お金が急に必要になったとき、頼りになるのが即日融資も可能な「消費者金融」からの借り入れ。とくにアコムは消費者金融の中でも最大手で、ATMなどの数も充実していることから、利用したいと考えている人も多いのでは。この記事ではアコムの審査に関する情報と、申し込みの流れなどについて詳しく解説します。
アコムの審査基準は厳しい?緩い?
アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する日本の消費者金融で、ローン事業やクレジットカード事業、信用保証などの事業を行っています。
簡単に融資が受けられるとはいえ、審査に通らなければ借りることはできません。そこで、アコムの審査基準や通過率などについて詳しく解説していきます。
なお、アコムでお金を借りると信用情報にどのような影響があるかについては、こちらの記事を参考にしてください。
アコムの審査基準と通過率
アコムの審査は「申込者の属性」及び「信用情報」を主な対象として、一定の基準に則って行われています。

アコムの審査通過率は約40%といわれており、他の大手消費者金融のローンよりも審査に通りやすい傾向にあります。金利も他社と大きくは変わらず、アコムは「高い確率でお金を借りられる消費者金融」として利用しやすい一社であると言えるでしょう
とはいえ、どの消費者金融も法律に従って審査を行うため、審査の厳しさに他社と大きな違いはないと言えます
アコム審査における必須条件:安定した収入と在籍確認
前述の通り、アコムの審査に通過するためには、安定した収入と返済能力、また信用情報が必要です。収入が不安定な場合や在籍確認ができない場合や過去の延滞歴など信用情報に問題がある場合、審査に落ちる可能性が高くなります。
アコムの審査に通らない主な理由
アコムの審査に通らない主な理由として、収入が安定していない場合や申込内容に虚偽がある場合、過去に延滞歴がある場合が挙げられます。それぞれ詳しく解説します。
収入が安定していない場合
アコムでは「収入の安定性が不十分と判断された場合」は、審査に通りづらくなります。収入が相当程度あっても審査に落とされるのは「安定性」という基準をクリアしていないから。つまり、収入が極端に多い月とそうでない月があるアルバイトなどは、安定した収入としては認められないため要注意です。
申込内容に虚偽が含まれる
申込時に虚偽の情報を提供すると、信用性が損なわれ審査に落ちる可能性があります。申込時の記載内容は「正しい内容」を必ず書きましょう。
過去の延滞・滞納歴
過去にローンの延滞や滞納の記録があると、返済能力が不安視されて審査に落ちることがあります。
ちなみに意外かもしれませんが、個人再生や任意整理の情報はCICには残りません。KSCにも任意整理の情報は残りません。債務整理の経験がある方も安心してくださいね。
参考元:アディーレ法律事務所
借入件数が多すぎる
「過去のローンの延滞」と同様に他社からの借入件数が多い場合も、返済能力への懸念が高まり審査に通りにくくなります。
総量規制に引っかかる
アコムのカードローンは総量規制の対象となっています。年収の1/3を超える借入ができないため、総量規制を超える額の借り入れに当たると審査に通りません。
アコムでの申込手続き:基本の流れと注意点
アコムでの申し込み手続きの基本的な流れと注意点を解説します。
申込の基本手順:Web申込から本人確認まで
アコムの申込手続きはWebの他、店頭窓口やATMで可能です。今回はWeb申込から本人確認までの手続きを順番にご説明します。なお実際に申し込む場合は、正確な情報の入力と所定の書類提出を行いましょう。

【7】今まで入力した内容を確認し、「お申し込みを完了する」をクリックすれば申し込みが完了です。アコムからメールが送られてくるので、指示に従いアコムのアプリを利用して必要書類の提出を行います。審査は必要書類の提出が完了してから開始します
必要な書類:本人確認と収入証明
アコムの申し込みに必要な書類は、「本人確認書類」と「収入証明書」の2つの書類だけです。

アコムの申込には、本人確認書類と収入証明書類が必要です。適切な書類を用意しましょう。本人確認書類としては、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、保険証が利用できます。収入証明書については、源泉徴収票や給与明細書などが必要となります
在籍確認の流れ:勤務先への電話は回避できる?
アコムでは基本的に在籍確認のために電話を掛けることはありません。もし在籍確認の電話が必要となる場合でも、同意を得ずに実施されることはありません。