「オッヤ、光ファイバーのケーブルをバキバキにする」知らぬがゆえの悲劇 – 正しい巻き方は?

われわれが日常で使うケーブルには、さまざまな種類が存在する。ビニールで覆われているため、見た目はどれもただの一本の線だが、種類によっては扱い方や保管方法を間違うと、思わぬ事故や故障に繋つながってしまう。

2023年5月12日に投稿された、あき @aki_sawakaさん「【悲報】オッヤ、光ファイバーのケーブルをバキバキにする」というツイートには、結んだケーブルを撮影した1枚の写真が添えられていた。この投稿には、なんと1.4万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。

光ファイバーのケーブルは結ぶと壊れる!

読者の皆さんの中にも、ご家庭でケーブル類を管理する際、ぎゅっと結んで束ねているという方は多いはずだ。今回のツイートでも、結んだ黒色のケーブルを撮影した写真が添えられているのだが、問題はこのケーブルの種類が「光ファイバー」だったことである。

光ファイバーのケーブルをバキバキにする

(画像は「あき(@aki_sawaka)」さん提供)

光ファイバーは、ネット接続時の高速化に欠かせないが、中の素材はガラスやプラスチックという意外と繊細なケーブルだ。細い糸状の繊維でできた光ファイバーを、何本も束ねてビニールで覆っているのが画像のケーブルなのだが、上記のような素材でできているため、光ファイバーはその他のケーブルよりも圧倒的に強度が低い。少し曲げて使うだけでも、意外と通信に支障が出てしまうことでも有名だ。

そのため、今回の画像のように知らずに結んでしまうと、あっという間に内部が破損してしまうのである。

プラスチックならまだ使えるかも……

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「このタイプのケーブル地味に高いのに」といった何とも言えない落胆の声や、「親に言えば?普通にやばくね」と、家庭内での再発防止を訴えかける声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。

また、コメントの中には「石英のやつ?プラスチックのなら余裕で使えますよ」「結局のところ、本当にダメになったんですかね?巻きR径を割と小さくしても、思ったよりまだいけるって感覚もあり。プラスチック繊維の製品も多いし、締め付けられていないなら?」と、ケーブルの素材に最後の望みを託す声もあがっている。

しかし、投稿者のあきさん曰く、すでにケーブルからはジャリジャリとした音が聞こえているそう。さすがに破損が音でわかるレベルまで来ているのなら、もはや打つ手はないので、諦めて買い換えるしかないだろう。

光ファイバーケーブルの正しい巻き方は?

家庭で使用しているケーブル類というのは、気付くといつの間にか増えてしまうものである。そこまでケーブル関係に詳しくない場合は、整理整頓の際、画像のように適当に結んで、箱に放り込んでいるという人も多いのではないだろうか。

銅線のケーブルであっても、きつく結んだりするのはあまり好ましくないが、光ファイバーの場合は非常に脆いので、とにかく管理に気をつけなければいけない。では、保管の際にどうすればいいのかというと、光ファイバーのケーブルは円形に巻いて、一カ所をとめておくのがベストである。

(画像は「Amazon」公式サイトより引用)

収納時にはなるべく小さく巻きたくなるものだが、光ファイバーに関しては、折り目やねじれ、よじれも命とりなので、可能な限りケーブルに負荷がかからないことを確認しながら行ってほしい。

親がうっかり光ファイバーのケーブルを結んでしまい、内部が壊れてしまったという今回のツイート。

もしも、同居している家族や恋人が、光ファイバーの取り扱い方法について知らない場合は、この機会に教えてあげるとよいかもしれない。

※サムネイル画像(Image:「あき(@aki_sawaka)」さん提供)

オトナライフ編集部
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