は2つの入力を切り替えて出力することができるほか、逆に1つの入力を2つのTVに切り替えて出力することも可能。ただし、2つのTVに同時出力はできないので注意しましょう(画像はAmazon公式サイトより転載)

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Amazonで購入した400-SW034は、現物を手にすると本当に手のひらサイズ(W49×D52×H20mm)で、重さもたった31gしかありません。

さっそく、Fire TV Stickを400-SW034に挿そうとしましたが、なんと隣のHDMI端子とFire TV Stick本体が当たってしまい、挿せないのです!

400-SW034に挿そうとしましたが、なんと隣のHDMI端子とFire TV Stick本体が当たって刺さらない

400-SW034に挿そうとしましたが、なんと隣のHDMI端子とFire TV Stick本体が当たって挿せません! これには少し焦りました……(筆者撮影)

筆者は一瞬焦りましたが、よく考えてみればFire TV Stickには「HDMI延長ケーブル」も同梱されていたので、これを利用することにしました。

すると、2本のHDMI端子を接続することができたので、もう一方のHDMIケーブルをテレビ側に接続しました。これでセッティングは完了です。

Fire TV Stickの「HDMI延長ケーブル」

Fire TV Stickには「HDMI延長ケーブル」も同梱されています。これなら400-SW034に2本のHDMI端子を挿せるでしょう(筆者撮影)

Fire TV StickのHDMI延長ケーブルを利用して、実際に400-SW034に接続した状態

こちらがFire TV StickのHDMI延長ケーブルを利用して、実際に400-SW034に接続した状態。これで無事にHDDレコーダー用のHDMIケーブルと同時接続することができました(筆者撮影)

実際にテレビにHDMIケーブルを接続すると、青いLEDで光って、今どちらの入力が有効になっているか確認できますので、切り替えも簡単です。もちろん、400-SW034は電源を必要としないので、テレビの裏側にスッキリ配置できるのも大満足でした。

実際に400-SW034を利用してレコーダーとFire TV Stickをテレビに接続した状態

こちらが、実際に400-SW034を利用してHDDレコーダーとFire TV Stickをテレビに接続した状態。真ん中のボタンを押すと入力が切り替わりますが、どちらの入力が有効なのかを、青いLEDランプで確認できるのも便利です(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? 今回筆者がAmazonで購入したサンワダイレクト「HDMI切替器(セレクター・400-SW034)」は、電源不要で非常にコンパクト。

本体のボタンで簡単にFire TV StickとHDDレコーダーの入力を切り替えられるので、大変満足しています。

もし、リビングの大型テレビのHDMI入力が不足したら、このようなHDMI切替器を使って対処すればいいでしょう。

なお、日本のHDDレコーダーやゲーム機はデジタル著作権保護技術のHDCPを採用しています。日本メーカー製のHDMI切替器ならHDCPにも対応していますが、中国製のなかにはHDCPに非対応で画面が映らないこともありますので、十分注意してください。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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