【最新】YouTubeのロゴマークをダウンロード/利用するときの正式な許可申請方法

YouTubeのロゴマークを出版物や名刺などで無断利用することは、規約違反にあたります。もし使いたい場合、YouTubeの「リクエストフォーム」から申請を行う必要があります。

・YouTube Brandのガイドライン:こちら

【最新】YouTubeのロゴマークをダウンロード/利用する際の正式な許可申請方法1

「リクエストフォーム」は2023年3月現在、英語版のみ。ページに英語で「YouTubeブランド(YouTubeロゴ・アイコン・ウェブサイト・ワードマーク)を使用する場合、弊社の承認が必要です。まずYouTube Brandのガイドラインを確認し、どのように使用する予定か明記してリクエストを送信してください」と記載されているように、英語版フォームからの申請が必須です

【事前準備】YouTubeのロゴマークの使用許諾には「モック」が必要

前提として、YouTubeのロゴマークの使用許諾には実際に利用イメージが分かる「モック」(見本)が必要。たとえば自社の出版物などにロゴを掲載する場合「どの部分にどのように掲載されるのか」具体的な見本の画像を添付して申請することが求められます。社内のデザイナーに相談し、モックをあらかじめ作成しましょう。

なお、モック作成向けのYouTubeの正式なロゴマークは、ブランドリソースのページからダウンロード可能です。

【事前準備】YouTubeのロゴマークの使用許諾には「モック」が必要1

モック用のロゴは、ライト、ダーク、モノクロの3種類が用意されています。(画像引用元:YouTube Brand resources)

なお、公式ロゴのダウンロードは以下の方法で行えます。

【事前準備】YouTubeのロゴマークの使用許諾には「モック」が必要2

①ダウンロードしたいロゴの横にある矢印をクリックします。②すぐにダウンロードが開始され、zipファイルがダウンロードされます

Windows PCの場合、デフォルト設定ではダウンロードフォルダにダウンロードされます。解凍して利用しましょう。

YouTubeロゴマークの不適切な使用例

ブランドリソースページに書かれている、YouTubeのロゴマークの不適切な使用例は以下の通りです。

・ロゴそのものの変更
・ロゴの周りのスペースがアイコンの三角形のサイズ以上になっていない
・デジタルメディアに使用する場合、ロゴの高さが20dp(20 ピクセル)以上になっていない
・印刷の場合、高さが0.125インチ(3.1 mm)以上ではない

YouTubeのロゴマークの使用許諾の正式な申請方法

YouTubeのロゴマークの使用許諾の申請は、公式の「リクエストフォーム」から英語で行う必要があります。各項目の意味や入力すべき内容は以下のとおり。

YouTubeのロゴマークの使用許諾の正式な申請方法1

①「ロゴを利用したいブランド」を選択します。多くの選択肢が表示されますが、YouTubeのロゴが使いたいだけなら「YouTube」を選べばOK。②「どのYouTubeアセットを利用したいか」を選択します。今回はYouTubeのロゴを使用するので「Logo」にチェックを入れましょう。③「どこでYouTubeアセットを使用するか」を選択。自身のWebサイトで利用する場合は「Website」、名刺の場合は「Other」でOK

YouTubeのロゴマークの使用許諾の正式な申請方法2

「なぜ・どのようにYouTubeアセットを利用したいか」を回答します。たとえば「自身のライター活動を紹介するYouTubeチャンネルを運営しているため、名刺にロゴマークを掲載したいです」場合は、「I work as an individual writer and own a YouTube channel to introduce my writing activities. So I’d like to include the YouTube logo on my business card.」と記載すればOK

YouTubeのロゴマークの使用許諾の正式な申請方法3

①「YouTubeロゴをどのように使うか示すモックアップ(見本)」を添付します。自身のWebサイトや名刺などの画像に、矢印や矩形などでロゴを掲載したい部分をごく簡単に示せばOK。ただしサイズが15MBを超える場合は、Googleドライブなどに格納し、URLを記載する必要があります。②YouTubeロゴ以外のサードパーティー製コンテンツを含む場合は「Yes」を選択しますが、YouTubeロゴだけなら「No」を選びましょう。③「自身の居住地域とロゴの掲載先のメイン言語」を選びます。基本的には「Asia and Asia-Pacific」と「日本語」を選べばOK

YouTubeのロゴ使用時の注意点 | 申請を却下されるケースも多い

YouTubeのロゴ申請時、以下のポイントが守られていないと申請が却下されるケースがあります。

・ロゴと「YouTube」文字の間隔を変更する
・ロゴの色を変更する
・ロゴの高さを24dpより小さくする

前述の手順で公式フォームから申請すると、YouTubeロゴマークが所定URLからダウンロードできます。フォントやカラーを変更せず、「そのまま」使うのが原則。

YouTubeのロゴ使用時の注意点 | 申請を却下されるケースも多い1

一方でYouTubeのブランド管理は非常に厳重なため、申請を却下されるケースも少なくありません。上記はYouTubeが公式に公開している審査の例。向かって左がNGの例。背景が赤の場合、YouTubeアイコンの視認性が低いことが却下理由。向かって右のように修正することが求められます。(画像引用元:YouTube Brand resources)

申請に対するYouTube側からの返答は、申請から2日~3日程度で送られてきます。申請が却下された場合は、YouTube側からの返答をよく読み、モックを修正し、再申請しましょう。なおガイドラインを守ろうとすると、本来の掲載イメージと著しく乖離(かいり)してしまう場合は「ロゴを使わない」のも1つの手です。

YouTubeのロゴマークの使用についてよくある質問

YouTubeのロゴマーク使用についてよくある疑問と答えをご紹介します。

自社のYouTubeチャンネルを宣伝する目的で、YouTubeロゴを使いたいときの注意点は?

『アイコン/チャンネル名』の形式で、ロゴとチャンネル名を併記する必要があります。YouTubeのアイコンとチャンネル名の間には、「/」を含める必要があります。スラッシュを含めずに自社のチャンネル名を記載した場合、YouTube側から申請却下の上、修正を求められる可能性があります。

フリー素材サイトに公開されている「YouTube」のロゴマークは使用可?

フリー素材サイトの規約には反しませんが、YouTubeの公式な申請を経て使用した形にはならないため「自己責任」。YouTubeのロゴを仮に商用利用したいならば、正式に申請することを強くおすすめします。

YouTubeのロゴマークを無断使用するとどうなる?

YouTubeのロゴマークには「商標権」や「著作権」が存在します。同社のこれらの権利を侵害した形となるため、法的トラブルに発展するリスクがあります。

まとめ

YouTubeロゴを利用するために必要な、申請フォームの入力方法や注意点を解説しました。すべて英語で記入する必要がありますが、わからない場合はGoogle翻訳やDeepLを使い、フォームにコピペすればOK。文法などに多少のミスはあっても、問題なく通じることが多いので、気軽に申請しましょう。ただし、ダウンロードしたYouTubeロゴの加工や再配布はNGなので、あくまで個人的な利用にとどめて加工は行わないようにしてください。

※サムネイル画像(Image:diy13 / Shutterstock.com

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