【2023最新】ChatGPTで発生する「Something went wrong.」など主なエラーの原因

ChatGPTは、AIがさまざまな質問に答えてくれるサービスですが、時々エラーが発生して使えなくなることがあります。エラーの内容や原因はさまざまで、対処法も異なります。こ
の記事では、ChatGPTで発生する「Something went wrong.」など主なエラーとその原因について解説します。また、エラーを回避するためのコツや対策もご紹介します。

「Something went wrong.」:一時的なサーバーエラー

「Something went wrong.」と呼ばれるエラーは、ChatGPTの利用者が集中する時間帯に発生することが多く、一時的な混雑や負荷が原因である可能性が高いと言われています。また、長時間ログインしていることや、質問の内容や長さによっても発生することも。

一時的なサーバーエラー1

エラーメッセージ「Something went wrong. If this issue persists please contact us through our help center at help.openai.com.」もしくは「Something went wrong, please try reloading the conversation.」は、ChatGPTのサーバーやネットワークに何らかの問題が発生していることを示しています

このエラーに遭遇した場合は、ページを更新する、別のチャットに切り替える、別のタブやブラウザでChatGPTを開くなどの対処法を試してみてください。また、時間をあけてから再度質問することで、エラーが解消されることもあります。

「An error occurred」:サーバー負荷が高くAIが回答生成ができていない

「An error occurred. If this issue persists please contact us through our help center at help.openai.com.」というエラーメッセージは、ChatGPTのサーバー負荷が高く、AIが回答を生成できていないことを表わしています。

このエラーは、ChatGPTの利用者が多い時間帯や、質問の内容や長さが複雑な場合に発生することが多いと言われています。

なお、このエラーが連発する場合、ChatGPT側がサーバー負荷対策を講じるまで完全に解決されない可能性も。ChatGPTで済ませたいことがある場合は、なるべく利用者が少ない時間帯(午前中や深夜)に利用することで、エラーを回避できる可能性があります。

アプリケーションエラー:ブラウザ側の翻訳機能をオンにしたまま質問

ChatGPTで質問を送信したときに、回答が表示されずにおかしな文章が出現し、「アプリケーションエラー:クライアント側の例外が発生しました(詳細については、ブラウザーコンソールを参照してください)。」というエラーメッセージが出ることがあります。

これは、ブラウザ側の翻訳機能をオンにしたまま質問をしているときによく出るエラーです。

ブラウザ側の翻訳機能をオンにしたまま質問1

ブラウザ側の翻訳をオンにしていると不安定になります。翻訳機能はオフにして使いましょう

その他のよくあるChatGPTの意図しない挙動

その他のChatGPTに関するよくあるエラーをご紹介します。

回答が英語で送信される

ChatGPTで質問を日本語で送信したときに、回答が英語で送信されることがあります。

回答が英語で送信される1

上記は英語で質問をしている例ですが、プロンプトに英語が長めに含まれていたり、また回答が途中で途切れた際に「go on(続けて)」など英語で指示をすると英語での回答に切り替わるケースがあります

このような場合は、質問を日本語に翻訳してから送信するか、回答を日本語に翻訳してから読むことで対処可能。 ただし、翻訳機能を使う場合は、前述のアプリケーションエラーに注意してください。

ログイン画面になかなかアクセスできない

無料版のChatGPTはサーバー負荷が高いと、ログインがしづらくなります。利用者が少ない時間帯を選ぶか、もしくはChatGPT Plusに切り替えましょう。

ログイン画面に中々アクセスできない1

有料版のChatGPT Plusはサーバー負担の影響を受けにくい。仕事などでChatGPTを利用する場合はChatGPT Plusの利用がおすすめ

ChatGPTがエラーで挙動が不安定な際の代替手段

ChatGPTのエラーがなかなか解消されない場合の代替手段として、「AIチャットくん」、「 Bing」、「Google Bard」をご紹介します。

AIチャットくん

「AIチャットくん」とは、株式会社piconが提供するLINE公式アカウントで、ChatGPTのAPI(GPT-3.5 API)を利用して開発されたLINE botです。

LINEに友だち追加するだけで利用できるので、ログインや認証の手間なく使えるのが特徴。1日5回まで無料でメッセージを送信できますが、月額980円(または年額9,800円)の有料プランに加入すると、メッセージの送信が無制限になります。

Bing

「Bing」とは、Microsoftが提供する検索エンジンで、Webや画像、動画、ニュースなどさまざまなコンテンツを検索できるサービスです。

最大の特徴は、「独創性」「バランス」「厳密」の3つのモードで質問できること。たとえばAIにクイズを考えてもらいたいときには「独創性」、プログラムのソースコードを考えてもらいたいときには「厳密性」など、その状況によって選ぶことができます。

Google Bard

「Google Bard」とは、Googleが開発・提供している会話型人工知能で、2021年に同社から公開された言語生成AIであるLaMDA(Language Model for Dialogue Applications)の軽量版を活用して開発されたサービスです。

2023年5月時点では日本語非対応ですが、高精度な翻訳サービス「DeepL」などを利用すれば、英語に慣れていなくても充分利用できます。

まとめ

エラーの大半は本記事で紹介した方法で解消しますが、ChatGPTのサーバー負荷が原因の場合については、ChatGPT側の対応策によるところが大きくなるため、一朝一夕では解決されないことも。

仕事などで使用する場合には有料版ChatGPT Plusの利用がおすすめ。また、「AIチャットくん」、「Bing」、「Google Bard」などのサービスを、状況やニーズに応じて活用すると良いでしょう。

オトナライフ編集部
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