3COINS(スリコ)の「ワンハンドシャッター」が超便利 – 片手でスマホの写真が撮れる!

スマホで写真を撮るときは、どうしても両手を使うことになりますが、そのような問題を見事に解決してくれる商品が3COINS(スリコ)に売られていました。その名もズバリ「ONE HAND SHUTTER(ワンハンドシャッター)」。これは、スマホを挟んで一眼レフカメラのようなグリップで、簡単に片手撮影ができる優れもの。そこで筆者は、さっそく実際に購入して使ってみました。価格は1,100円もしますが、果たしてその価値はあるのでしょうか?

スマホを一眼レフカメラのように片手で使える?!

最近のスマホのカメラは下手なデジカメより美しい写真が撮れるので、旅行の写真などもすべてスマホで撮る人も多いことでしょう。

しかし、スマホは基本的に両手を使わないと写真が撮れませんし、荷物を持っているときは片手で写真を撮るのが難しく、暗い場所では手ブレすることもありますよね。

そのような問題を見事に解決してくれるのが、3COINS(スリコ)で発売されている「ONE HAND SHUTTER(以下:ワンハンドシャッター)」です。

3COINS(スリコ)「ワンハンドシャッター」

こちらが3COINSで販売されている「ワンハンドシャッター」。価格は1,100円しますが、スマホを一眼レフカメラのように使うことができる製品です(筆者撮影)

ワンハンドシャッターは、一眼レフカメラのようなグリップにスマホを挟んで片手撮影ができる優れもの。スマホとはBluetoothでペアリングしてシャッターを切ることができます。

価格は1,100円と少々お高めですが、果たして本当に一眼レフカメラのように、スマホを片手で持ってサクサク写真が撮れるのでしょうか?

■ワンハンドシャッターのスペック

【対応スマホサイズ】約6.25~8.3cm/厚さ約1cm
【対応バージョン】iOS 5.1以上/Android 4.44以上
【本体サイズ】約8×8.8×4.5cm
【重量】約55g
【連続使用時間】約48時間
【Bluetooth】Ver.5.1(接続距離約10m)
【電池】コイン電池CR2016

ワンハンドシャッターのスペック1

ワンハンドシャッター本体の形は複雑なので、いろいろな角度から撮った写真を紹介します。左下写真のフック部分にスマホを挟むようになっているほか、三脚用のネジ穴もあります(筆者撮影)

ワンハンドシャッターのスペック2

パッケージの裏を見ると、挟めるスマホの幅は6.25~8.3cmとなっていますので、6.5インチ以上の大きなスマホは使えない可能性があります。必ず購入前に自分のスマホのサイズを計ってみてください

さっそくワンハンドシャッターにスマホを装着してみる!

それでは、さっそくにワンハンドシャッターにスマホを装着してみましょう。

今回、装着したのはiPhone 13(幅71.5mm・厚さ7.65mm)です。まずはワンハンドシャッターの上側のフックを開いてiPhone 13を固定します。このフックはかなり固いので力を入れて引っ張りましょう。

ちなみに、5.8インチのAQUOS sense4 lite(幅71mm・厚さ8.9mm)はまっく問題なく装着できましたが、6.5インチのOPPO Reno5 A(幅74.6mm・厚さ8.2mm)は、ケースを外さないと装着できませんでした。

やはり、6インチを超えるスマホは、多少サイズに注意が必要になるでしょう。

ワンハンドシャッターにスマホを挟む手順

ワンハンドシャッターにスマホを挟む手順1

ワンハンドシャッターの上側のフックを持ち上げて、スマホを固定しましょう。このフックはかなり固いので注意してください(筆者撮影)

ワンハンドシャッターにスマホを挟む手順2

実際に装着するとこのような感じになります(写真はAQUOS sense4 liteの例)。6インチを超える機種はケースを外さないと装着できないこともあります(筆者撮影)

ワンハンドシャッターにスマホを装着したら、Bluetoothで紐づけ(ペアリング)作業を行います。今回はiPhoneで手順を説明しますが、Andoridスマホも設定からBluetoothをオンにして、ワンハンドシャッター(表示名はBT PHOTO)を選択してペアリングすれば大丈夫です。

Bluetoothでスマホに紐づける手順

Bluetoothでスマホに紐づける手順1

まず、グリップのシャッターボタンを2秒以上長押しすると、緑のLEDが点滅します。これでワンハンドシャッター側のBluetoothがオンになりました(筆者撮影)

Bluetoothでスマホに紐づける手順2

次にスマホ側(iPhone)の設定を開き「Bluetooth」を選択(左写真)、Bluetoothがオンなのを確認して、ワンハンドシャッター(BT PHOTO)を選択します(右写真)

Bluetoothでスマホに紐づける手順3

画面に「Bluetoothペアリングの要求」が表示されるので「ペアリング」を押しましょう(左写真)。「BT PHOTO」が「接続済み」と表示されたらOKです(右写真)

スマホとBluetooth接続できたら、さっそくワンハンドシャッターで写真を撮ってみましょう。

そもそも、スマホで写真を撮るときは片手で本体をささえ、もう片方でシャッターボタンを押すことになるので、両手を使うことになります。

しかし、ワンハンドシャッターを使えば、グリップを片手で握るだけで写真が撮れるようになるのです。

ワンハンドチャッターで写真を撮ってみる1

通常、スマホで写真を撮るときは片手で本体をささえ、もう片方でシャッターボタンを押すことになるので、両手を使うことになります(筆者撮影)

ワンハンドチャッターで写真を撮ってみる2

こちらが実際にスマホをワンハンドシャッターに装着した状態です。まるで一眼レフカメラのようなグリップで、片手でシャッターを切れます(筆者撮影)

ワンハンドチャッターで写真を撮ってみる3

こちらは別角度から見たグリップのシャッター部分です。片手でシャッターを押すだけでいいので、なかなか快適に写真が撮れました(筆者撮影)

実際にワンハンドシャッターを使ってみると、グリップを片手で握ればいいので、まさに一眼レフカメラ感覚で快適に写真を撮ることができました。これなら、旅先で荷物を持ったままでもパシャパシャ写真を撮れるでしょう。

ただし、Bluetoothを利用しているため、どうしてもシャッターを押してから実際に撮影されるまでは1秒ほどのタイムラグがあります。もし、動いているものを撮るときはご注意ください。

ワンハンドシャッターをもっと便利に使う方法

ワンハンドシャッターは、文字通り片手でスマホの写真が撮れるのですが、それだけだとちょっと1,100円という価格は高いような気もします。

しかし、ワンハンドシャッターの用途はそれだけではありません。まず、ワンハンドシャッターの底面には三脚穴も用意されているので、三脚でスマホを固定させることが可能です。

しかも、シャッターボタンは本体から取り外してリモコンとして使えるので、自撮り写真を撮ることもできるのです。

ほかにも、旅先で家族や友だちと集合写真を撮るとき、三脚で固定してリモート撮影することも可能ですので、これはかなり便利ですよね!

ワンハンドシャッターをもっと便利に使う方法1

こちらが、本体に三脚を装着した状態です。くねくねのフレキシブル三脚ならいろいろな場所にスマホを固定できます(筆者撮影)

ワンハンドシャッターをもっと便利に使う方法2

ワンハンドシャッターのシャッター部分はスライドさせて取り外し可能ですので、三脚でスマホを固定したら、シャッターボタンをリモコンとして自撮りすることも可能となっています(筆者撮影)

ちなみに、ワンハンドシャッターはボタン電池(CR2016)だけで動作するため、約55gしかありません。それでも、連続使用時間は約48時間ですので2~3日の旅行なら十分使えるでしょう。

心配なら予備の電池を用意すればOK! と言いたいのですが、電池の交換には精密ドライバーが必要になります。長期間の旅行で使いたいなら、出かける前に電池交換の方法を確認しておいた方がいいでしょう。

ワンハンドシャッターをもっと便利に使う方法3

シャッターボタンのなかにボタン電池がありますが、交換するには精密ドライバー(+)がないとフタが開けられません。ただし、フタはカチッと止まるので、リモコンとして使用しないならネジをしなくても大丈夫かもしれません(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? 今回は3COINSのワンハンドシャッターを紹介しました。スマホがまるで一眼レフカメラのように片手で使えるので、実際に使って見るとかなり楽しい気分になります。

最初はこの片手グリップだけで1,100円は少し高いような気もしましたが、三脚を使用できたりシャッターボタンがリモコンになるなど、なかなか気の利いた機能も搭載されているので、今は納得しています。

ただし、ボタン電池の交換に精密ドライバーが必要になるのはやや不満が残ります。ドライバーなしで電池交換できればもっと使いやすくなるでしょう。もちろん、精密ドライバーは100均で買えばいいことですが……。

■ワンハンドシャッターの評価

【GOOD】
・軽量コンパクトでスマホの片手撮りが楽になる
・片手でもしっかりホールドできて手ブレを防げる
・三脚を使って固定できる
・シャッターボタンがリモコンになる
【BAD】
・6.5インチを超えるスマホは取り付けられないことがある
※6インチでもカバーを外さないと装着できないこともある
・シャッターを押してから1秒くらいのタイムラグがある
・ボタン電池を交換するのに精密ドライバーが必要

※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2023年6月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。

オトナライフ編集部
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