iPhoneが全年代で圧倒的人気と判明、意外にもAQUOSが60代から人気【happy iPhone調べ】

スマートフォン業界の最新情報が発表された。7月25日、スマホ情報メディアを運営するリュミエールデスポワールが「年代別スマホ購入動向調査」の結果を発表した。身の回りの人がどのようなスマホを使っているかは知っていても、年代ごとの人気機種を知る機会は滅多にないだろう。やはり、iPhoneが人気なのか、それとも意外な機種が支持を集めているのか……。

iPhoneが全年代で圧倒! 20代では70%以上のシェアを獲得

使用しているスマホの種類 20代

独自のブランドイメージとデザインはとくに20代を惹きつけている(合同会社リュミエールデスポワール「happy iPhone」調べ)

日本在住の10代~60代の合計600人を対象にした同調査では、各年代のスマホ使用状況を明らかにしている。対象機種にはiPhone、Galaxy、Xperia、AQUOS、Pixelなど有名どころが名を連ねている。

全体総評としては、iPhoneが全年代でトップシェアを獲得していることがわかった。若者向けの前衛的スマートフォンとして捉えられているのは過去の話、初代iPhoneの登場から15年以上が経過し、直感的な操作が可能なインターフェースと、無駄のない本体デザインは老若男女に受け入れられている。一方、世界規模では人気筆頭機種であるGalaxyが、iPhoneに大きく水をあけられており、国や地域によってシェア状況に違いがあることを再認識させる結果となった。

年代別に見ていきたい。iPhone使用シェア73%と突出しているのは20代だ。同社はこの結果について、Apple製品のデザインやユーザーインターフェース、ブランド自体が、若年層にとくに魅力的に映るためだと推察している。

10代では、iPhoneのシェアは若干低くなり62%。20代と同様にiPhoneが魅力的に感じる層ではあるが、スマホ業界でも高価格帯に位置するブランドゆえに、購入を断念するユーザーもいるのかもしれない。

60代はAQUOSが人気高騰! 液晶テレビでも認知されるブランド力が影響か

使用しているスマホの種類 60代

60代でもiPhone人気は顕在だ(合同会社リュミエールデスポワール「happy iPhone」調べ)

特筆すべき調査結果は、もうひとつある。60代ではiPhoneについで、シャープ社のAQUOSが人気を集めていることだ。iPhoneが43%、AQUOSは26%と手が届かない差ではない。年代が高くなるにつれて、iPhoneシェアが低下している点、市場全体が物価高騰傾向にあるなかAQUOSには価格面で優位性がある点を考慮すると、今後、この差は縮まる可能性は十分にある。

AQUOSの人気要因について同社は、日本語に最適化されたUI、高齢世代やスマホ初心者層が、使いやすい文字サイズやボタン設計など支持されていると分析する。AQUOSといえば、60代に液晶テレビの人気ブランドとしての知名度も高く、ジャパニーズブランドとしての信頼度の高さも人気を後押ししていると考えられる。

月々の契約料金や、本体購入費などが高額になりがちなため、家計防衛時には真っ先に節約の対象となりがちなスマートフォン。世相・家計状況の変化次第ではシェアに変動が起きそうなため、今後も業界動向に注目したい。

出典元:【happy iPhone
出典元:【happy iPhone/PR TIMES

※サムネイル画像は(Image:「AQUOS」公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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