電気代の高騰「節約のために工夫をしている」約7割、その節約方法とは?【ナビット調べ】

コロナ禍がひと段落してからしばらく経った6月だが、値上げラッシュが止まる気配はない。日本マクドナルドは7月中旬から東京や大阪などの都市部店舗で値上げを敢行し、私たちの暮らしを支える主要サービスにも、値上げの波が押し寄せていることがわかる。小売店や飲食店、生活用品など身近な商品・サービスの値上げだけでなく、日々、使う水道光熱費の値上げは、家計への影響が大きい。6月1日の使用分から大手電力7社は電気料金を値上げし、値上げ前と比較して最大2,700円ほどの値上げとなる。このような電気料金の値上げは、家計にどれほどのインパクトを与えるのだろうか。家計のリアルに迫る調査結果が発表された。

値上げの2023年、世間の90%弱が「電気代の高騰」を実感!

昨年より電気代の支払額が高くなりましたか?

「質問:昨年より電気代の支払額が高くなりましたか?(対象:1,000名)」電気料金は全世帯に関わる生活インフラ。値上げを感じるのは当然のことか(「株式会社ナビット」調べ)

データ・リストの販売、調査代行などを行うナビットは6月16日、全国の主婦を中心としたモニター会員1,000人を対象に「電気代について」アンケートの調査結果を発表した。調査期間は2023年5月と、東京電力や東北電力などの大手電力会社が値上げを行う以前の結果となる。それでも、電気料金が家計に与えるインパクトの大きさを示す内容となった。

「昨年より電気代の支払額が高くなりましたか?」の設問で、「高くなった」と回答したのは73.4%、「どちらかといえば高くなった」と答えたのは14.1%と、高くなった側の数値は合計すると87.5%となる。一方の「安くなった」寄りの回答者は合計6.4%と少数派であり、いかに世間が電気代値上げの影響を感じているかがうかがえる。節電や省エネ性能への買い替え、電力会社の見直しなど、電気料金を削減する方法はあるが、その削減効果は限られているのか、そもそも、削減に取り組んでいる家庭は少ないのか……。

節約は家計防衛のマストアクション! 代表的な節電方法は?

電気代を節約するために工夫していることはありますか?

「質問:電気代を節約するために工夫していることはありますか?(対象:1,000名)」こまめにライトを消す、エアコンをタイマーでオフにするなど、それぞれの節電方法がある(「株式会社ナビット」調べ)

電気料金が値上げするなか、「電気代を節約するために工夫していることはありますか?」の問いで「ある」と答えたのは74.2%にのぼった。節電方法として最も多かったのは「使っていない電気をこまめに消す」「こまめにスイッチを切る」といったコンスタントに節電を重ねる方法だった。他には「エアコンを極力使わない」という忍耐力を要する方法や、「エアコンの温度設定」で節電する“塵積って山となる”タイプの方法も散見する結果となった。

6月だが、すでに夏日が目立つなど、早くもエアコンをフル稼働する世帯もあるのではないだろうか。同調査レポートでは、手軽にできるエアコンの節電方法として、2週間に1回程度のフィルターのほこり掃除を紹介している。その効果、6畳用エアコンの場合は年間1,000円程度の節約につながるという。エアコン以外の家電も使い方・メンテナンス次第では千円単位の節約効果が期待できそうだ。家計の防衛策としてチェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:【株式会社ナビット
●ナビットの「1000人アンケート」は→こちら

※サムネイル画像は(Image:「株式会社ナビット」プレスリリースより引用)

オトナライフ編集部
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