PayPay「グループ支払い」機能の提供開始 – 何が便利になったの?

PayPayが、4月24日から「グループ支払い」という機能の提供を開始した。これは、「わりかん」機能をリニューアルしたもので、「送る・受け取る」機能内でグループチャットを使える。グループ内の各メンバーにそれぞれ異なる支払い額を設定することができ、かつ、どのメンバーが支払い済みかをスマホの画面上で確認できるので、受け取り漏れが防げて便利な機能になっている。

PayPay「グループ支払い」で、異なる金額設定ができるように

PayPay「グループ支払い」画面

支払った人が画面上で一目瞭然に確認できるのは、幹事にとって、かなりありがたい機能だろう(画像は「PayPay」公式サイトより引用)

PayPayが、4月24日から「グループ支払い」という機能の提供を開始した。これは、2019年4月から提供している「わりかん」機能をリニューアルしたもので、「送る・受け取る」機能にてグループチャットで「グループ支払い」機能が使えるようになった。今までのように同じ額を割りふるのももちろんできるし、グループ内の各メンバーに、それぞれ異なる支払い額を設定することもできる。

グループチャット内で支払い金額を設定するとメンバーに通知がいき、また、どのメンバーが支払い済みかをスマホの画面上で確認できるので、受け取り漏れが防げて便利な機能になっている。酔っ払った人が大人数いるような飲み会だと、現金を回収して精算までこぎつけるのが一苦労だったりするが、スマートに会計を終えることができる。「わりかん」機能については、5月31日にサービス終了となる。

PayPayのスマホ決済における送金回数シェアは92%と一強!

スマホ決済における送金回数シェア(2022年)

2022年の一年間で送金回数は約2倍になっており、今後もその利用頻度は高まるだろう(画像は「PayPay」公式サイトより引用)

PayPayの「送る・受け取る」機能を利用したことがあるユーザーは2,600万アカウントを突破し、2022年度の1年間の送金回数は、前年同期比で約1.9倍で約2億回とどんどん利用頻度が高まっている。PayPayの送金手段としての、2022年のスマホ決済における送金回数シェアは92%で一強の状態だ。

スマホ決済の話ではないのだが、おもしろいサイトを見つけた。「Walica」と言って、グループ内で支払いをした人が複数いた場合、誰が誰にいくら返せばいいか計算してくれるサイトだ。たとえば旅行時に、Aさんはホテル代を、Bさんはレンタカー代を、Cさんは飲食代といったように支払っていた場合の精算はややこしくなりがちだ。そこで、「Walica」に誰がいくら払ったかを記録していくと、最終的に誰が誰にいくら払えばいいか計算してくれるというものだ。

今はいろいろと便利なサイトやアプリがあるなと自分の昔の経験を振り返ると、大人数での飲み会の精算時のエピソードがいくつか思い浮かぶ。精算時に1万円札しか持っていないことに気づいて、ダッシュで近くのコンビニで飲み物でも買って千円札にくずす人がいたり、全員から指定の金額を回収して精算前に総額をチェックしたら5,000円札分なくて、みんなで机の下など必死に探したこともあった。

また、会社の上司や先輩と飲みに行ったとき、勤続年数によって払う金額が設定されていたのだが、誰かが指定の金額よりも多めに出してくれたようで若手の私は端数の数百円だけでいいよ、と言われたこともあった。

PayPayでさくっと割り勘できる時代では、どのようなエピソードが生まれるのだろう。

引用元:【PayPay(1)
引用元:【PayPay(2)
参照元:【Walica

※サムネイル画像は(Image:​「PayPay」公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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