Google「Pixel 6a」2023上半期Androidスマホ売れ筋NO.1に

BCNは、2023年上半期(1月1日~6月30日)のAndroidスマートフォン実売台数ランキングを発表した。このランキングは、全国の主要家電量販店やネットショップにおける実売データを毎日収集・集計しているPOSデータをもとにしたもの。結果はGoogleの「Pixel 6a」(au版)が1位を獲得。2位には同じく「Pixel 6a(Softbank版)」が入り、同一機種でワンツーフィニッシュを決めた格好だ。

au、Softbankともに「Pixel 6a」が一番人気に

Pixel 6a

2023年上半期売れ筋No.1はPixel 6aに。OS(3年)、セキュリティ(5年)のアップデートを保証しているので、長期利用も安心だ(画像は「ソフトバンク」プレスリリースより引用)

Pixel 6aは、店頭販売価格は5万円前半台(au版)。比較的手ごろな値段ながら、Google Tensorチップ搭載で優れた処理性能を誇る。6.1インチフルHD+ディスプレイやカメラ性能も好評なコストパフォーマンスの高い機種で、昨年の発売以降、順調に売り上げを伸ばしてきた。また8位には上位モデルの「Pixel 7(au)」もランクイン。最新のGoogle Tensor G2チップを搭載。動画でも背景をぼかせるシネマティックぼかしや顔認証、IP68防水・防塵に対応している。

その他、OPPOの「Reno7A」が3位と10位(Y!mobile)ランクインしたほか、6位にはFCNT「arrows We FCG01」が入っている。FCG01は新生活商戦で地道に販売台数を積み重ねた結果が表れた形。ただ、同社が5月末に民事再生手続きを開始した影響で、6月には失速している。現在もドコモほか3キャリアによる販売は続けられているものの、同社がすでに携帯端末の製造・販売事業からの撤退を表明しているだけに、今後はユーザーとしても手を伸ばしにくいところだろう。

約4年ぶりにドコモも販売再開。Pixelシリーズのさらなる拡大に

(Image:Palette vetra / Shutterstock.com)

ドコモでの扱いは久々のPixelシリーズとなるPixel 7a。下半期にはランキング上位に入ってきそう

さらにベスト10以下に目を向けると、14位には5月に発売されたばかりの新機種「Pixel 7a(ドコモ)」もランクインした。ドコモでは2019年5月発売のPixel 3a以来、Pixelスマートフォンの販売は約4年ぶり。それだけにユーザーの期待も高かったことが予想され、2カ月弱の販売期間ながら大いに健闘を見せた。7に比べるとカメラ性能や充電性能(7が20W急速充電、20Wワイヤレス充電に対して、7aは18W急速充電、7.5Wワイヤレス充電)など、当然劣る面はあるものの、aシリーズならではのコスパの良さはやはり魅力。ドコモ以外の他キャリアでも今後数字を伸ばしていくことは間違いないだろう。BCNでは下半期も6aは好調を維持しつつ、7aの上位入りも濃厚とみている。いずれにしても今後、日本Androidスマホ市場でPixelシリーズがますます大きな割合を占めていくことは間違いなさそうだ。

出典元:【BCN+R

※サムネイル画像は(Image:「ソフトバンク」プレスリリースより引用)

オトナライフ編集部
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