ドコモ、au回線の「副回線サービス」6月1日から提供 – 音声通話と500MBで月額429円

2023年6月1日より、NTTドコモが「副回線サービス」の提供を開始する。KDDIの4G LTEサービスエリアでの提供となる。すでに、KDDIとソフトバンクはこのサービスを行っており、内容は同じだ。月額税込429円で、音声通話と最大300kbpsのデータ通信(月500MBまで)が利用可能となっている。また、法人向けプランでは月々の利用可能なデータ量が1GBまで、通信速度が送受信時最大1Mbpsで月額税込550円となっている。

NTTドコモ 2023年6月1日より「副回線サービス」の提供を開始

(Image:Alim Yakubov / Shutterstock.com)

副回線サービスは2023年5月11日(木曜)午前10:00より申込み可能。法人向けサービスは6月以降の提供開始※画像は一部編集部で加工しています

2023年3月29日、KDDIは「au」と「UQ mobile」ユーザーがソフトバンクの回線を利用できる「副回線サービス」を開始した。また、ソフトバンクも2023年4月12日からau回線の「副回線サービス」を開始した。そして、2023年6月1日よりNTTドコモもau回線の「副回線サービス」を提供予定だ。これで、大手3キャリアのサービスが出そろった格好だが、内容は統一されており、最大300kbpsのデータ通信(月500MBまで)で月額税込429円。国内通話料は22円/30秒。法人向けプランでは最大1GBまでのデータ通信で、通信速度が送受信時最大1Mbps、月額税込550円となっている。契約事務手数料が3,850円かかる。

格安SIMを副回線として登録しておく手も! ただ、機種によってはデュアルSIMが使えないものもあるので注意

SIMフリー

少し前までは、SIMフリーにもなっていない機種が多かった気がするが、今はデュアルSIM対応機種かという観点が出てきたスマホ

KDDIの大規模通信障害が起こったり、災害の多い日本においてスマホが使えなくなる事態は、生活に大きな影響を及ぼすことはわかる。では、やはり有事に備えて副回線サービスを契約しておくべきなのだろうか。と、契約内容を見ていると、もしかしたら格安SIMを副回線として契約するのもありかもと思う。たとえば、KDDIの格安プラン「povo2.0」。基本料金は無料で必要な分だけ追加して使うプランなので、年間440円でau回線を利用することができる。半年に一度は数百円のトッピングを追加しないとサービスが停止されてしまうが、それを踏まえてもお得な内容ではないだろうか。

ただ、格安SIMプランを利用したければ、デュアルSIM対応の機種でなければならないので注意しよう。1台のスマホにデュアル(dual/2重)、つまりSIMカードを2枚挿入して利用できる機種をiPhoneで見てみると以下の通り。

iPhone XR、iPhone XS、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13、iPhone SE(第3世代)、およびiPhone 14(米国以外で購入したもの)。さらに、iPhoneでは格安SIM2枚でのデュアルSIM運用ができない場合があるのでよく検討しよう。

有料で有事の際のために副回線を用意しておくことに消極的な意見もあるし、大手キャリアの副回線サービスを利用するのか、格安SIMを利用するのか。自分にとって何が最善か
考えたい。

引用元:【NTTドコモ
引用元:【NTTドコモ(副回線サービス)
引用元:【Apple

※サムネイル画像(Image:Alim Yakubov / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

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