工事費7万円を追加してようやく10ギガを実現!
というわけで、せっかく10ギガのフレッツ 光クロス本来の速度を出せなかった筆者ですが、どうしても納得できません。
そこで、内装工事をやってもらった業者さんに、玄関の靴箱上の棚からリビングまでLANケーブルの配線工事をできないか相談してみました。
ところが、工事代金はm/単位になると言われ、その見積金額は約7万円とのこと! これにはかなり悩みましたが、「せっかくの10ギガを体感したい!」という欲望が勝り、結局、LANケーブルの配線工事を依頼することにしたのです。

こちらが今回依頼した工事の概略図です。玄関の靴箱上の棚のONUから10ギガ対応LANケーブルをリビングまで新設し、そこにWi-Fiルーターを設置することにしました。これでリビングだけは10ギガに対応できるはずです(図は筆者作成)
というわけで、フレッツ 光クロスの初期工事費が2万円、さらにリビングまでLANケーブルを設置する工事費が7万円、合計10万円を支払って、ようやく自宅のリビングに10ギガを実現することができたのです。ちなみに、今回は新たにWi-Fiルーターも10Gbps&Wi-Fi 6対応のバッファロー「WXR-6000AX12P」を約3万円で購入してリビングに設置したので、この費用まで含めると13万円の出費になりました。
さっそく、リビングにおいてスマホのWi-Fi速度を測ってみると、実測値で1.1Gbpsを記録しました。当初は190Mbpsだったので、約5.7倍も高速になっています!
やはり、玄関にWi-Fiルーターを置いたときとはまるで違う速度なので、ようやく10ギガ対応フレッツ 光クロスの速度を体感することができました。
まとめ
いかがでしょうか? 9年前のマンションに引っ越して何も考えずに10ギガ対応フレッツ 光クロスを導入した筆者ですが、自宅のスイッチングハブやLANケーブルが10ギガ非対応であることはまったくの盲点でした。
結局、NTT東日本の初期工事費2万円+自宅のLANケーブル工事費7万円=約10万円を払うことになってしまったので、もし、古いマンションで10ギガ対応フレッツ 光クロスを導入しようと思っている人は、自室のLAN環境がどうなっているか、事前に調べてからにしたほうがいいでしょう。
なお、自宅のWi-Fiが遅いと感じたら、こちらの記事を参考にしてください。もしかしたら意外なことが原因かもしれませんよ。