寝ている間にポイ活? 睡眠計測アプリでどれだけポイントが貯まるのか実践!

自宅で手軽にできるポイ活アプリ。実は「寝ているだけでポイントを貯められる」アプリが存在します。睡眠中の記録を残して『睡眠の質』改善と、ポイ活を一緒にできる“寝るだけ”の無料アプリを2つご紹介しましょう。

睡眠データで何がわかるの? アプリで違いはある?

実際に使ってみるのは、『Somnus』と『BRAINSLEEP COIN』の両アプリ。筆者は、普段から起床後もなかなか疲れが取れていないため、睡眠の質はどのようになっているのか、実際に両方のアプリを同時に使用して比較してみました。

『Somnus』はヘルスケアアプリと連携

まず『Somnus』のアプリを起動します。ユーザー登録が終わると、ヘルスケアアプリとのデータ連携を求められます。複数の項目から総合的に睡眠状態を観察するようです。

Somnus、ヘルスケアデータとの連携方法

ヘルスケアアプリと連携が必要

記録の仕方はとても簡単で、ホーム画面右下の『計測を開始』のボタンを押すだけ。60分未満の睡眠は記録されないので注意しましょう。枕元にスマホを置いておくだけで、画面を閉じていても記録してくれるので安心です。

Somnus、表示画面

画面右下の『計測を開始』ボタンから測定開始

アラームは複数作成可能で、アラーム音もバリエーションが豊富にあるため、自分が気持ちよく起きられる音を選びましょう。実際に一晩測定してみたところ、筆者の睡眠スコアは『58点』と残念な結果に。“ベッドで就寝した時間”と、“眠りに入っている睡眠時間”をわけて記録してくれるので「普段、なかなか寝つけない」という人も客観的に“自分がどの程度睡眠を取れているのか”を把握することができます。

Somnus、表示画面2

「記録」タブに表示された筆者の睡眠記録データ

さらに途中、何回目が覚めたか、目覚めた時の気分や寝る前の習慣なども記録できます。『睡眠予報』のページでは、記録されたデータをもとに“集中力の高まる時間帯”や“眠気が訪れる時間帯”の予報も確認することができるので、1日のスケジュールを決める際に役立ちそうですね。

Somnus、表示画面3

ホーム画面の「睡眠予報」では、集中力の高まる時間帯(集中タイム)などが表示される

『BRAINSLEEP COIN』はアプリ独自で睡眠の質を計測

続いて使用するアプリは『BRAINSLEEP COIN』です。こちらもユーザー登録を完了後、ホーム画面右下の『計測』ボタンから翌日のアラームをセットして測定を開始します。

入眠時に流したい音楽や、起床時に流したい音楽をアラームとして設定することも可能で、音楽は数種類の中から選ぶことができます。

BRAINSLEEP COIN、表示画面

『計測』ボタンを押すと、アラームセット画面になる

同アプリではバックグラウンドでマイクを使用するため、環境音やいびきなどの音情報を収集することが可能です。さらに、オリジナルの専用デバイス『ブレインスリープコイン』を購入すると、寝返りの頻度や室温による眠りの深さなど、より詳しい睡眠データの収集が可能に。専用デバイスがない場合は、音と睡眠リズムの記録を残すことができます。

専用デバイス『スリープコイン』

専用デバイス『スリープコイン』

同じ夜に計測したにもかかわらず、『Somnus』で計測したスコアとは20点以上の差が出てしまいました。『ブレインスリープコイン』の端末を使用すると、さらに違った結果になるかもしれません。

BRAINSLEEP COIN、表示画面2

筆者の睡眠データ(ブレインスリープコインなしの場合)

ポイントの『貯まりやすさ』には大きな差も…

アプリの使い方がわかったところで、気になる“ポイントの貯まりやすさ”についても見ていきましょう。両アプリでは、睡眠データを記録することによってポイントを貯めることが可能。『Somnus』では「ポイント」、『BRAINSLEEP COIN』では「コイン」という名称になっています。

『Somnus』は専用モールでお買い物に利用可能

まず『Somnus』の場合、“睡眠スコア”によってポイントを獲得できます。筆者は、58点と低スコアだったため「3ポイント」でしたが、最高50ポイントまで獲得できるよう。貯まったポイントは睡眠グッズを扱う『Somnusモール』で1ポイント=1円相当として利用することができて、ポイントの有効期限は獲得から1年以内です。

『Somnusモール』では、睡眠の質を向上させるアロマオイルや入浴剤などが販売されており、商品の10%程度をポイントで支払うことが可能。この上限を超えてのポイント利用はできないので、有効期限が切れる前に使ってしまうのがオススメです。

『Somnus』は専用モール

『Somnusモール』にはアプリ「ホーム」の「ショッピング」タブからもアクセス可能

『BRAINSLEEP COIN』は睡眠スコア以外でもポイントが貯まる

一方『BRAINSLEEP COIN』では、筆者のスコアは82点で82コインを獲得していました。睡眠スコアと同等のコインが付与されるようですが、実は睡眠スコア以外の方法でもポイントを獲得できます。同アプリでは『デイリーミッション』が準備されており、「ログインする」「計測する」など項目ごとにコインを獲得でき、1日最高50コインを貯められます。達成した項目があれば『計測』ボタンの上の『ミッション』からチェックしましょう。

さらに、睡眠に関するコラムを読んだり、プロフィールを登録するなど、特定のミッションを達成することでもポイントが獲得可能。スコアが100点の場合はミッションと合わせて1日150コイン貯めることもできます。

BRAINSLEEP COIN『デイリーミッション』

毎日コインを貯められる『デイリーミッション』

コインはオリジナル商品を取り扱う『BRAINSLEEP STORE』や、提携店舗で利用できるクーポンに交換できる仕組みになっています。割引金額はクーポンの内容にもよりますが、400コイン使用すると『BRAINSLEEP STORE』内で利用可能な1000円オフクーポンと交換できるなど、お得なお買い物が楽しめそうです。なお、睡眠スコアやミッションで獲得したコインには有効期限がないので、ゆっくり使い道を考えてOK。

『BRAINSLEEP STORE』は睡眠の質を向上させるためのサプリメントやお水、枕や専用デバイスの販売をおこなっていました。他にも、脳ドッグや系列会社のリラクゼーションサービスなどの割引クーポンも準備されているようです。

『BRAINSLEEP STORE』クーポン

コインはさまざまなクーポンと交換可能

ポイントの貯まりやすさ、使い道に関しては『BRAINSLEEP COIN』の方がバリエーションが広いという結果になりました。しかし、ユーザーレビューの中には「一般的なポイ活アプリのように、他社ポイントと交換ができないのが残念」という声も。

両アプリとも“貯めたポイント”だけで商品を購入できるわけではないため、ポイ活アプリとしては少し弱いかもしれませんが、寝るだけでポイントが貯まるのでお得感を味わえます。また、健康的な生活が送れるように、適切なタイミングで『夕飯を済ませておきましょう』などの通知がくるので、自然と生活リズムが整ってくるのも嬉しいポイントです。

「ぐっすり眠れるようになりたい」「寝ている間のいびきや寝言が気になる…」という人は、ポイ活をしながら記録を残してみては?

●『Somnus』スマートフォンアプリ(iPhone)は→こちら
●『Somnus』スマートフォンアプリ(Android)は→こちら
●『BRAINSLEEP COIN』スマートフォンアプリ(iPhone)は→こちら
●『BRAINSLEEP COIN』スマートフォンアプリ(Android)は→こちら

※サムネイル画像は(Image:​「Somnus」公式サイト/「BRAIN SLEEP COIN」公式サイトより引用)

木村義孝
千葉県出身。副業フリーライターとして2年活動したあと独立。子育ての苦労と楽しさを噛みしめつつ、マンガ趣味の影響で始めた料理にも全力投球している。セダンに憧れを抱いているが、家族とのドライブを楽しめるクルマを模索中。

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