楽天モバイルと言えば「Rakuten Link」アプリを使うことで、スマホや固定電話に無料で電話できるのがお得ですよね。そのRakuten Linkのデスクトップ版がリリースされ、パソコンでも利用可能になったのをご存じでしょうか？ そこで今回は、筆者がRakuten Link デスクトップ版（ベータ版）を使って、実際にパソコンから電話をかけてみましたので、具体的な設定方法や電話のかけ方を紹介します。いったいどのような感じなのでしょうか？
楽天モバイルの無料電話アプリ「Rakuten Link」がパソコンでも使用可能に！
楽天モバイルは人口カバー率99.9％、データ無制限で月額3,278円、Rakuten Linkアプリ利用で国内通話が無料と、まさに“最強プラン”の名に恥じない安さとサービスが魅力です。
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楽天モバイルは人口カバー率99.9％、データ無制限で月額3,278円、RakutenLinkアプリ利用で国内通話が無料。さらに楽天ポイントも貯まる、まさに最強プランです（画像は楽天モバイル公式サイトより転載）
「Rakuten Link」アプリを利用すると、固定電話やスマホに何時間電話をしても無料。さらに国際電話まで一部無料で利用できるのは、他社にはない大きな魅力となっています（画像は楽天モバイル公式サイトより転載）
そのような楽天モバイルが、2023年8月2日より新たなサービスを提供しました。それは、Rakuten Linkアプリの通話やSMS、チャットなど一部機能を、パソコンでも利用できるというもの。
楽天モバイルの公式サイトには、現在「Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）」が公開されており、楽天モバイルユーザーが、パソコンでスマホアプリ版の一部機能を利用できるようになっているのです。
●楽天モバイル「楽天モバイル、「Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）」を提供開始」は→こちら
■「Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）」の概要
【対応機種・OS】Windows 10以上/macOS 10.15以上
【利用できる機能】
・「Rakuten Link」ユーザー同士の個人チャット、グループチャット、国内通話、国際通話、国内ビデオ通話
・「Rakuten Link」を利用していない相手との国内通話、SMS 送受信、国際通話（有料）
楽天モバイルユーザーが、Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）をWindowsやMacにインストールすれば、無料で電話やSMS、チャットなどができるようになります。ただし、現在は試験用ベータ版です（画像は楽天モバイル公式サイトより転載）
Rakuten Link デスクトップ版アプリの利用方法は？
それではさっそく、Windows 10パソコンに「Rakuten Link デスクトップ版」をインストールしてみましょう。
まず、下記のリンクから「Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）」ぺージを開き、「今すぐインストール（ベータ版）」の「Windows」をクリックします。
すると、「Rakutenlink-1.13.0.exe」がダウンロードされますので、パソコンにインストールしましょう。
「Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）」が起動したら、パソコン画面にQRコードが表示されるので、スマホのRakuten Linkアプリを開いてQRコードを読み込みましょう。
これで、スマホ版の履歴や連絡帳などのデータがデスクトップ版のほうにも反映され、パソコンからRakuten Linkで無料電話をすることが可能となります。
●楽天モバイル「Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）」入手先は→こちら
「Rakuten Link デスクトップ版（ベータ版）」ぺージを開いたら、「今すぐインストール（ベータ版）」の下にある「Windows」をクリックすると、ダウンロードが始まります（画像は楽天モバイル公式サイトより転載）
ダウンロードが完了したらGoogle Chromeの場合は「フォルダを開く」をクリックするとダウンロードフォルダが開きます（上写真）。Rakutenlink-1.13.0.exeをダブルクリックして起動しましょう（下写真）
インストール途中でポップアップが開くので、「プライベートネットワーク」にチェックを入れて「アクセスを許可する」を押します（上写真）。インストールが終わったら、デスクトップに作成されたアイコンをダブルクリックしましょう（下写真）
Rakuten Linkが起動したら、画面下の「同意してはじめる」をクリックします
すると、画面にQRコードが表示されるので、スマホのRakuten Linkアプリで読み込みましょう
スマホのRakuten Linkアプリを起動したら、「通話」画面左上の設定ボタンをタップ（左写真）。メニューでは「QRコードを読み取る」を選択します（右写真）
スマホ版Rakuten Linkアプリのカメラが起動したら、パソコン画面のQRコードを読み込みましょう。これで自動的にスマホとパソコンのRakuten Linkデータが同期されます
初回はロードに多少時間がかかりますが、少し待てば、すぐにRakuten Link デスクトップ版が利用可能になります
Rakuten Link デスクトップ版で実際に電話をかけてみよう！
準備が整ったところで、さっそくRakuten Link デスクトップ版で実際に電話をかけてみますが、その前にスマホとパソコンが同一のWi-Fiネットワークに接続されていることを確認してください。
途中でスマホ操作が必要になりますので、楽天モバイルに加入しているスマホも手元に用意しておきます。
ちなみに、Rakuten Link デスクトップ版には、スマホ版アプリの通話履歴などもすべて同期されますので、画面左のメニューから「電話」を選択し、履歴にある電話番号横の「通話」アイコンをタップすることで簡単に電話をかけられます。
電話が発信されると、ネットワーク確認が行われてスマホ側に「通話を開始する」通知が届くので、これをタップすれば電話の呼び出しが始まります。
今回はヘッドセットなどがなくても、ノートパソコンのスピーカーとマイクで普通に会話することができました。
また、Wi-Fi経由での通話でしたが通話音声もクリアで、相手の声はわりとよく聞き取ることができました。
これなら、出張先でパソコンを開いて作業をしながら、本社の同僚と電話でやり取りするようなシチュエーションでは、かなり便利に使えるでしょう。
画面左のメニューから「電話」を選択し、履歴にある電話番号の横にある「通話」アイコンをタップすれば電話できます
もちろん、画面左側の「連絡先」を選択すれば、登録してある連絡先からも電話できますし、電話番号を直接入力することも可能です
今回は固定電話に電話してみましたが、そのままでは電話はかかりません。必ずスマホ側で認証しなければなりません
スマホ側に「Link 1件の通知」というメッセージが届くので、これをタップして認証すればOKです
すると呼び出しが始まり（上写真）、実際に通話が可能となります。電話を切るときは、画面右下の「通話を終了」を押せばOKです
まとめ
いかがでしょうか？ 今回は楽天モバイルの無料通話アプリ「Rakuten Link デスクトップ版」を実際に使って電話をかけてみました。
初回のみアプリをインストールしたり、スマホでQRコード認証を行う必要がありますが、そのあとは非常に簡単に、Rakuten Link経由で固定電話やスマホに電話をかけることができます。
Wi-Fiネットワーク回線の速度さえ速ければ音質も悪くなかったので、非常に使い勝手がいいと思いました。
なお、Windowsパソコンでは「スマートフォン連携」という機能が搭載されており、パソコンから電話をかけることも可能となっていますので、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
