子どもの位置情報把握に「AirTag」を使うのはあり? なし? – メリットとデメリット

世界的に見ると、日本は治安が良い国である。しかし、国内の犯罪は後を絶たない。小さいお子さんがいらっしゃるご家庭であれば、子どもが物騒な事件に巻き込まれないようにするため、常になんらかの対策を考えているはずだ。

今日は、Apple製品を10倍使いこなす方法を日々紹介しているインスタグラマー・マリエ iPhoneアプリとApple活用術@marie_okawaさんの投稿『子どもにAirTagアリ?ナシ?』について、皆さんにご紹介しようと思う。

マリエ iPhoneアプリとApple活用術さんは先日、下記の文章と共に、子どもの位置情報を把握するためにAirTagを持たせる際のメリットとデメリットをまとめた動画をInstagramへ投稿した。

「子どもの居場所確認にAirTag使ってる人いますか?GPS使うほどではないけど、子どもの居場所は把握したい!という目的で、我が家は子どもの持ち物にAirTagをつけています。メリットは・月額費用がかからない ・電池が長持ち ・コンパクト 費用をおさえておおよその場所を把握できるので助かってます!デメリットは・リアルタイムではない ・まわりにiPhoneがないと反応しない 人の少ないところや、キャンプや登山での迷子タグ代わりに使うのはやめたほうがいいと思います。そして、音が鳴る?問題。防犯やセキュリティのために一定期間iPhoneから離れるとAirTagから音が鳴るそうなんですが、今のところ我が家では学校で鳴ったりしたことはないそうです。(万が一のために、音を止める方法は伝えています)Appleに問い合わせてみても、どのくらいの時間・距離で鳴るというような基準は公開されてないみたい。同じようにAirTag使ってる方、実際どうですか?AirTag使って良かったこと、悪かったこと教えてください」

こちらの投稿には、440件を超える「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。

 
 
 
 
 
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子どもにAirTagを持たせるメリット・デメリット!

AirTagとは、2021年4月にApple社から発売された、紛失防止用のタグのことである。軽くて持ち運びのしやすいAirTagは、Apple製のデバイスと連携させることができるため、カバンや家の鍵などにつけておくと、紛失した際に位置を検索することができるのだ。

AirTagの本来の使い方は、持ち物の紛失や盗難時に場所を特定するものだが、これを子どもに持たせることで、親はおおよその子どもの位置情報を把握することができる。投稿者のマリエ iPhoneアプリとApple活用術さんは、実際に2年間、子どもの持ち物にAirTagを付けてみたそうだ。

子どもにAirTagを持たせるメリット1

(画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術(@marie_okawa)」さん提供)

子どもにAirTagを持たせるメリット2

(画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術(@marie_okawa)」さん提供)

AirTagを子どもに持たせる際のメリットとしては、月額費用が掛からないこと、GPSよりも電池が長持ちすること、そしてコンパクトなことだ。子どものランドセルなどにつけても、違和感のないサイズ感なので、導入はスムーズに行えそうである。

子どもにAirTagを持たせるデメリット1

(画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術(@marie_okawa)」さん提供)

デメリットとしては、リアルタイムではないこと、近くにiPhoneがないと反応しないことがあげられていた。AirTagの仕組みは、超広帯域無線通信を活用することで、位置の追跡を可能にしている。そのため、位置情報をiCloudに送信できるデバイスが近場になければ利用できないのだ。

実は多くの親御さんが子どもにAirTagを持たせている!

この投稿を読んだインスタユーザーたちからは、「わが家も今年1年生の子どもに持たせています。ランドセルのポケットの中につけています。音が鳴ってしまうと言う事は今までありません。

ちなみに、わが家は猫にもつけています。完全室内飼いですが、もしも逃げてしまったときのことを考えてつけています」と、子どもだけでなくペットにもつけているとの声や、「わが家も次3年生の娘が入学から使ってます。うちは学校まで1キロくらい、学校にいるのがわかるのと、下校時3カ所くらい反応してくれるので今大体この辺、がわかるので助かってます。最後に反応のあった場所で何分前に反応があったかがわかるので、10分前にここ通ったならもうすぐだな〜とか、目安になりますよ」と、AirTagから子どもの帰宅時間を予想しているとの声など、さまざまなコメントがリプライ欄には上がっていた。

GPSに比べると位置情報の更新は遅いものの、多くの親御さんが小学生の子どもの通学時にAirTagを持たせているようである。筆者が小学生の頃は、ランドセルに交通安全のお守りを付けている子が多かったが、令和の今は神頼みよりも、テクノロジー重視のようだ。ITの進歩で人間の仕事が機械に奪われるとはよく言うが、仕事が減っているのは神様も同じなのかもしれない。

無料の刻印サービスも利用しよう!

Appleでは、無料でAirTagに刻印を行うサービスもあり、好きな絵文字やイニシャルを入れることができる。子どもは手遊びが好きな生き物なので、ふとした拍子にホルダーから外してしまうことも考えられるため、学校でお友達のAirTagと混ざってわからなくなりそうな場合に備えて、目印を刻印しておくのがオススメだ。

子どもにAirTagを持たせるメリットとデメリットを紹介した今回の投稿。もうすぐ新学期も始まるので、小学生のお子さんがいらっしゃる方は、通学のお守り代わりに導入してみてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:「マリエ iPhoneアプリとApple活用術(@marie_okawa)」さん提供)

オトナライフ編集部
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