皆さんは、スマホでゲームのアプリを楽しんだことがあるだろうか。スマホには基本無料で遊べるゲームが多いので、プレイを開始するハードルも低く、ふと気が付くと何十時間も費やしていた、という経験をした人も少なくないはずだ。スマホゲームは、大人でもつい夢中になって長時間遊んでしまうため、子どもだとさらにハマりやすく、途中で中断させるのは意外と難しいものである。
今日は、Apple製品を10倍使いこなす方法を日々紹介しているインスタグラマー・マリエ iPhoneアプリとApple活用術＠marie_okawaさんの投稿『iPhone 子供がゲームをやめる裏技』について、皆さんにご紹介します。
マリエ iPhoneアプリとApple活用術さんは先日、下記の文章とともに、なかなかスマホゲームをやめられない子どもに時間を区切って遊ばせる方法を紹介した動画をInstagramへ投稿した。
「子どものゲームの時間決めてる？我が家も決めてるんだけど、時間になっても「もうちょっと待って〜」が続いて上手くいかなかったことが 本当は自主的にやめてくれたら嬉しいけど、なかなか難しいよね さらにプチ反抗期の長男は注意すると逆ギレしてしまうことも そこで、我が家はiPhoneのアクセスガイド機能でアプリに制限時間をかけています！設定→アクセシビリティから「アクセスガイド」をONにしてゲームアプリ起動中にiPhoneの右ボタンを素早く3回押してみて！「オプション」から時間制限を設定できるので約束の時間を設定しておくと、時間になるとアプリが停止画面になって触れなくなります。終了1分前に予告してくれるのもいいみたい。私がうるさく言うよりも、アプリが終了することでちゃんとけじめをつけてくれるようになりました (お子さんによっては、強制終了で余計悲しくなってしまう子もいるかも。その子のタイプによって使ってみてください)そもそも時間を決めるのもいいことかなぁって悩むけど今は、「宿題などやるべきことが終わった後、時間を決めて遊ぶ」と息子たちと一緒にルールを決めてこの方法でやっています！みんなのおうちではどうしてますか？よかったら聞かせてください」
こちらの投稿には、多くの「いいね！」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
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「子どもがゲームをやめない」という悩み
前もってゲームで遊ぶ時間を子どもと相談して決めておき、約束の時間になったら中断する、というルールを設けているご家庭は多いはずだ。
そうでもしなければ、基本的に子どもから自発的にゲームをやめるということは、今のゲームのクオリティの高さから言っても、かなり難しいだろう。スマホゲームの開発側も、なるべくユーザーに長時間、遊んでもらえるようにと、さまざまな仕掛けやログインボーナスを用意し、あの手この手でプレイ時間を伸ばそうとしているのだから、当たり前と言えば当たり前のことである。
しかしながら、自分の子どもが勉強や食事などそっちのけで、ゲームに興じ続けられてしまうと、親サイドはたまったものではない。
（画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術（@marie_okawa）」さん提供）
実際に、投稿者のマリエ iPhoneアプリとApple活用術さんのご家庭でも、子どもがなかなかゲームをやめてくれず、言い合いになる場面もあり、困っていたそうだ。この問題、一体どうすれば解決できるのだろうか。
制限時間を設けられる「アクセスガイド」の設定を！
時間通りにスマホゲームを中断してもらうための対策として、マリエ iPhoneアプリとApple活用術さんが目を付けたのは、iPhoneの「アクセスガイド」機能である。アクセスガイドとは、「指定したアプリ以外を使用できないように制限をかける」機能のことだ。
気になる設定方法は、iPhoneの「設定」アプリ内の「アクセシビリティ」から、「アクセスガイド」をオンにする。続いて、パスコードを入力し、制限時間を決めればOKだ。アクセスガイドを開始するには、iPhone X 以降はサイドボタンを 3 回押し、iPhone 8 以前ではホームボタンを 3 回押すことで、設定を起動できる。
（画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術（@marie_okawa）」さん提供）
（画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術（@marie_okawa）」さん提供）
（画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術（@marie_okawa）」さん提供）
（画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術（@marie_okawa）」さん提供）
（画像は「マリエ iPhoneアプリとApple活用術（@marie_okawa）」さん提供）
マリエ iPhoneアプリとApple活用術さんのお宅では、iPhoneが自動で制限時間を通知してくれる、上記のシステムを子育てに導入したことで、子どもがきちんとゲームを時間通りにやめてくれるようになったそうだ。
ゲーム感覚で現実世界の時間を意識できる
アクセスガイドの設定では、アプリ起動中に残り時間の読み上げなども行ってくれるので、子どもからするとゲーム感覚で現実世界の制限時間を意識できるのかもしれない。ゲームに限らず、いつまでも親が子どもの時間を管理し続けるわけにはいかないので、小さいうちから自分で時間を意識するという癖をつけさせたい場合にも、今回の設定は効果がありそうだ。
なかなかゲームをやめてくれない子どもに、時間通りにゲームを終わらせるiPhoneの便利な設定を紹介した今回の投稿。皆さんもぜひ、子どもの自発的な時間管理の勉強に、アクセスガイドの設定を試してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像（Image:「マリエ iPhoneアプリとApple活用術（@marie_okawa）」さん提供）
