【YouTube】収益化条件が緩和、登録者数1000→500人/再生時間4000→3000時間に

マンション、高級車、プレミアグッズ……。お金に糸目をつけずに羽振りのいい暮らしを送るスターYouTuberは、いまや子どもから大人まで憧れる存在だ。一過性のブームコンテンツではなく、YouTubeは定番のコンテンツに、YouTuberは社会的に広く認知される職業となり、ユーザーの身の回りにもYouTuberとして生計を立てている人がいるのではないか。世間がうらやむ生活の主な源泉が、動画の広告収入であることは周知の事実だが、広告収益にも関係する最低条件が変更になったのをご存じだろうか。これをターニングポイントとなり、YouTuberとして活動する人が増えるかもしれない。

YouTube収益化も夢ではない!チャンネル登録者数や動画再生時間の基準引き下げ

【YouTube】収益化条件が緩和

YouTuberとして稼ぐためのスタートラインに立ちやすくなる(画像は「YouTube Official Blog」より引用)

6月13日、YouTubeは公式ブログに「YouTubeでクリエイターが収益を得るための方法」に関する記事ページを投稿した。同記事では、クリエイターが収益を得るための新たな基準が発表され、収益化を望むクリエイターにとって喜ばしい変更内容となっている。

YouTubeの登録チャンネルで収益を得るためには、YouTubeパートナープログラムの参加要件を満たす必要がある。参加要件の3本柱となるのが「チャンネル登録者数」と「直近12カ月の公開動画の総再生時間」と「直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数」だ。「公開動画~」と「公式ショート動画~」はいずれかが適用条件となる。これらの条件を満たすことで、クリエイターはYouTube上で収益を得ることが可能になるのだ。一般ユーザーとして動画を視聴していると頻繁に目にする「チャンネル登録をお願いします!」には、収益につながる切実な背景があったのだ。

今回の要件変更により、「チャンネル登録者数」は1,000人→500人、「直近12カ月の公開動画の総再生時間」は4,000時間→3,000時間、「直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数」は1,000万回→300万回と、それぞれ大幅な引き下げとなった。YouTuberとして収益化を実現できるハードルが下がったことを意味する変更である。

2023年は多くのクリエイターにとってYouTuberデビューの年に?

「チャンネル登録者数」は1,000人→500人、「直近12ヵ月の公開動画の総再生時間」は4,000時間→3,000時間に変更

稼げるのであれば“観る側”から“投稿する側”へ立場を変える人も増えるに違いない

一般ユーザーからすれば、華やかなスターYouTuberに憧れる一方で、「YouTubeで生計を立てているのはごく一部」と自分ゴトにしないのが普通だろう。しかし、今回の収益化の条件引き下げは、一般ユーザーのYouTuberデビュー、YouTuber界隈のライト層が本腰を入れることを促す目的があるはずだ。副業を認める企業が増えているこの時代、趣味も兼ねて動画を公開していき、その延長線上で収益化の道筋が見えるとなれば、YouTuberデビューは身近なものになるかもしれない。

引用元:【YouTube Official Blog
参照元:【TechCrunch

※サムネイル画像(Image:photosince / Shutterstock.com

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