コミケの同人誌、価格設定は「高い」と感じる約4割、平均予算は?【otalab調べ】

ゲーム・アニメ・漫画といったサブカルの情報を配信しているWEBメディア「otalab」が、2023年7月12日から23日までの期間、47都道府県在住の15~49歳の男女にコミケに関する調査を実施した。その結果、8割の人がコミケの存在を知っていることが判明。Otalabではさらに、コミケを訪れる人の目的や平均予算などについて詳しくアンケートを実施している。

コミックマーケットについての調査

コミックマーケット(通称:コミケ)とは、コミックマーケット準備会が主催するマンガ・アニメ・ゲームその他周辺ジャンルの自費出版(同人誌)の展示即売会。企業ブースの出展やコスプレイヤーの参加もあり、その規模は世界最大ともいわれている。2022年12月に東京都江東区の東京ビッグサイトで行われた「コミケ101」は、2日間で約18万人が来場した。

コミケの存在を知っている?

コミケの存在を認識している人は8割以上(「otalab」調べ)

ゲーム・アニメ・漫画といったサブカルの情報を配信しているWEBメディア「otalab」が、2023年7月12日から23日までの期間、47都道府県在住の15~49歳の男女にコミケに関する調査を実施。8,788人に「コミケの存在を知っていますか」と質問すると、「知っている」と回答した人が52%、「存在は知っているが内容は知らない」と回答した人が30%で、「10~40代の8割以上がコミケの存在を知っている」という実態が明らかに。

訪れる人が一度に使う平均金額は5,000円~10,000円

コミケにまた行きたいと思う理由は?

(「otalab」調べ)

調査では「コミケを知っている」と回答した人のなかからさらに551人を対象に詳しいアンケートを実施。コミケにいく理由や、一度で使う金額などを詳しく調査した。コミケにいく理由では「同人誌を買う」「雰囲気を楽しむ」という声が上位を占める結果に。ほかにもコスプレの写真を撮ることや共通の趣味の人と交流することを理由に挙げる人もいて、同人誌の売買以外を目的にコミケに足を運んでいる人も一定数いるようだ。

(「otalab」調べ)

同人誌の値段設定は作家が決めるが…(「otalab」調べ)

さらに、アンケートからは一度のコミケで使う平均金額について「5,000円以上10,000円未満」と回答した人が最も多いことも判明。一方で、同人誌の価格設定について「高い」と感じている人が4割以上いることもわかった。「妥当」「安い」と感じている人もいるが、それらの人について「作品に対してだけではなく、その作品を生み出してくれた作家への感謝の気持ちや活動を応援する気持ちも含めての価格だと考えている人も多いのではないかと考えられる」と同社は分析している。

出典元:【otalab

※サムネイル画像(Image:slyellow / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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