Googleの折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」は25万円 – 革新的だけど高すぎじゃない?

かねがね噂されていた、Google初のスマートフォンがいよいよベールを脱ぐ。5月11日、折りたたみ式のスマートフォン「Google Pixel Fold」が7月中旬に発売される。日本のみならず、アメリカ、イギリス、ドイツの主要国に投入されるGoogleの意欲作だけに、話題になることは間違いない。折りたたみスマホはスマホ業界でもニッチな存在であり、実際に使用するユーザーは少数派だ。Google Pixel Foldはスマホユーザーを振り向かせることができるのか。今回明らかになった特長を紹介したい。

Google初の折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」その特長は?

Google初の折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」

Google×折りたたみスマホの化学反応はいかほどか(画像は「Google Japan Blog」より引用)

Google Pixel Foldは、その名の通り同社が手掛けるAndroidスマホ「Google Pixel」がバックボーンにある。Google Pixel専用のプロセッサにもとづき高水準の処理速度・電力効率を実現し、超解像ズームや夜景モードなどのGoogle Pixel 7 Pro に搭載されているプロレベルのカメラ機能、Googleフォトの消しゴムマジックなどの個性的な機能を備える。Androidを開発するGoogleによる純正スマホということから、数あるAndroidスマホのなかでも高い知名度を誇る。そのような有名シリーズから発売される折りたたみスマホとあれば、期待感は否応にも高まる。

Google Pixelを土台に、折りたたみ仕様が加わるGoogle Pixel Fold。開いた状態ではタブレットを彷彿とさせる大画面ディスプレイで使用でき、複数のアプリを表示・操作するのに適している。動画やゲームを大画面の迫力ある映像で楽しむことができ、書籍を快適に読めるのは折りたたみスマホならではの利点だろう。また、ノートPCの形状にするテーブルトップモードを使うと、ハンズフリーでスマホを使えるため、固定した状態での動画や写真の撮影やくつろぎながらの動画視聴など、さまざまなシーンに対応できる。

Google初の折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」02

(画像は「Google Japan Blog」より引用)

折りたたみスマホで懸念される耐久性についても、しっかりとカバーされているようだ。折りたたみ部位のヒンジは特別設計で、薄いながらも市場に流通する折りたたみスマホの中でも高水準の耐久性を誇る。IPX8 準拠の防水性能も兼ね備えており、タウンユースにも適したスマホといえる。

25万円超えの価格は高い? 革新的スマホはユーザーにどう映るのか……

Google初の折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」03

唯一無二のスマホだけに驚きを与えることは間違いない(画像は「Google Japan Blog」より引用)

Google Pixel Foldは6月20日からGoogleストア、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクで予約受付が開始される。間もなく争奪戦がはじまるが、気になるのは253,000 円(税込)という高価格設定だ。Google初の折りたたみスマホというふれこみは訴求力抜群だが、同価格帯にはiPhoneという人気ブランドが君臨するなかで、ユーザーを振り向かせることは容易ではない。折りたたみスマホを市場に定着させる起爆剤となるか、発売の動向にも注目だ。

引用元:【Google Japan Blog

※サムネイル画像は(Image:​「Google Japan Blog」より引用)

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